私のキャリア戦略で最も効果があったもの

あなたのキャリア戦略で一番効果があったものは何ですか?
・・・と聞かれたら、

「やりたくないことをやらなかったこと」

だと答える。

絶対にやらないと決めていることは、私の場合結構山ほどある。

1. 事務系の仕事にはつかない(いわゆるアドミ業務に全く才能が無い。間違いだらけである上に、仕事も雑である)

2. 満員電車には乗らない
(疲れきって、後から何もできなくなるので、結局コストが見合わない)

3. 毎日オフィスに出社して、基本オフィスにいなさい・・・という仕事には絶対につかない
(じっと一箇所に座っているのが苦手である)

4. 次の一手にならない職場、経験を積んでも先に生かせない仕事は引き受けない

5. 頭の悪い上司とは仕事をしない
(結局、そういう人って後々クビになったりするんだけれど、普通の会社って(私から見ると)一般にかなり決断が遅いので、クビになるまで待ってその間一緒に仕事するっていうのが、また時間の無駄。ひどい時には体調も悪くなるしね)

6. 自分の経験が生かせない仕事はしない(一から出直し?冗談でしょう・・・・)

上記は一例だけれど、若い頃から一貫してやりたくないことは、はっきりしている。

そして、やりたくないことをいかにやらないで済ませるかのためだけに、私は(結構猛烈に)作戦を立て、投資をし、そのことにのみ集中して職を選んできたし、今もそうしている。

「やりたくないこと」をはっきりさせるのは、「やりたいこと」をはっきりさせるより、ずっと簡単で早く決められて、効率が良いと思う。

もちろん、「あー、こりゃまずいね」と思うような仕事を間違って引き受けてしまうこともある。
そういうときは、猛ダッシュで抜ける(笑)
「やりたいこと」を我慢するより、「やりたくないこと」を我慢するほうが、間違いなく身体に悪い。
そして、「やりたくないこと」をやり続けると自分の中にある「勘」みたいなものがだんだん鈍ってきしまうと思うし、何となく毎日が投げやりになってくる。

コーチングで見ていても、とにかく人間ってやりたくないことは、本当にできないんだなぁ・・・としみじみ思う。

もしもあなたが、今後の自分のために「もっと読書量を増やそう」「人脈を作ろう」「資格を取ろう」・・・なんて思って、毎日決断しても、ちっとも進まないのであれば、それはあなたの本心にとって「やりたくないこと」である可能性が高いと思う。

「やりたくないこと」を、やらなきゃ、やらなきゃと自分を攻め立てるのは、私が思うに多分あんまり効率的ではない。

人間の可能性は無限だけど、才能も人生の時間も有限なのである。

追記:
上記は2009年に書いた記事で、概ね今も考え方は変わっていないと思うが、私自身の変化で「6. 自分の経験が生かせない仕事はしない」というのは、今はそんなことない。
むしろ積極的に引き受けるようにしている。

積極的に引き受けるようになった理由は、自分が全然やっことのない仕事を引き受けて失敗することによって、自分の自信みたいなものを打ち砕くため。
仕事も20年以上していると何となく、自信らしきものがついてきて、ちょっと手抜きしてみたり、勉強を怠ったりというのが知らず知らずに出てきてしまうようだ。
そんな時に、経験のない仕事をやってみて、初心に戻るというのがキツイ荒療治ではあるが、かなり効くのである。

ただそうは言っても、さすがにこれだけ色んな仕事を長年に渡ってしていると直接の経験ではないものの、何かしらこれまでの経験から活かせるものも見つけることができて、ああこの手のスキル(仕事の基礎力みたいなもの)は、どの場面でも使えるのだなぁ…とわかったり、表面的には華やかなスキルだけれど、これは使える業種がかなり限定されるのだなぁ…とか色々と見えてきて面白いものがある。

もちろん、その他にも新しい知識や考え方が身についたり、知的好奇心が刺激されたりもするので良いこと尽くめだなぁと遅ればせながら気づいた次第である。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. NO IMAGE

    2005.08.23

    ふっきり力
  2. NO IMAGE
  3. NO IMAGE
  4. NO IMAGE
  5. NO IMAGE
  6. NO IMAGE

コメント

コメントをお待ちしております

HTMLタグはご利用いただけません。