結局、女は専業主婦がいちばん幸せ?

アメリカで議論を巻き起こしているThe Retro Wife というニューヨーク・マガジンの記事が元ネタ。クーリエ・ジャポンに日本語版が掲載されている。
参考URLは、このブログの一番下にリンクをしておいたので、よろしければどうぞ。

日本での記事タイトルは

「結局、女は専業主婦がいちばん幸せ」を考える

高学歴で、高いキャリアが築ける見込みのある女性たちが近頃専業主婦に走るというケースをもとに現代メリカ人女性はどんなことを考えているのか、フェミニズムはどうなったの?等、考えさせられる内容が多い。

アメリカの場合、保育園事情があまり良くないというのもあるだろうし、子育てが終わってから学校に通って、またキャリアを作るという再チャレンジ環境が結構あるので、日本の事情とは一概に比べられない。(アメリカの履歴書は生年月日を基本的に記入する必要がない。基本的に男女差別も、年齢差別もできないし、むしろ子育て終了女性は歓迎される分野も多い)

私自身は女性が家事、育児をするべきとは思っていない。女性は男性に比較して家庭向きとは個人的には思っていない。
でも、夫婦フルタイム共働きはどうかなぁ?と以前から思っている。
双方フルタイム共働き家庭で親の同居なしに、すべて人生設計してしまうのは危険だ。突発トラブルに脆い。
日本は一回仕事を退き、再チャレンジになると復活が結構難しいので、できれば正社員で育休を取ってというケースが最近の路線だと思うのだが、残念だけれど、そんなに計画通りには行かない。
だから、どちらかが働けなくなっても良いようにある程度余裕のあるプランが必要だと思う。

ざっと自分が夫婦フルタイムで体験したこと、周囲を見てきたことで、気になる点は以下の様なもの。

  • 子供は丈夫で手がかからない…、学校でも問題がないというケースもそんなに多くはない
  • パートナーが病気や事故、リストラにあったりするケースもある
  • ビジネスの競争化が進むとストレスもプレッシャーも、夫婦双方にくる。さらに家事・育児分担というとかなり喧嘩が増える
  • ちょっと突発的に人手が欲しいという時は、いくらインターネットが普及しても結構ある
  • 家族で過ごせる時間は、どうやっても専業主婦または主夫のいる家庭に比べて減る(フルタイム二人のスケジュールを合わせて休むのは結構困難)
  • 夫婦の時間はお互いのスケジュール共有や、家庭内のToDoリストの話ばかりになる
  • 結局夫婦どちらの仕事も中途半端になる可能性も高い
  • 親の老後の問題は、事前に計画がほとんど立てられない


何と言っても、フルタイム共働き夫婦はお金のゆとりはあっても、時間のゆとりがない。
お金がないほうがストレスなのか、時間がないほうがストレスなのか、というのは、その夫婦によって違うと思うが、少なくとも幼少期の子供からすれば親に時間のゆとりがないほうが、お金に価値観を見出だせない分、ストレスだろうとは思う。

我が家は昨年末から、私が家にいることが多くなった。
私自身は時間がないほうがストレスで、お金がないのはあんまりストレスじゃないなぁと感じている。
まぁ、たまたま娘が今年度で大学卒業のため少なくとも教育費はもうかからないというのも大きいと思う。

仕事だってそうだけれど、To Doタスクが多すぎると、一般に人は疲弊するし、疲弊すれば病気になりやすくなり、心も身体も疲れれば、たいていの人は不機嫌になり、悪循環に入りやすくなる。
結局のところ、家族みんなで同じようなストレスを溜めて、疲れても割りに合わないんじゃない?というのが、この記事の考えさせるところだと思う。

日本から見たら女性活用がかなり進んでいると見える米国でも、「男性の収入1ドルに対し、女性は77セントしか稼いでいない」ということだ。
だったら、多少収入が低くても楽しい家庭を作りたいという女性が増えているということになってもおかしくはない。
この記事では、「フェミニズムは期待はずれだった」と言っている。
「なんか我が家、荒れてない?(色んな意味で)」と感じる人はぜひ一度読んで欲しい記事だ。
今一度考えてみても良いと思う。

<原文ネタ>

http://www.lisaxmiller.com/press-coverage-of-the-retro-wife/4996/

http://nymag.com/news/features/retro-wife-2013-3/

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 07月号 [雑誌]

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