読書会メンバーの最近読んだ本たち 

この記事は、第6回のサードプレイスで参加者の皆さんに、最近読んだ本をおたずねし、教えていただいた本をまとめたものです。

第6回のサードプレイスの本編である「LIFESHIFT」に関する話は以下の記事をどうぞ。

読書会とLIFESHIFT(報告というよりかなり個人的な感想)

「21Lessons 21世紀の人類のための21の思考 」ユヴァル・ノア・ハラリ著

ベストセラーとなった「サピエンス全史」からずっと日本でも売れているユヴァル・ノア・ハラリ氏の本。
「サピエンス全史」読もうと思っていたら、ものすごく売れてしまいかえって敬遠したくなってしまった私ですが、多分この本は読んでおくべき本なのでしょうね。

ちなみに紹介してくださった参加者の方は、ご自身で別の読書会を運営されている方で、そちらの読書会ではこういった読み応えのある本やビジネス書を参加者みんなで章を分担して読み、当日の各担当者が発表して本の全体像を理解していく会だそうです。
そういう読書会も楽しそうですね。

「香菜里屋シリーズ」北森鴻著

私、推理小説苦手なのですが(頭がよろしくないせいか、途中でついていけなくなるのと、ドキドキするのが苦手で最初に結末読んじゃうタイプです)、お話を聞いているうちに読んでみたくなってしまい、ただいまKindleでこのシリーズ最初の「花の下にて春死なむ」を読み始めてしまいました。

いきなり合本はどうかな?と思ったので、1冊ずつ読むことにしました。
4種類のアルコール度数が異なるビールサーバーが置かれたビアバー「香菜里屋」は、主人の工藤が1人で切り盛りするお店、そこを愛する客たちが、最近感じる違和感や不思議な出来事について、話し始めると‥。
そこから推理が始まります

これがもう、全体にしっとりしたトーンでいい感じなのですよ。
連作短編というのはまた私の好きなジャンルでして‥。(合本でも良かったかも‥とかなり後悔中)
読み飛ばすのがもったいなくて、大事に1日1章と決めて読んでいます。

こうやって読書会で本を紹介されては沼に入っていくというのは、楽しいやら恐ろしいやらですね、まったく。

「ぼくは会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場にずっと……と考えると胃に穴があきそうになる。」フミコフミオ著

 

まさかこの読書会でフミコフミオ氏のお名前を聞くとは‥。
その昔、人気のあるブログの書き手を「ブロガー」と呼ぶ時期ががありましたが、最近はめっきり聞かなくなりました。
昔のスタイルでそのままはてなブログ書いているというのもかなり珍しいケースではないでしょうか。
私も大ファンのこの方のブログ「Everything you’ve ever Dreamed」は、いきなりスマホで読むと、爆笑しちゃったりするものも多いので要注意です。
最近のも面白いのですが、以前の上司のお言葉シリーズとかの頃も大好きです。
確か以前はよく読まれている記事のトップランキングがブログ内にあり、迷作・傑作・名作記事はそちらからリンクがあって読めたと記憶していますが、残念ながら今は見当たらないようです。

大ファンでTwitterもフォローしているのですが、実は本を読んでいないんです。
これをきっかけに読んじゃいますかね。
最近はご自身のブログだけでなく、他のネットメディアにも執筆されているようですので、ご興味ある方はぜひ探されてみてください。

「戦略読書 」三谷 宏治 著

2015年に出版された本の増補版が2020年に文庫で出ているようなので、上記のリンクは2020年のものに飛びます。
こちらはKindle版は無いようですが、2015年版はKindleもあるようです。

少し前にプレジデントオンラインの以下の記事を読んで私も気になっていた本です。

「読書家なのに話がつまらない人」に欠けている5つの視点 差をつけるのは読む量ではない」

ビジネス書好きなのに仕事が非効率な人に欠けている本の読み方 本をきれいに読んではいけない

ビジネス書は「少数の古典をじっくり読む」が正解なワケ 応用的な読書がはかどるようになる

単なる活字中毒の私には戦略読書はちょっと無理かなぁ‥と思い、そのままになってしまいましたが、せっかく本を読むなら、もっと有用な本の読み方を考えたい!という人にはオススメの1冊だと思います。

個人的には同じ著者の「経営戦略全史」は顧問先で若い人に、特に企画とかマーケティングとかに携わる人達に、オススメすることが多いです。

これを1冊読んでおくと、経営戦略の歴史とその変遷とかビジネス書の古典的名著などが一通り網羅できますし、ビジネス用語もよくわかりますので、ビジネス用語を振りかざす仕事できる風の人に萎縮しないで済むからです。
どうしてその戦略はなくなって、この戦略に変わったのか・・という流れもよくわかるので、丸覚えせずに繋がりで憶えられて、さらに自分の頭でビジネスを考えられようになります。

