なくて七癖

アメリカの出張で、ビジネスコーチによるトレーニングを受けてきました。

後半のトレーニングでは、顧客との会話をフレームワークを使ってリードするというものを学んだのですが、そこでは実際の顧客を想定して会話を実践し、ビデオに収録し、より客観的に自分の会話の仕方を観るというものがありました。
想定顧客に扮するのは、メンターと呼ばれる、自分の所属する企業において豊かな経験と実績を持つ営業マネージャーです。

終わってビデオを見てみると、全て英語なので、まず英語自体が流暢ではなくつい、「you know」とか「so」とかを挟みがちでなことに気がつきましたが、これは何となく自覚もありましので、あまりショックではありませんでした。それ以上に自分の知らなかった癖があることに気がつきました。

まず、顧客に想定外の質問をされたときや、顧客がこちらの話を全く理解していないときに、「んんっ!」という感じで、目を見開いてしまうという癖があること。
これは相手に自分の考えていることが全部見えてしまうという問題点が当然あります。

それから英語が上手く出てこないとき、相手に対して言い難いことを言うときに、つい髪に手をやってしまう癖があることです。
この髪に手をやる癖は、英語だとことさら幼い感じを与えます。

「なくて七癖」と言いますが、きっとこのビデオ撮りをがなければ私はずっと気がつかなかったことでしょう。

次の日は髪に触らないように、髪をアップにして挑みましたが、やっぱり少し触ってました。
なかなか癖を直すのは難しいです。。

収録してもらった画像はDVDで配布されましたが、自分としては廃棄したい・・・・という思いもかなりあるのですが、きっとこれを見る度に、英語勉強しなくちゃ!とモチベーションになると思い取っておくことにしました。

追記:
上記は2008年の記事です。
こう書いたんですが、この直後にDVDは廃棄しました。(それも帰りのサンフランシスコ空港で…)。
あまりに見たくなかったので。
そのせいだとは思いませんが、相変わらず英語は勉強せず、上達せずですね。使う機会は当時に比較すると、4分の1ぐらいに減っていますし、最近は2歩進んで3歩下がるって感じでしょうか。

ここには詳細は書かなかったのですが、これはDecision Maker(意思決定者)と会って商談する際にどのぐらいに事前に準備をして、どのように話を展開するかきちんとシナリオを作る…というのがメインの研修で、研修の作り方としても、実用性としてもとても良いものでした。

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