Weekly Review – Week3, 2021

週の後半に私の誕生日から約10日遅れとなる夫の50歳の誕生日がありました。すでにプレゼントなどは渡してあり、お祝いの食事は翌週を予定しているため、誕生日当日はいつも通り、夫が普通に晩御飯を作ってくれました。
週末は冷たい雨が降っていたため、自宅でのんびり休養となりました。

【デザインの勉強】

色々と順調だけれど、さっぱり順調ではないのがデザインの勉強。

改めて、「なぜデザインを学ぶのか?」というテーマのマインドマップを描いて、大学で学びはじめて、何ができていて、何ができていないのか?何が学びを進める上でのネックなのか?などを思いつくまま描き出してみました。

今回マインドマップを描いてみて、全部で項目が10あったとしたら、10が全部できないわけでもないんだな‥と気づけたのは大きいことでした。

色々と細かく見ていくと、「それなりにできるようになったもの」、「元々ある程度できるもの」、「さっぱりできようにならない上にこのままのスタイルで学習を進めてもできないまま、卒業してしまうだろうというもの」があることが可視化されてきました。

このまま大学だけではさっぱり上達しないだろうというのは、絵心的なものを含めた表現力(描画、レイアウト、配色他)といった技術力をです

技術力がないから、自分の技術範囲のもので収めようとしてせっかくの問題解決の発想も自らせばめてしまうということも多く、大学というのは実ビジネスとちがって、実験の場でありチャレンジの場でもあるはずなのに、とてももったいなことをしているな‥と改めて気づきました。
自分で課題を作るときにやっぱり自分のできるほうに引っ張ろうとするから、単位は取れるけれどいつまで経っても技術力が平均よりはるか下レベルで上がらないということの繰り返しです。

マインドマップですっかり可視化されてしまったので、もう諦めて平日の毎日2時間はとにかく手を動かして技術を勉強することにしました。
もうこれは、「これから一所懸命頑張ろう!」などと言ってモチベーション頼みにしている場合ではなく、即座に仕組み化しないとさっぱり解決しないからです。

最近は朝9時を仕事開始時間にしていましたが、このように仕組みを決めてからは打ち合わせやコーチングの時間の決まったアポイントがないときは、9時から11時半はひたすら手を動かすことをはじめました。
基礎となる直線と丸が鉛筆できれいにかけるように練習したりトレースをしたり、それからUdemyでAdobe製品を手を動かしながら学ぶというのを今週は4日間続けました。

スケジュールの決まったアポイント以外のタスクは、この2時間が終わるまで取り掛かっていはいけないルールにしました。

とりあえず、仕組み化したことと毎日取り組んでいるといことで自分の気分が随分と落ち着き、やらなきゃいけないと思いつつやっていないことって、本当に精神衛生上良くないな…と改めて実感した次第です。

【グリッドシステム】

大学で外部のグラフィックデザイナーの方をお呼びしてのオンライン授業があり、参加しました。

紙媒体のレイアウトデザインで使われるグリッドシステムについて、その発想と歴史的な流れ、日本に入ってきてその当時のデザイナーたちがどうそれを採用していったか、また採用しなかったか‥などの話はなかなか知る機会がなく、面白いものでした。

途中何度も「パクリはダメ」という話がありました。エディトリアルデザインのオリジナルってかなり難しいのでは?、どこからがパクリなのかというのが私などにはよくわかりません。
基礎を徹底的に学んで、そこから自身で発展したデザインを作るということかな?守破離みたいなことをおっしゃっているのかな?とも思いましたが、このあたりの自分の理解があっているのか、どうもよくわかりませんでした。
まぁ、学びを進めるとわかってくるのかもしれません。

考えるとPowerPointのデザインなんて、パクリだらけの世界ですよね。インスパイアされた‥という言い方もなくはありませんが…。

講義中に紹介された本をAmazonで調べてみるとこれまた無茶苦茶高い…。
法学部で勉強しているときも、書籍代には泣かされましたが(法律書籍は常に最新版じゃなくてはならないというのがあります)