私自身は漫画版は目を通していないのですが、こちらも読んだ人からは面白かったと聞いています。

「野の医者は笑う: 心の治療とは何か」東畑 開人著

こちらの本のご紹介は、以前に同じ著者の「居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書」の会に参加された方からのものです。
この会をきっかけに、著者に興味を持って別の本を読んでみたというのは、読書会運営者としては、本当に嬉しい話です。

第2回読書会(サードプレイス)開催報告 「居るのはつらいよ」編

ちなみに私もこの本は、図書館で借りて途中まで読みました。
期限切れで返す羽目になってしまいましたが、本当にユーモアにあふれていて面白い本で臨床心理士の著者が、心の治療を行うというヒーラーやらアロマやら怪しさ満点の「野の医者」の元へ、あちこちに治療体験に行くというものです。
これもどこかの機会で通読してみたいと思います。

「メシが食える大人になる! よのなかルールブック」 高濱 正伸監修

この本は読書会で紹介を受けるまでまったく知らなかったのですが、Amazonのレビューを読むとかなり評判の良い本で且つとても読みやすい本のようです。
自分のアンテナ外にある本を教えてもらえるというのは、読書会の大きな喜びの1つです。

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 ブレイディみかこ著

最近、この本の著者のブレイディみかこさんに注目しており、彼女自身の立ち位置と視点が、これまでの作家にはまず見かけない位置づけで、リバタリアン、リベラリズム、保守との今後、新自由主義の問題など様々な視点を考えさせられます、とご紹介いただきました。

私もブレイディみかさんの本は、「子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から」を読んでからずっと注目している1人です。

エンパシーの意味は、「自分がその人の立場だったらどうだろうと想像することによって誰かの感情や経験を分かち合う能力」と書かれている。
つまり、シンパシーのほうはかわいそうな立場の人や問題を抱えた人、自分と似たような意見を持っている人々に対して人間が抱く感情のことだから、自分で努力をしなくとも自然に出て来る。だが、エンパシーは違う。自分と違う理念や信念を持つ人や、別にかわいそうだとは思えない立場の人々が何を考えているのだろうと想像する力のことだ。シンパシーは感情的状態、エンパシーは知的作業とも言えるかもしれない。

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」P75

「りんごかもしれない」 ヨシタケシンスケ著

コロナで気持ち的に本を読む気持ちになれなかったので、こんな本を読んでいました‥とご紹介されたこちらの本。
知る人ぞ知る話題の本でもありました。
デザインの勉強をしている人は、結構この本を知っている人も多いのでは?私も自身の学ぶ美大の推薦図書で知った本です。
子供向けの本ですが、大人の視線は気づくと固定されてしまっているけれど、子供たちの視点にたって世の中を見てみることを体験させてくれる本でもあります。

「貨幣の思想史―お金について考えた人びと」 内山節著

いつもは本屋巡りで読みたい本を探すタイプ。
コロナでなかなか行けないので、積ん読になっていた本を改めて読んでみたということで、ご紹介いただいたのがこちらの本。
1997年出版の本のようです。

ネットで著者名を検索してみると経済の学者さんなのかと思ったら、そうではなくて色んな本を書かれている哲学者の方のようですね。
下記の著者一覧を見ると関心の範囲がとても広い方のようです。

内山節 著書一覧

「はじめアルゴリズム」 三原和人著

やってきました漫画のオススメ。
完結しているようなので、安心して読めそうです。
大人って漫画を買うお金に躊躇なく払えちゃうので、嬉しいやら恐ろしいやらですね。
Kindleで全10巻揃えても、¥6,600。一回呑みに行ったと思えばね・・・などと、自分に話しかけている自分に気づき、恐ろしいです。

「兄の終い」 村井理子著

著者の村井理子さんは、翻訳家として有名な方で私も好きでTwitterをフォローしたり、ブログをRSS登録したりしています。

この本についても存じ上げていて、読みたいなーと思っていたのですが、手を出すとその間なにも手を付けられないのでは?と思い、躊躇しており、今に至ります。
そろそろ読んでみようかな。

「西洋の自死」 ダグラス・マレー著

最後は私があげた本です。
図書館の予約で忘れた頃にやってきて、読み始めたのですが、ちょうど先にあげた「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読了したところで、手元にやってきた本で、前者は移民の立場、後者は移民に困らされている国の立場に立っており、非常に対比が面白く興味深く読んでいます。

500ページを超える大作のため、図書館の貸し出し期限に読み終わらず、結局書籍版を購入した次第です。
小説類はKindleでOKなのですが、この手の本は私は紙の書籍じゃないと、ものすごく理解度が落ちてしまいます。
これだけ厚みがっても少しも飽きさせないのがすごいなと思います。
EUにおける各国首脳のキャラクターもつかめてきて、その辺りの整理にもなってきました。今月中に読み終わるのだろうか‥という感じです。

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