お料理一年生:調理器具編

何度かプライベートのブログに書いているが、今年の1月中旬以降から、自宅から徒歩5分のところで仕事をしている。
スタート時間が10時からなので、朝は自宅を9:45に出る。
1年ぐらい真面目に体調改善に取り組んだら、もともとの朝型に戻ってきたため、朝は結構時間があり、昼食はお弁当を作って持って行くことにした。
まぁ、あまりに近所過ぎて途中でお昼ごはんを買う場所がないとか、職場の周囲にほとんど食事をする場所がないということも大きな理由である。

子どものお弁当ではないので、見た目にこだわる必要もなく、適当に野菜を茹でたり、玉子焼きを作ったり、冷凍食品を持っていたり、前日の残りを持って行ったりという感じ。
お米だけは好きなので、朝から一合炊きの土鍋で炊いてのり弁にしたり、塩鮭を焼いて手でちぎって、煎りゴマ+紫蘇で白飯に混ぜたり、菜飯作ったりあれこれしている。

さて、こちょこちょ台所に立つうちに気がついたのが、うちの鍋は「重い」且つ「でかい」ということだ。
これまで台所に立つのが腕力のある夫だけだったし、さらには夫が作るときは家族全員の食事を作るので、ある程度大きさの鍋が必要だからこういうことになっている。 ※1

…が、冗談みたいに力がない私にはこれがかなり億劫。
作るのも面倒だが、洗うのも面倒、そして棚に片付けるのも面倒。
しかも、私が作るのは一人分のお弁当だし…。
で、スーパーで見つけた雪平鍋を買ってきた(1000円以下の一番安いやつ)。これがまぁ、軽いし、お湯が沸くのも早いし、洗うのも楽だし、すこぶる便利なのである。料理は道具じゃないと言うが、道具が自分に合ったものならモチベーションも上がるのだなぁということを発見する。※2

私の友人の何人かは住居買い替え時に、ホームパーティ前提でものすごくキッチンやら冷蔵庫にお金をかけたり、大人数用に大きな鍋を買ったりしているが、このような友人達に限ってその後ほとんどホームパーティをやらないのは、きっと調理器具が重かったり、片付けがえらく面倒だからじゃないかな…推測している。

私のようにとりあえずお料理一年生からやる人は、張り切って良い器具を買わずに、小さくて軽いのから始めると良いんじゃないかな…と思う。
作ったはいいが、流しはグチャグチャというのは結構モチベーションが下がるし、億劫になる。
軽くて安い道具は、料理の合間に洗うのもあまり苦にならない。
上手になって、お料理が好きになってからでも良い道具は十分間に合うと思う。それにこれから歳取るわけだし、やっぱり重たい調理道具はね…とも思うのだ。

※1 我が家は、食事は全て夫が作っている。夫はもともとお米もとげない人だったのだが、私が料理が根っから嫌いだったので、すべて丸投げしているうちに、すっかり料理上手になり、お正月には軒分のおせち料理を作り、最初に勤めていた自動車部品屋がつぶれた後は、特技を活かして学校で給食を作っている。

※2 道具の話をすると、一人用土鍋もすごく良い。
楽なのももちろんなのだが、その後にお弁当以外も作るようになった時、作ったものを土鍋だとそのままテーブルに出してもそれなりに食欲をそそる絵になる。雪平鍋だとちょっとそれは無理。

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    2008.03.17

    仕事力UP
  4. 派遣社員からミリオネーゼになりました

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