Weekly Review – Week 31

【仕事】

前半は顧問先のトラブル収拾にあれこれ駆り出されて、バタバタと忙しく、後半は仕事で2泊3日で東北へ。
初めてのねぶた祭りや竿燈まつりなど楽しくもありましたが、やはり気を使う場面が多いし、自分でスケジュールは全く組めないし、何よりずっと外食というのが疲れました。

トラブルに関しては、仕事が雑だなぁという印象です。
営業育成をしていて思うのは、どうも仕事が雑な若手が増えているのか、はたまた以前と違って、生産性という言葉から、人員を減らし、営業アシスタント的な人が職場にいないからそうなるのか、アポイントメントのケアレスミスとかお客様と約束したタスクを期限までにやっていない‥という割と初歩的なところでトラブルを起こすのをよく目にします。
営業センスとか営業戦略とかそういう以前の問題なんですよね…。
こうなるとお客様とのメールのやり取りも、結構丁寧に見て、抜け漏れががないかまでチェックしていないと危ない‥という状況になりますが、上司でもないのでそこまでするのはどうかな‥と思うことも多々あり、悩ましいところです。
雇い主の経営陣からは、どちらかというと営業戦略的なものを求められているのですが、それ以前の問題が多すぎる‥という感じでしょうか。

営業現場というのは、OJTというか、先輩のやり方をなんとなく真似してね‥というのが多く、きちんと育てる自社のノウハウみたいなのが大体の職場にはなく、本人の適性に依存し過ぎではないか?と思うことが多いです。
丁寧にタスク管理を行うだけでもだいぶ改善されるのですが、そこまで見てくれる上司がいない。上司自身自分のノルマに忙しいですからねえ。
まぁ、そのおかげでそういう仕事がこちらに回ってくるというのもありますが、なんだかもったいないなぁと思うことが多いです。

住居の転居に伴い、税務署にで納税地の変更と、ついでに電子申告の手続きを行ってきました。
個人事業主って結婚して、名字が変わっても名前変更は行わなくていいとのことで、これは有り難いと思いました。
結婚に伴う、名字の変更は昔に比べてあちこち寛容になっている気がします。
時代の流れでしょうか。

名前変更でいうと、合わせて区役所でマイナンバーのに関する手続きと、印鑑登録を行ってきました。
印鑑登録は、名字の入った印鑑で実印登録している場合、結婚で姓が変わると自動的にその印鑑は無効になっているということを初めて知りました。

【大学】

翌週のスクーリング「タイポグラフィ2」の準備で、終わりました。
本来は昨年度、受講しなくてはならない科目だったのですが、これも確か顧問先のトラブル収拾で、急遽受講できなくなってしまい、今年度に回りました。

【紙の新聞/ラジオ】

マンションの整理で小さいラジオが出てきたので、時々家事をしながら聞いています。

紙の新聞を読むという習慣も形が決まってきました。
色んな新聞の傾向を知りたいのと、それほど読む時間が取れないので、今は各紙の書評が出るときだけ買っています。

土曜日:日経新聞、朝日新聞
日曜日:毎日新聞、産経新聞、読売新聞、東京新聞

こんな感じです。
週末まとめて買って、毎日1紙ずつ読んでいる感じですから、ニュースを素早くキャッチするというのは全く無理ですが、ラジオも新聞もフィルタリングされていない情報が入ってくるのが面白くて、偶然の出会いみたいなのを楽しんでいます。
それと、残虐な事件みたいなのがやたらに大きく取り上げられないのが、メンタル面にもいい気がします。
ネットのニュースだと、暴行事件とか虐待事件とかのニュースを読むと、またその周囲にその手の事件がたくさん表示されてきて、世の中とんでもないことになっているような気がしてきますが、ラジオや新聞にはそういったことがなく、淡々と事件の概要が伝えられるだけです。
こう考えるとテレビのアナウンサーの鎮痛な面持ちみたいなのも結構、鬱陶しい余分な情報なのね‥というのがわかってきました。

【散歩】

少し前から、朝の散歩当番をポチ(夫)と交代するようになりました。
ミニチュア・シュナウザーという犬は、ただでさえ暑さに弱く、さらに我が家のくるみ(1歳3ヶ月)の場合は、ブラック&シルバーと言う種類で黒い部分が多いので、なおさら暑そうです。
ということで、散歩の時間を早めたのと、ポチ自身が暑いのが苦手なので、朝ごはん当番と交代することになりました。

