カテゴリー: 本

2020年:読んだ本 ベスト5

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【2020年読書概況】 昨年の2019年は読書管理ツールでさんざん困らされたので、今年はずべてExcelで集計しました。いつまでサービスが存続するかわからず、サービス内容も度々変更が行われる無料の読書管理ツールにはほとほと懲りましたので、しばらくこの形式のままだと思います。 さて、2020年12月28日現在、読了数は284冊。(再読本は含んでいません)とても多いように見えますが、漫画をのぞくと例年 […]

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次回の読書会:サードプレイス#10「皆さんの積読本」

2021年最初の読書会:第10回サードプレイス・オンライン読書会は趣向を変え、「皆さんの積読本」をテーマといたします。 読もうと思って張り切って入手したのに手が出ない、読み始めたのはよいが中途で手が止まってしまった。手放す踏ん切りがつかずそのまま本棚の隅に埋もれさせてしまっている・・・。 そんな積読本、誰もが心当たりがあるのではないでしょうか。 今回は、参加者の皆さんからどんな本が「積読本」となっ […]

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Book Review:書くことについて

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「書くことについて」はタイトルそのまま、モダン・ホラーの帝王と呼ばれるスティーヴン・キングが書くことについてまとめた本。どうやって小説家になったのか、プロの小説家になるには、そして小説を書き続けるにはどうすればいいかが簡潔に温かい筆致で綴られている。 この本は小説家になりたい人だけでなく、私のように小説を読むのは好きだけれど、書くことに興味がない人にも十分楽しめる内容だ。 本書の構成 目次では区切 […]

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Book Review:雑貨の終わり

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著者の三品輝起氏の名前を見かけて、「どこかで聞いたようなお名前だな?」と、しばらく頭に残っていた。歩いているときに、「ああ、夏葉社で本を出している人だ」とつながりを思い出した。その少し前に1人で出版社を立ち上げたという夏葉社の島田潤一郎氏の話をこれまたどこかで読み、面白そうな出版社だな‥と少しだけ、インターネットの中を探してみたら、三品輝起氏の名前を見かけたのだった。 「考える人」の記事で、少し惹 […]

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第8回読書会(サードプレイス)開催報告 「「心を病んだらいけないの?―うつ病社会の処方箋―」編

2020年10月3日(土)に第8回のサードプレイス読書会を開催しました。この回で取り上げたのは、「心を病んだらいけないの?―うつ病社会の処方箋―」斎藤環氏と與那覇潤氏の対談の本です。斎藤環さんは引きこもりの治療などでも知られる有名な精神科医、一方の與那覇潤さんは新進気鋭の若手歴史学者とし私も存じ上げておりましたが、この本で重度のうつ病で大学を退職をされていたことを初めて知りました。 今回の課題本は […]

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受付開始:サードプレイス#9 課題本「AI vs. 教科書が読めない子どもたち 」

2019年より始まったサードプレイス読書会も今回で9回目となります。2年目にあたる2020年は最初から最後までオンライン開催となりましたが、リアルからオンラインへと開催を切り替えたことで、おかげさまで色んな場所からの参加者が増え、ますます楽しい会となりました。 今回は2020年最後の読書会となります。 【開催概要】 日時:2020年12月5日(土) 10:00-12:00 (9:45より オンライ […]

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第7回読書会(サードプレイス)開催報告 「遅いインターネット」編

2020年7月18日(土)に第7回のサードプレイス読書会を開催しました。この回で取り上げたのは、「遅いインターネット」宇野常寛氏の本です。 想定はしておりましたが、やはり思想に関する本というのは、参加率が悪く、この日は主催者2名を含め、全体で5名の集まりとなりました。 読み始めても途中で挫折してしまう箇所も多いだろうなと考え、今回は特別に募集の段階で以下のような記事もアップしました。 読書会は、い […]

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スタンフォードが教える本当の「働き方改革」

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2020年は、新型コロナウイルス感染症に振り回された1年だったと記憶される年になりそうです。 不要不急の外出を控え、人との対面でのコミュニケーションが減り、離れて暮らす家族とは会うことも難しくなり、そして日本の企業ではこれまではノロノロとしていた働き方改革が急速に進んだところも多いでしょう。 このような生活や働き方が大きく変わらざる得ない環境下では、改めて自分にとっての働き方や仕事の取り組み方を見 […]

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「思考の整理学」

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先月に亡くなられた外山滋比古氏の「思考の整理学」を読了。 30年以上前の本で、祖父の書棚にあったので、私も若い頃に読んだことがあった。 今も増刷が続く恐るべしベストセラーで、書店で「東大・京大」という大きな文字を見かけたことがある人も多いだろう、東大・京大で最も読まれた本らしい。 若い頃、読んだときにもそれなりに感じるものはあった記憶があるのだが、改めてじっくり読んでみると、当時の自分には、この本 […]

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