聞くのが怖い・・・・

「相手の話を聞くのって怖くありませんか?」

これはコーチングセッションの中で、クライアントの方から発せられた言葉です。
これを聞いて私も大いに頷きました。

コーチングの本を読んでみて、部下の話を聞こう、クライアントの話を傾聴しようと思い、始めてみると・・・・・・聞きたくない話、答えに窮する話というのが出てきます。

「相手の話を聞けばいいんだろ?そんなの簡単だ」と思うかもしれませんが、今まで通り、相手の言葉に耳を傾けず、自分のやり方を通すほうが実はずっと楽なのです。

答えに窮する自分を見たら、部下は自分をできない上司だと思うかもしれない・・・・だったら、質問させない方が良いと本当に思いますか?
貴方が部下だったときに、上司が、この質問には答え難いだろうと思うことを、部下の貴方はきちんとわかっていたと思いませんか?

部下と言うのは、上司以上に自分のことをよく見ているな・・・・と私はいつも思います。

親が子供を見るより、子供が親を見る眼のほうが鋭いのと同じなのかもしれません。

貴方が綺麗な答えを出せないのを、部下もクライアントも恐らく知っています。
そういう時に貴方がどういう態度を取るのかを見たいのかもしれません。
また執拗にクレームをあげてくる部下やクライアントというのは、単に貴方に目を向けて欲しい、大事に取り扱って欲しい、と思っていることが多々あります。
貴方に注目されたいので、振り向いてもらえるように、どんどんエスカレートしてあれこれとごちゃごちゃ言ってきていることも多いようです。
(こう思うと本当に自分の子供のようです・・・・笑)

私のクライアントの方でも、部下と1対1の時間を定期的に取るようになり耳を傾けるようになったら、それまであったチームのモチベーションを下げるような発言や上司の悪口の吹聴といった部下の問題行動がおさまったそうです。
さらにはこれまでは文句ばかり言っていたのが、問題点を指摘するだけでなく、その後こうしたほうが良いのでは?とあれこれ意見を出すようになり、今では頼りになる部下の1人となったそうです。

コーチをやっていても聞くのは私も怖いです。
でも、聞かないで知らないところで何かが起こるのは、もっと怖い。
そう思って今日も頑張って耳を傾けてこようと思います。

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