お散歩仲間の人々は大体6時前ぐらいから、登場するのですが、私とくるみは5時には公園にいます。普段は仲間の方々とお話をしながら、結構早いスピードで公園の周囲を何周かして、その後ちょっとお座りの訓練などをして、ラジオ体操をして帰るという流れなのですが、ほとんど人もいない中で、公園の周囲をぐるぐる回るというのは結構つまらないものです。

ということで、その退屈さをまぎらわすために、公園周囲のゴミを拾いながら歩くようになりました。
これがまぁ、やってみると色々なことが見えてきてなかなか面白い…。この話は長くなりそうなので、どこか別の場所にまた書こうと思います。

【考えたこと】

先週のWeekly Reviewで、「疲れ」の話を書きましたが、いろいろとやってみて、「時間」と「エネルギー」を増やすというのは、結構難しいということがわかってきました。
「時間」を増やすには、手元のタスクを減らすこと、依頼事項をよく考えずに引き受けないこと、無駄な時間を使わないこと‥というような対策がありますが、どうもこのあたりは、ある程度やり尽くしている感じがあります。

「エネルギー」についても、割と同じような感じで、前述の通り、くるみの散歩当番が回ってきたことで、毎日1万歩は軽く超えるようになり運動習慣はとりあえずOK。
食事は基本的にかなりきちんとしたものを食べているほうだと思いますし、睡眠時間はバッチリ。
先週書きましたが、お酒も夜遅く前飲むのを止めたことで、午前中調子が上がらないというのもなくなっています。

そんなこんなで「時間」と「エネルギー」が自助努力でここから劇的に増えるというのは、ちょっとなさそうです。
とはいえ、加齢スピードがどんどん早くなってきている気がして、仕事の質が落ちそうな恐怖感のようなものがうっすらあります。

今、考えているのはポモドーロ・テクニックで一回あたりの集中力をもっと上げられないかということと、できるだけ頭でモノを考えるのではなく、紙にマインドマップなどを書いて考えることで、思考の質を上げられないだろうか…ということです。

【本】
さざなみのよる ★★★★☆
さざなみのよる

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木皿泉さんの本ですから、ハズレはないだろうと思って読み始めましたが、案の定、ハズレ無し。
こういう作家さんは、安心して読めて本当に有り難いです。
主人公の死から始まるという、なかなかない設定の物語です。
主人公ももちろん、彼女を取り巻く様々な人々が、弱くて強くて、読んでいる最中も読み終えた後も温かい気持ちになる本でした。

”「もう、自分のことばかり考えるのをやめようと思って」
ナスミの言ったコトバは、今でも利恵には染みている。

私がもどれる場所でありたいの。誰かが、私にもどりたいって思ってくれるような、そんな人になりたいの。

フューチャー・プレゼンス 仮想現実の未来がとり戻す「つながり」と「親密さ」 ★★★★☆
フューチャー・プレゼンス 仮想現実の未来がとり戻す「つながり」と「親密さ」 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)
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未だにIT業界には、片足を突っ込んでいるつもりではありますが、RPA、IoT、AIあたりは多少縁があっても、VRやドローンあたりは全く守備範囲外で関係ない私が、知人に紹介されたこの本をきっかけにかなりVRに興味を持つようになりました。
この本の帯に「VRはAI以上に僕らの世界を激変させる」とありますが、いやこれもう読んでみると、誇張じゃないのね‥というのがよくわかります。
AIは目に見えない形でどんどん伸びていくと思いますが、VRは目に見える形でどんどんやってきそうです。
とても面白かったので、この本については別途書く予定です。

(再読)ビタミンF ★★★★☆
ビタミンF(新潮文庫)

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(再読)卒業 ★★★★☆
卒業(新潮文庫)

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ふと重松清さんの本が読みたくなって、Kindle版で購入。
どちらの本も以前に、紙で持っていたのですが、どこかのタイミングで手放してしまいました。

もし自分が小説家だったとしたら、この人にはものすごく嫉妬するだろうなぁ‥と、ふと思いました。
そんなことは、どんな小説を読んでもこれまで感じたことがないのですが、立て続けに読んで、そんな風に感じました。

この人の物語はどれもこれも、土に水が染み込むようにすーっと入ってきて、気がついたら泣いたり笑ったりしている感じです。
基本的には読後感が良いものが多いですが、時には「疾走」みたいな作品も描ける。
登場人物が大人であっても子供であっても、そういうことってそういう気持ちになることってあるよね‥と必ず共感できる部分がある。
ストーリーが特殊でないところがまたすごい。いやいや…、妬まない小説家なんているのかなぁ‥

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