デザイン関連本は値段がもっとずっと高くて、しかも増刷されにくく、あっという間に手に入らなくなり、中古はまたプレミアがすごい。そして重くて大きい…と、法学部以上にむせび泣くものがあるのです。

講義が延びてしまって、後ろにコーチングのセッションのご予約があったため質疑応答に参加できなかったのが残念でした。

【お出かけ】

孫(ミニ猪:生後9ヶ月)と娘(ノンノン:29歳)と、鎌倉までお出かけ。
お天気も良かったので、保留となっていた母(ともばあ、多分75歳?)の誕生日プレゼントを買いに出かけてきました。
小さなブティックでちょうど似合いそうな品を見つけて購入。
「良いものあって良かったね」と店を出たところで、「あ、財布が欲しい‥ってリクエストされてたんだ」と、私が思い出し、ノンノンにとても冷たい目で見られました。

そりゃそうだ。

よく考えてみると、孫連れでお出かけしたのって初めてような気がします。
前日に江ノ島水族館に行ったらしく、チンアナゴのぬいぐるみなるものを持っていました。人見知りが終わって、非常に機嫌よく無印カフェでも静かにしていた写真がこちらです。

この投稿をInstagramで見る

Yoshiko Ohtaki(@ohyoshiko)がシェアした投稿

【INPUT】

「ファミレス」

逗子図書館が特別整理期間で少し長めのお休みに入るということで、息抜きの小説として借りてきたのは、安定の重松清さんの作品。
料理仲間の3人の中年男性を中心に物語が展開します。
ネットで検索してしりましたが、映画にもなっているようですね。「恋妻家宮本」というタイトルなので気がつきませんでした。
明るくて少しホロッとくる場面もあり、やっぱりこの人の小説はいいなぁ‥となります。中に出てくるお料理のレシピが参考になります。
どこかにレシピだけまとめているサイトだけないのかな…。

と思ったら、やっぱりありました。有り難い!
坐忘記:『ファミレス』 重松清のレシピ

再読:「逃げるは恥だが役に立つ」全巻

「逃げるは恥だが役に立つ」のドラマは昨年、夫とAmazon Prime Videoで堪能。私の中では珍しく原作よりドラマのほうがいいな‥と思う作品でした。

「逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類 新春スペシャル」も観たいなと思っていたのですが、まだ放映されたばかりで、Primeにはないし‥と思っていたところ、TVerなるもので観られると知り、視聴。
漫画で大体の内容も知っていたのですが、やっぱり面白かった。
で、また戻って漫画を全巻読み直してしまったというやつですね。

「Ex-formation」

原研哉さんの本ですので、出るなり購入したのですが、積読となっていました。当時¥ 3,456で新刊で購入しましたが、現時点で新刊で購入すると最低価格で¥6,220となっているようです。
武蔵野美術大学基礎デザイン学科でのゼミ作品をまとめたものです。作品も素晴らしいですが、原さんが書かれたと思われるキャプションがまた素晴らしいです。
この本については、別記事で書いてみたいな‥と思っています。

「ちょうちんそで」

江國香織さんの本は、初期の頃はかなり熱心な読者でしたが、このあたりから新刊が出たらすぐに読むという感じではなくなりました。著者の方針なのか全く電子書籍になっていないので、なかなか手を出しにくい最近です。
こちらも「ファミレス」同様、図書館から借りてきました。
江國ワールド全開作品。このあたりの作品から結末がないタイプの作品が増えたのかな‥。カーテン開きっぱなしで緞帳が降りてこない‥舞台のような印象でした。

こちらの本で、今年は12冊めとなりました(再読は含まず)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. notepad-on-a-desk_
  2. notepad-on-a-desk_
  3. notepad-on-a-desk_
  4. notepad-on-a-desk_
  5. notepad-on-a-desk_

コメント

コメントをお待ちしております

HTMLタグはご利用いただけません。