Weekly Review – week11, 2021

どんどん春めいてきました。
気がつくと裏のお宅の庭から鶯(ウグイス)の無き声が聞こえるようになり、雨戸をしめるときは虫が入らないように手早くしないとならなくなってきました。(虫って春に増えるのか‥と初めて実感、啓蟄って言葉もありますものね)

母の来訪

今週末は、普段は妹家族と東京で暮らす母が泊りがけてやってきました。
娘夫婦の営む店は、コロナ禍でもおかげさまで順調で、母がやってきた日も予約で満席だと言うので、孫は我が家に預けられました。
すごいスピードのハイハイであちこちを動き回り、持ってきたおもちゃには全く興味を示さず、キッチンの一升瓶など触ってほしくないものばかりで遊ぼうとします。

みんなが孫にばかり構うのが、くるみ(我が家のミニチュア・シュナウザー、もうすぐ3歳)には納得いかず、孫が帰るのを心待ちにしていたようですが、帰るどころか、くるみがゲージに閉じ込められて、孫も一緒に家族全員で娘たちの店にお出掛けしたので、かなりのショックだった様子。
母が帰り、家の中が平常時に戻ったときはだいぶホッとしたようでした。

娘も久しぶりに母(娘にとっては祖母)とゆっくり話ができて楽しかったようです。
今回も前回同様、あまりお天気が良くなかったので、今度は2泊してもらおうかな?
そうすると行きそびれている美術館も行く気になりそうです。

オンラインセミナー

今週も仕事やデザインの勉強でオンラインセミナーに出ましたが、よく練られていないものを視聴するのは辛いなぁ‥としみじみ。
まぁ、素人の方の作るYoutubeの動画なんていうのもきっとそうなんでしょうけどね(観ないからよくわからないけれど)

特に対談とかパネルディスカッションというのは、そもそもオンラインじゃなくてリアルイベントでもあまり成功例を観たことがなくて、主催者側はあまり準備しなくて楽なのかもしれませんが、やけに間が空いたり、内輪ネタだったりともうその手のものは申し込まないことにしようかと。

対談本は、対談後にかなり編集者の人が調整して、あれこれ中身が濃くなるようにしているのでしょうかね。そこそこ対談本も読んでいるつもりですが、ひどいなぁ…と思った本は特に思い浮かばないので。

バランスボール

しばらく前から、夫が、腰が痛いので、椅子がほしいだの、ソファが欲しいだの、バランスボールが欲しいだの、うるさく言っていました。

以前からこの手のリクエストはあり、仕方なくニーチェア買ったり、オッコス買ったりしているのですが、そもそも変な姿勢でかたまって長時間スマホばかりいじっているのが問題なので、まずはそこから改善しろ‥と。
そもそも、あんた借金しかないのに、その金どこから出ると思ってるの?と私としては思うわけですよ。

とはいえ、私も仕事部屋で仕事をするときはいいのですが、夫が不在時に犬が寂しがるので2階のこたつで仕事すると、ポモドーロテクニックで25分起きに身体を動かしてもちょっと腰がね‥というときもありまして、これならリビングにおいてもいいかな‥というバランスボールをSNSで見つけ、我が家のリビングにバランスボールがやってきました。

真面目にバランスボールであれこれやっているかというと、私はそうでもなくて、新聞やKindleを読むのにバランスボールに座りながら読んだりとか、そんな感じです。
夫はあれこれ試しているようですし、オンラインの会議にバランスボールに座って出ているようです。
真面目にやれば体幹とか鍛えられるのでしょうが、我が家の使い方では多分それはなさそうです。まぁ、デザイン的に気にっているので、いいかな‥と。

ビーチクリーン

ご近所の海岸は、3月末までゴミ箱撤去中。
逗子市はお金がないためなのか、そもそも燃えるゴミと不燃ごみは家庭でも有料ですから、ゴミの収集なんかもできれば削減したいのかも‥。
一方で、温かくなるにつれて、海岸は空き缶やペットボトル、軽食関連のゴミがすごく、朝の散歩で見かけるカラスがどんどん増えてきました。

月に数回ボランティアを募集してビーチクリーンという活動をしていますが、私達はなかなかタイミングが悪く出られず、うーん‥と思っていたところ、市の広報紙にビーチクリーンをやるなら、ゴミ袋それ用のを渡します‥それを使ってゴミを海岸にまとめておいてくれれば、回収しますよ‥という記事が出ており、早速市役所に取りに行って撮ってきました。
今では、朝の犬の散歩ついでにゴミを拾うようになりました。

以前のゴミ拾いは、錦糸町の繁華街近くの公園でしたから、まぁものすごい量でしたが、また海開き前のため、お天気の良い週末以外はまださほどではありませんね。

ゴミ拾いのはなし

海岸なので、打ち上げられてきたボロボロのサーフボードとか、魚とかもあります。
生き物類はなるべく見ないようにして、放置しても自然に還るだろう‥と無視。
もっぱら人が散らかしたゴミを拾っています。

だいぶ、ニュースにもなっていますが、やっぱりプラスチックゴミがすごい。エコバック導入ぐらいじゃとても無理だな‥としみじみ思います。
基本の包装はすべて紙‥とならないと、個人がゴミを出さない努力で何とかできる量ではないですね。飴の袋とか、昔のサクマドロップスみたいな缶に入れるとかになるといいのですが…。
この手のものって、小さいだけに罪悪感なく、そのへんに捨てちゃうんだろうなぁ‥などと、話しながら夫婦でゴミ拾いが習慣化しつつあります。

Input

「早春雑記」

「雨になる朝」

詩人の尾形亀之助を知ったのは、随分若い頃に読んだ江國香織さんの小説がきっかけでした。
軽やかで静かで美しくて、そして少し哀しい人の詩を突然思い出し、Amazonで探したら思った以上に青空文庫が充実していることがわかり、ちょっと疲れたときにポツポツ読んでいます。

「私は毎日一人で部屋の中にゐた
そして 一日づつ日を暮らした
秋は漸くふかく
私は電燈をつけたまゝでなければ眠れない日が多くなつた」

(『雨になる朝』(尾形 亀之助 著)

「月とコーヒー」

そもそもは図書館で借りてきた本だったのですが、文章だけでなく装丁もとっても気に入ってしまったので、結局買ってしまいました。
図書館アルアルです…。(私だけ?)

装丁が気に入ったら、買ってしまうというのは、装丁の勉強も大学のデザインの勉強に入っているので、まぁなんというか丁度良い感じの言い訳ができてしまい‥。
こちらは積読本ではなくて、蒐集本とでいうのでしょうかね。

この本を読んでふと思いついて、書いたのが以下のブログです。

旅と冒険

「四十歳、未婚出産」

垣谷美雨さんの小説は好きで、大半のものを読んでいます。
この本もようやく文庫版が電子書籍化されたので、読んでみました。

期待していたのですが、残念ながら、私にとっては、どうも読後感がいつもと違ってあまり良くなく、登場人物が多すぎた?
さらに、それぞれのキャラクターが主人公含め、いつものように魅力的ではない?
など、ちょっとピンとこない感じでした。

とは言え、ピンとこなかった本をしばらくしてから読み返したらすごく違った印象を受けて、好きになったケースなどもあるので、こういうときこそ取っておける電子書籍で良かったな…とも思います。

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