読書時間の捻出

読書について、たびたびご質問をいただくのが、以下のようなことです。

「どうやって本を読む時間を確保しているのですか?」
「何か速読の方法を使っていますか?」
「どうやったら大量の本を読めますか?」

忙しい合間を縫って、どうやってたくさんの本を読むかという質問ですね。

ご質問を受けるほど、正直なところ、私は熱心な読書家では無いと思うのですが、簡単に自分の本の読み方をまとめてみます。

・待ち時間の携帯電話禁止

MixiやらTwitterやらやっていると、ちょっとした隙間時間に携帯電話をチェックしてしまう時期がありました。
これで実は読書時間が激減してしまったことに気づき。今は携帯見る暇あったら、本を開くことにしています。
これは多分私だけではなくて、現代の大半の人にあてはまるので、読書時間を増やしたい人はぜひやってみてください。

ちなみにPCの電源をシャットダウンするというのも相当効きます。でも、これは結構な人が今や苦痛みたいですね(笑)

・速読法

特に何もやってないです。フォトリーディングの本を買ってみたこともありますが、こりゃ、私には無理だわと即効諦めました。
よく言うのは、目次を先に読んで全体像を頭に入れてから、読むと理解もし易く早くなるといいますが、私は目次に必ず目を通しますが、読み始める全部章立てを忘れちゃうのであまり意味がないようです。
本は読む時間が長いとある程度自然に早くなってきます。自分は本を読むのが遅いなぁと思う方は、毎日少しずつ(最長15分ぐらいかな・・・・)読むようにしていくと1週間~10日ぐらいで早くなった実感が得られます。

・量を読む

読む時間と読む場所を大体決めています。決めているとすっとその世界に入り易い気がします。

移動中は重い本はつらいので、Kindleか新書。
何度も繰り返し読みたい本はお風呂で読みます。その場合お風呂用と普段用の2冊を用意してあります。
内容、重量ともに重たい本は基本は自分のオフィスで読みます。
大学関係の本については、自宅の書斎で読みます。
小説は最近は自分の感度が低くなっているようで、なかなか新しいものが引っかからないので、調子の悪い時に何度も読んだ本を繰り返し寝ながら読むことが多いです。
眠る前は、文学全集を1章読むか、気持ちが落ち着くゆっくりした本を読みます。

・その他

– 最近目が悪くなってきたようで、文庫を読むのがつらいので、ちょっと贅沢だと思いつつハードカバーで入手して読むようにしています。

– 難しい本、一度では分かり難い本もじっくり腰を落ち着けて、少しずつ毎日読むと結構理解できるものだな・・・・とここ1年ぐらいで気がつきました。
移動時間にしか読まない人は軽くて読み易い本ばかり読んでいることが多いようで、それはそれでもったいないなーと、個人的には思います。(でも、みんな忙しいんだよね)

– 同じ本を30分以上読むと集中力が落ちるタイプなので、30分前後で中断するようにしています。

– 中断する時は、章の切れ目などできるだけ区切りの良いところで止めるのは結構大事なコツだと思います。

– できるだけAmazonで頼まずにリアル書店で文体を確認してから買うようにしていますが、大学関係の本は揃っている本屋さんがなかなかないので、Amazon頼みになりますね(出版年月日が新しいもの・・・という検索の仕方がリアル書店では難しいですし)

– ちなみにオーディオブックは何度かチャレンジしましたが、どうしても苦手なようで最近はもう諦めました。

– 売れ筋のあっという間に読み終わりそうな本は図書館で予約して、読みます。予約が回ってきたときには、何でこの本予約したんだっけ?ということが多いです。

若い頃は、映画も観たい、美術館も行きたい、文楽もお能も観たい、音楽会にも行きたいとあれこれあったのですが、最近はなんだかんだ言っても一番好きなのは本だね・・・・と悟り(?)を開き、あんまり他に時間を割かなくなりました。

最近の本の購入履歴、読書履歴についてはこちらにまとめてあります。
http://mediamarker.net/u/yoshikoo/

他にやりたいことがあるなら、別に本って読まなくて良いと思うんですが、本を読まないことを気にされる方は結構多いようですね。
まぁまぁ、楽しくマイペースでいきましょう

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. NO IMAGE
  2. books
  3. books
  4. NO IMAGE
  5. books

コメント

コメントをお待ちしております

HTMLタグはご利用いただけません。