Weekly Review -week53, 2020

バタバタしたまま、2020年も終わり2021年に入りました。
相変わらず朝の犬の散歩へのお付き合いとラジオ体操は続いています。

元旦の逗子海岸は気持ちよく晴れていて、早朝から富士山の写真を撮りに来ている方が多かったようです。

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【年末】

暮れは娘夫婦がお客様にお届けする大量のお節作りで忙しいため、初孫の世話。
長時間の世話で孫の機嫌を心配しましたが、人見知り時期が終わったようで、ようやく国交成立という感じでした。(それまで断絶されていました)

童謡が好きなようでYoutubeをかけて、一緒にあれこれ叩いたり、手遊び唄を手をとってやらせるととても機嫌よく。
しかし、これもいつまで続くやらですね‥。あっという間に好きな遊び変わりますし‥。

とはいえ、競輪グランプリそっちのけでお世話した甲斐があったというものです。やれやれ…。

【競輪グランプリ2020】

神奈川県民のみ入場できたらしい、平塚競輪場(湘南バンクとも呼ばれています)のグランプリ。
せっかく神奈川県民となったのですが、今回は行かれず。誠に残念。
来年のグランプリは静岡(通称:富士山バンク)に行ってしまい、しかも来年いっぱい平塚競輪場には、グレードレースがない‥。

私自身は車券を買うよりも、競輪を観ることそのものが好きなので、やっぱり直接競輪場に足を運ぶのが楽しく、犬さえ同行OKにしてくれれば、全国あちこちの競輪場に毎週末に足を運びたいぐらいです。

今回のグランプリは、まさかまさかのレース展開と結果でした。
そんなの予想できんわ!みたいな‥。
でも思った以上に配当ついてなかったので、予想できる人も一定数いたということでしょう。

平原ファンとしては、番手の仕事があれだけきっちりできるのは、やっぱり平原!と誇りに思う一方で、前が武田ならともかく、脇本なんて義理もないでしょうから、もっと自分本位で良かったのでは‥と思わずにはいられません。
でも、その律儀な性格がまたファンにとってはたまらない魅力でもあり…悩ましいところです。

佐藤慎太郎の3着さすがでしたね…。
新田については、予想通り、見せ場なかったなぁ‥という感じですね。(ここだけ予想当たっても、どうにもなりませんが…)

大半の方にわからないネタですいません。どうしても書き残しておきたくてですね…

【年始】

元旦は、夫は夫の実家の集まりに出掛け、私は娘夫婦の家に集まり‥というメンバーで過ごしました。
夫婦でそれぞれの家族とバラバラに過ごす‥というのも、不思議な感じですが、まぁ、再婚同士というのが増えるとこういうのも増えるのかもしれません。

2日移行は、来客の予定などもあったのですが、コロナが猛威をふるっているということで、残念ながら中止となりました。
来年のお正月は、もうそういう心配はなくなっているのかしら?

残りの正月休みは、夫と昼からお酒を飲んでのんびりと過ごしておりました。

とはいえ、今年は仕事始めが早くて、正月気分が出始めた頃に、正月明けみたいな印象です。

【本】

「推し、燃ゆ」

新聞書評であちこちに取り上げられていて、気になり読んだ本です。
元旦に読み終わり、2021年最初の一冊となりました。
主人公の女子高生は、おそらく発達障害を抱えており、あちこちでつまづきなら、ままならない日々を送っています。そんな彼女の生活の軸となっているのは、「推しの存在(アイドル)」。

若い世代が登場人物となる小説を読むことは、多々ありますが、この本については、「うわ、これ作者の人、絶対リアルに若い‥」と感じました。こういう感じ方は今までなかったような気がします。
実際、著者の宇佐見りんさんは、1999年生まれで、本当にお若いのですが、文章もその風景の捕まえ方も、ものすごく新鮮で、自分の若い頃を思い出すというよりも、若い人ってそうやって見えるんだ‥と新鮮でした。

一方で発達障害の主人公とそれを取り巻く家族やバイト先の人とのやり取りがものすごくリアルに伝わってきます。
イライラする周囲とうまくいっていないことは認識しているが、今ひとつ周囲の言っていることを明確に理解しきれいていない主人公。両側の視点がすんなりと読んでいる人に入ってくる、「ああ、そういうことなんだ‥」と妙に腹落ち。

見返りを求めているわけでもないのに、勝手にみじめだと言われるとうんざりする。あたしは推しの存在を愛でること自体が幸せなわけで、それはそれで成立するんだからとやかく言わないでほしい。お互いがお互いを思う関係を推しと結びたいわけじゃない。たぶん今のあたしを見てもらおうとか受け入れてもらおうとかそういうふうに思ってないからなんだろう。推しが実際あたしを友好的に見てくれるかなんてわからないし、あたしだって、推しの近くにずっといて楽しいかと言われればまた別な気がする

「キッチンの悪魔――三つ星を越えた男」

イギリス人で初めてミシュランの3つ星を獲得したシェフ マルコ・ピエール・ホワイト氏の自伝(正確にはゴーストライターが書いたと著者自身が堂々と終わりに述べている)。

フランスに修行にも行ったことがない労働者階級出身の貧しい暮らしをおくった彼がイギリスのフランス料理の世界でどのように、のし上がっていくか‥という出世物。スタッフへのパワハラ、客を怒鳴りつけるわ、追い返すわ‥、とにかく人間関係もやり方も全部乱暴でハチャメチャなマルコに惹きつけられる。

フランス料理に興味がなくても、ミシュランに登場するような有名店に興味がなくても楽しめる。
彼はどんどん店を変わっていき、それに応じてお店にもいろんなセレブやら有名人やらが次々やってくるので、人物の名前がやたらに出てくるけれど、いちいち憶えてなくて読んでも十分ついていける。

こんな感じの生い立ちの人、どこかで読んだな‥と思い返したら、少し前に本のレビューを書いた、スティーブン・キングの話ともどこか生い立ちが似通っている。二人とも、貧しい暮らしではあったが決して愛情の少なくない家庭で育ち、そして生涯のパートナーは、同じような階級出身の人と落ち着く。

Book Review:書くことについて

3つ星を獲得した後に、彼は3つ星を返上していきます。このあたりの話はこの本にも書かれていますが、Forbesのサイトにも読みやすい記事がありましたので、ご興味ある方はこちらもどうぞ。

ミシュラン3つ星を世界最年少で獲得した鬼才、「星返上」の真意は

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