20年後の自分

以前、どこかにも書いたのだが、私の想像する未来は私が40歳で止まっている。

40歳で死にたい・・・というわけではなくて、子どもを産んだ年齢が20歳だったので、その時、ざっくりと40歳までの自分を想像しただけである。
でも、そのせいか40歳以降の自分を色々と考えようとしても何も浮かばなくて、漠としてしまい、結局は自分自身の未来を見つめるというその作業を途中で止めてしまっていた。

今後の仕事のことを整理したく、久しぶりにコーチとお会いして色々と聴いていただいた中でふと「20年後の自分をとりまく人はどんな人たちか?」「自分を取り巻く環境はどうなっているか?」と質問された。
私はそのころには、56歳で、娘は36歳、夫は61歳・・・と考えたところで、さーっと20年後の自分が見えた。

同性異性問わず、国籍問わず、年齢問わずで多分たくさんの人が周囲にいて、多分そのたくさんの人をサポートする仕事についている自分。
組織に属さず働く自分。
家はもっとずっとシンプルになって、物が減った分さらに夫と仲良くしている自分。
そういったことが急にぱーっと見えたのには自分でもびっくり。

このところの景気上昇から、どこの企業も人手不足感があり、社員で採用したいという話をいくつかいただいた。
そのうちのいくつかは仕事自体に興味はあるんだけれど、今の自由なワーキング・スタイル(体調の悪い午前中は基本働かない、平日は1日休む等)をとても気に入っているので、このスタイルを手離すのが惜しい。
子どもが20歳になるまでは、このぐらいの働き方のほうが後で後悔しないような気がしている。

とはいえ、景気がいいから個人事業主ででもどんどん仕事がくるけれど、これでずっと続くのかしら?という懸念はあるし、好奇心にまかせて仕事を受けるので、多種多様な仕事が並行しており、何の仕事する人なのかコーチ以外の部分は自分でもよくわからない・・・・という状況もある。
自分自身では、そんなことを悩みというほどでもないが、ぼんやりと考えていた。

コーチに話をしたおかげで、20年後の自分の姿見えたとき、自分の今の路線は間違えてないとはっきりと自信が持てた。
もう一つ感じたのは、たとえ正社員の仕事を引き受けても20年後はああいう姿になるはずだということも確信できた。(どうしてだか文章で述べられる根拠はないのだけれど・・・)
自分のやっていることに確信が持てるとエネルギーが湧いてきた。

「貴方の周囲であなたに一番エネルギーを与えてくれているのは誰ですか?」
セッションの冒頭にコーチから投げられた質問だ。すぐ近くの人の顔も、古い懐かしい友人の顔も浮かぶ。
そして、私が周囲にエネルギーを与える人になりたい・・・としみじみ思った。
セッションのヒトコマ。

追記:
上記は、8年前の記事になります。
うーん、夫とのところだけ、軌道修正が入りました(-.-;)
が、物も減り、離婚したら、夫とは仲良くなったのである意味あっているのかな…ちょっと想像とは違いますが(*^^)v

それ以外はそのまま概ねそのままでしょうか。今やっている顧問の仕事は、たくさんの人をサポートする仕事というよりもいくつかの企業をサポートする仕事という感じはしますが、まぁ、それはイコール人のサポートだったりもしますから。

44歳になって、子供も2年前に社会人になり、自分が何歳まで生きるか…というのに、全く想像がつかないのは今も同じかな。
何歳まで生きるかはともかくとして、一人できっちり死ぬにはどうやって生きれば良いのか?というのは、離婚をしてからよく考えることです。
今から、20年後は64歳。生きている間はずっと仕事していたいなぁと思います。どうやったら、ずっと仕事できるのかなぁ…というのも最近良く考えることですね。

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