逗子日記:二〇二二年六月 梅子黄 (うめのみきばむ)

4時起床。
曇り空だが、今日は昨日までの天気が一転して夏日になるのだとか、昨日歯医者のテレビで、明日は屋内の熱中症に気をつけましょう‥とアナウンサーが伝えていた。

これなんの蕾だろうと思っていた花は、アガパンサスという名前の花のようで、少しずつ紫の花が開いてきた。

昨日19時近くにきた仕事のチャットに早朝の4時過ぎに対応。
こんな時間にチャットするのは申し訳ないので、通常そんなことはしない。
いつものことだが、19時前にはすでに自宅で呑み始めていたので、アルコールが入った状態でのやり取りは危険なので、チャットそのものがきていることは目に入ったが放置しておいた。

朝一番で相談したいとのことだったので、早めに返したほうが良かろうと返信しておいた。
こういうとき、普通の人の働く時間帯と若干ずれているのはやや不便だな‥と思う。

今日はこの日記のタイトルになっている七十二候の「梅子黄 (うめのみきばむ)」の時期に入ったところだが、この言葉が表すように我が家の梅の実も黄色くなって、ポタポタと落ちてきたので、これまた梅シロップを仕込んだ。

前回、青梅でつくったときの氷砂糖が余っていたので作ってみたけれど、氷砂糖が足りなかった。
近所のOKストアに行ったら、氷砂糖は売り切れで再入荷の時期が見えない‥というので、Amazonに発注。
きっとこの時期は氷砂糖業者(?)の繁忙期なんだろう。

一本午前中の打ち合わせのキャンセルが7時過ぎに入ってラッキー。
このところ、Webがらみの案件が多くて、チーム内の認識を揃えるためにワイヤーフレームを作ったり、ライティング作業があったりで、作業時間がかかるものが多く、助かる。

入浴時は、相変わらず調子の今一つなKindleを持ちこみ、仕事の打ち合わせの多いときは、「戦略読書日記」を読むというのが続いている。

ちなみに打ち合わせがない日は、「日本共産党の研究」を読んでいる。
もともと随分と以前に自宅に文庫で持っていたが、文字が小さすぎて読めなくなり、電子版がセールになったときに再購入。
難しい内容だが順序立ててわかりやすくなっており、しかも立花隆氏の文章だと肝の部分が繰り返されるので、大事なポイントがきちんと頭に残るのがすごいと改めて思う。

朝食は夫が前日から牛乳と卵にパンを漬け込み、フレンチトースを作ってくれた。
ちなみに作り過ぎたからとお昼にもフレンチトーストを食べていた。

入院して7kg痩せた夫は、4月末の退院後から順調にリバウンドしてもう少しで入院前に戻るそうだ。
退院してきた直後は、入院時と同じぐらいしか食べなければ、酒を解禁しても痩せた体型をいじできるはず‥と言っていたが、酒も食事も元に戻れば、そりゃぁ体型も戻るというものだ。
とにかくわかりやすい人である。

打ち合わせをサクサク終えて、作業をしていたら、コーチングのクライアントさんからできれば今日セッションを持ちたい‥という話がきて、急遽コーチングセッションとなる。
さらにだいぶ以前にコーチングを受けていたクライアントさんから、数年ぶりにコーチングを受けたいという問い合わせや、現在のクライアントさんから契約延長したいという話をいただき、今日はコーチングの日?となる。

途中、原研哉さんのオンライン講演を聞く、お話も素晴らしけれど、スライドもやっぱり美しい。自宅からオンラインで講演を聞けるとスクショでスライドの記録も残せるのが有り難い。
日本のEmptinessとヨーロッパのSimplicityは一見似ているようで、ルーツからして全く異なるという話にとても惹かれ、さらに原研哉さんの現在の関心事についての話も興味深かった。
色々なヒントを得られた参加して正解。

夕方近くの打ち合わせを終えて、本日は終了。
夫と一緒に犬の散歩に出かける。
逗子海岸は海の家の建設が進んでいて、車両もいるので気をつけながら散歩。

それにしても、結局、今日は夏日になるどころか、一日の大半が曇り空だった。
気温もおそらく23度ぐらいまでしか上がらなかったのではないだろうか。

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