英語についてはもう諦めませんか? 1

「今年の目標」、「これから頑張りたいこと」、というようなお題があると、必ず出てくるのが、「英語ができるようになりたい」という話。コーチングでも最初に抱えた問題が解決して落ち着いて、好循環に入りだすとずっと気になっていた「英語を身につける」というのが登場します。

このブログの中では、「ガイシの英語」というシリーズで時々英語の話を書いていますが、私自身は決して英語が得意でもないし、どちらかと言うとややアレルギー気味ですらあることを自覚しています。

少し、私自身の英語について話をします。
あまりおおっぴらにしたくないのですが、私は高校卒業後に英語専門学校に2年通い卒業しました。
英語が好きだから進学したというよりも、早く進路を決めて遊びたい私にとって受験日がものすごく早くて有難い、そして自宅から自転車で通え、なおかつ就職率が100%だったから選んだという安直なものです。
まぁ、英語ができたら仕事の役には立つだろう…ぐらいとは考えていました。ちなみに高校時代の英語の成績は可もなく不可もなしという感じ。

専門学校ですから、一般教養の授業はなく、ひたすら英語の授業で、そのうち半分はNative Speaker の先生です。毎日そんなのが5〜6時間あるのですから、素晴らしい学習環境です。
一般の英会話スクールだったら、いくら掛かるのか…と思うとゾッとします。

専門学校は大学に比較すると、極端に出席率にうるさいです。中でも私のいた学校は90%以上の出席率がないと、進級できませんでしたので、高校はサボりまくっていた私も専門学校には足を運びます。
しかし、時代はバブル期です。遊ぶのとバイトに忙しくて、本当に授業は出るだけ、もちろん遊び疲れて寝ている場面も多いわけです。
ということで、素晴らしい学習環境の中でも、ろくすっぽ英語力を身につけず、そのまま卒業。ここで身につけたものでもっとも役立ったのは、英文タイプの授業ぐらいです。おかげさまで今でもタッチタイピングは早い方だと思います。

ま、そんな英語専門学校にいたのに、卒業時での英語力はおそらくTOIECで600点届かないぐらいだったのではないかと思います。

その後、社会人になり私も何かの雑誌などを見るたびに、英語を身につけなくちゃと考えるようになりました。
しかし、以前「私の職務経歴書1:事務派遣時代」にも書きましたが、私は派遣時代に英語がイヤでITに走ったという経緯もありまして、どうにも苦手意識も強く、時折、ブームになる英語の教材本を買っては、心を入れ替えて頑張ろうなどと思うのですが、ちょっと勉強しては途中で投げ出すというよくいるタイプの一人でした。

そんなことを20代後半まで繰り返し、そこにたまたまヘッドハンターがやってきて外資系企業を薦められました。
このままだらだら自分で勉強して英語ができるようになるとは到底思えなかったので、外資系企業で英語を実践で使いながら勉強し身につければよいだろうと入社しました。

その時の面接は、日本の部署だったため、英語の面接はなくてもちろん英語が得意ではない旨を正直に話しましたが、外資系のInterviewではよくあることですが、「英語にアレルギーがなければ大丈夫です」ということで、あっさり入社することとなりました。

わりと誤解されている方も多いようですが、外資系に入社するのに高い英語力を求められる職種というのはそう多くありません。本社と頻繁にやり取りする部署以外は、英語アレルギーじゃなきゃOKというムードです。多分、いればそのうちできるし、英語って別に難しいってものじゃないからね…と捉えている人が多いからではないかと思います。
それから、英語ができない人を周囲が助けるなんていうのは日本の会社と違って、基本ありません。本人が苦労するだけですから、やる気があるならいいのでは?というムードもあります。

英語アレルギーがある人というのは、一般に英語の苦手意識が高く、英語を見るだけだでゾッとしてその場から逃げ出したくなるような人のことです。私は入社するまで、そこまでひどくないと思っていましたが、入ってみたらどこもかしこも英語だらけで、英語アレルギーを発症してしまったと自分では思っています。
(なんか花粉症に近いかも、自分の中の許容量を超えるとアレルギーが出てくる感じ)

今は英語を使って仕事をしたり、情報収集をしたりというのは、外資系時代の10分の1ぐらいになりましたから、極端に英語に触れる時間は減りました。それでもIT業界にいる以上は、この先もゼロになることはなさそうです。

さて、話を戻すと、英語がずーっとネックで引っかかっている人、つまり過去の私のような人、というのは、以下のようなパターンになっているようです。

1. 英語ができないと将来仕事がなくなるかも、もしくは給料が右肩下がりになるかも…将来仕事の面で困るかも…と漠然とした不安を持ち、いつもの頭の隅にモヤッとしたものがある。

2. なんだか話題になっている英語教材があるらしい…。

例)「瞬間英作文」「英会話絶対音読」「English Grammar in Use」「DUO」その他、NHKを使って学ぶ方法や、TEDを使って英語を学んだり、映画を使って学んだり、多読のオススメ本があったり、中学生の文法からやり直す本があったり…

3. 話題になっている英語教材を調べたり、立ち読みしたりしてみると、
「誰でもできる」「必ずできる」「作者である私はもともと…こーんなにできなかったけれど、この簡単なメソッドでこーんなにできるようになった」「このやり方なら楽しく短時間で続けられる」…というようなことが書いてある。

4. 「これなら自分でもできそう!」と思って教材購入もしくは、ネットに書いてある学習法にそって学習を開始。

5. 大抵の場合は、三日坊主にもいたらず終了。(コーチングで見聞きしている限り、3日間連続で続くと継続率は結構高くなります。1週間続くと相当継続率が高くなります。大体の場合はここまで来るのがかなりのハードルです)

6. 結果:著しい自己肯定感の低下、自分自身への信頼度の低下が生じます

ここからしばらく時間が経過すると、当初の1に戻ります。

1. 英語ができないと将来仕事なくなるかも、もしくは給料が右肩下がりになるかも…将来困るかも…と漠然とした不安を持ち、いつもの頭の隅にモヤッとしたものがある。

・・・・・。

私は英語を身に着けようと考える人のこういう流れをコーチングや仕事の場面でたくさん見ています。

このような場面に遭遇するたびに、一番問題だと思うのは、「著しい自己肯定感の低下、自分自身への信頼度の低下」です。これが後々非常に厄介だな…と思うのです。

長くなってしまったので、この続きはまた次回。

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