逗子日記:二〇二二年八月 綿柎開 (わたのはなしべひらく)

室温が上がったのかエアコンが急に動き出し、その風で4時前に目が覚める。 夫がすでに起きているかと思い、隣を見ると布団そのものがなくてドキリとする。昨夜は仕事で北関東に泊まりだったことを思い出す。 歳をとって、配偶者が先に亡くなった場合は「ああ、そうだ、もういないんだ」とこういう風に何度も感じるのかとやけにリアルに腹落ちする。 もそもそ起きて、白湯を飲みながら昨日「こよみ」さんで購入した水羊羹を食べ … 続きを読む 逗子日記:二〇二二年八月 綿柎開 (わたのはなしべひらく)