達成できない目標

長年実行したいと思いつつ、できなかった目標があります。
2013年は無事達成できました。

その目標は
「(平日)週に3回自宅で晩御飯を食べる」
というものです。

ここ5年ぐらい毎年の目標に入っていたこの項目ですが、全然できませんでした。

達成できない理由は、時間的・物理的に不可能だったからです。

まぁ、まず海外出張が入ればOUTですし、海外からビジターが来るとこれまたOUT。注1
当然、その他に夕方からのミーティングが延びたとか、国内のお客様とディナーがあったりとか、同僚と親睦を深める呑みとか、プライベートで食事に出かけるとか、まぁ色々とあり、まったくもって実現不可能…でした。
私がしている仕事はミーティングを除けば基本かなりの部分が自宅でもできるので、いわゆる事務仕事のために職場での残業というのは無いのですが、会食の機会は非常に多いです。
2013年にこの目標が実現できたのは、単に外部環境を大幅に変えたおかげです。(オフィスワーカーとして仕事をするのを止めました)

そもそもの生活スタイルや、外部環境を抜本的に変えないと達成できない目標って多分結構あると思います。
そしてそれは当然ですが、そんなに簡単にはできませんし、大きな決断が必要です。
で、そんなことまではちょっとできないよ…という場合は、冷静になってその目標は外したほうが良いです。
その目標を持つだけで、疲れるし、目標というのは達成できないと(たとえ達成できないと事前に予測していたとしても)自己肯定感は結構劇的に下がります。

代わりになるような目標は立てられませんか?

例えば、家族との時間を取るために…という目的であれば、会食のためにその日のディナーは一緒にできなくても、二次会は絶対行かない…とか、自宅では仕事をしない…とか、週に1回だけは絶対に定時で退社して会社から帰ってくる…など、そもそも何か目的があっての目標ですから、もうちょっと柔軟にしても良いかなと思います。

2014年はとくに暦の関係で正月休みが長かった人が多いようなので、お休みに入って気力・体力が戻ってくると結構その状態をベースに考えてしまい、壮大で困難な目標立てちゃったりするので、要注意です。
忙しい時に、最低限これだけは成し遂げないとまずい!というようなものが目標のほうが、フォーカスが絞ってあって実現性が高まります。
実現できると、自分の自信が高まり、自分への信頼が回復し、自己肯定感が増すことによって、次にもっと高い目標を実現するための大事なエネルギーとなります。

そんなわけで、あんまり年初からすっごい目標を立てて、がっちり挫折しないでくださいね…というのが、このエントリーの趣旨です。

注1
でも、よく考えると海外からきたビジターとなんで毎晩夕食取らないといけないのか?と常々私は思っています。だって、私が出張で向こうに行くとき、先方とのディナーは基本1回です。日本の外資系って外人に気を使い過ぎではないかしら?不便な地域ならまだしも、都会の真ん中のそこそこなホテルに泊まる外人にそんなの必要かな…と思います。

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    2008.01.05

    キレイ!
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