書き写しで文章力アップ

Media Markerに引用文が登録できるにようになって、すこぶる使い勝手がよくなった。

読んだ後の感想をまとめるのは、なかなか時間がかかるし、結構なモチベーションがいるので、面倒になってしまうことが多かったのだが、そういう時には読みながら貼っておいた付箋をもとに、文章を登録しておくと、あとでその本を思い出すのにとても役立つ。

ブログにまとめるときに引用文をそのまま使うのにも非常に便利。

最近は気になる本はまず図書館で借りて読み、この本は再読する可能性が高いと思うと、Kindleで購入するか、書籍で購入するか…というのを決めて、それから購入するという流れにしている。そうじゃないと、やたらに本が増えて置く場所がないから。

引用文を登録しておくと、これだけ登録してあれば手元の本がなくても、また借りれば良いや…という本も結構あることに気がついた。

さらにもうひとつメリットがあって、作家の書いた文章を書き写す(入力する?)ことによって、文章の勉強ができること気がついた。

その人の文章のリズム感が書き写すことによって実感できるのもすごく楽しいが、中でも私が気に入っているのが、句読点を打つタイミングを知ること、それからどうしてこの人はこの語彙を使ったのだろうか?とか、どうしてこの部分は漢字を使わずに、カタカナやひらがなを使うのだろうか?と考えさせられるのが面白い。

一例を挙げる。
以下は、先日読了した「こんな夜更けにバナナかよ」という本からの引用。

そこが魅力っていうのもヘンな話ですけど、フツウは他人に見せないだろうなってっていう面まで見せてくれる、すごい正直な人だなと思いますね。ズルイとこ ろもあるし、嘘ついてもバレバレだし、女のコに介助されるときはうれしそうにしてるし、そして、何度も死を乗り越えたらしいですけど、自分でそれを言うあ たりがウサン臭いんですよね。
 たまに、『タロウ、オレってカリスマかなあ』とか聞いてきますからね(笑)。ホントに困ったオヤジだけど、もぉしょうがないのーって思わせる人なんですよ」 (P356)

「ヘン」「フツウ」「ズルイ」「女のコ」「タロウ」「ホント」「オヤジ」などカタカナがたくさん出てくることによって、語っているボランティアが若い人だなというのが読者に伝わってくる。
句読点が多めなのも淡々と喋っているというよりも、とつとつと喋っている感じが伝わってくる。ああ、なるほどね、と書き写しながら感じたことだ。

そういえば以前に、書き写しで文章力をアップするという本があったなぁと思い出した。
これだった↓

この本は説得力があって、私もレビューで★4つ(最高は★5つ)をつけた。
影響されてやってみようと思ったのだが、忙しくてそのままになっていた。うろ覚えだけれど、確かこの本にも手書きで写さなくても良いと書かれていたような記憶がある。
2010年読み終えてそれきになっていたが、今になってようやく取り組むきっかけを得て、効果を実感している。

そういえば、一時期、朝日新聞の天声人語を書き写すというのも流行っていたが、個人的にはここ数年の天声人語はかなり劣化していると思う。何度読んでも意味がさっぱりわからない日も結構ある。これは私だけじゃなくて、コラムニストの小田嶋隆さんもどこかで書いていた気がする。
書き写しの文章量という意味ではちょうど良いとは思うんだけどね。

まぁ、好きな文章を時々書き写しながら、自分はどうしてこの文章が好きなのかなぁと考えてみるほうが文章は上達すると思うな、私は。

ちなみに上記でサンプルで上げた本はこれ↓
すごく読ませる本なので、レビューをブログに書きたいのだが、書きたいことが山のようにあって現在整理中のため、まだアップ予定が未定。ご興味ある方はクリックしてぜひAmazonのレビューを先にどうぞ。

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