鉛筆硯

4時起床。
強い雨の音がする。気温も随分と低い。
久しぶりに温かい紅茶に蜂蜜と生姜のすりおろしを入れて飲む。

今日は終日病院の検査なのだが、途中途中の空き時間が結構あるはずなので、どんな風に時間を使うかを朝のスケジューリングの時間に考える。
明日は読書会だのコーチングだのあれこれ入っているので、今日はあまり欲張らずいくかな。
病院内の空き時間は確かに多いのだが、大体いつも病院の薬臭い空気にやられて、ろくすっぽ本も読めなかったりするのだ。

昨日のスペイン料理でトマトソースが残ったということで、今朝はポチ(夫)がトマトソースのパスタを朝ごはんに作ってくれた。

お天気が悪いのは、めったやたらに太陽光好きな私としてはガッカリだけれど、昨日久しぶりに洗った白いカーテンがきれいで窓の方を眺めるとちょっと嬉しくなる。

検査の合間に、日本橋三越へ行き、お中元を選んで贈る。
新型コロナウィルスの話が出てからデパートに入ったのは初めてかもしれない。
店内は閑散としていて、従業員の声ばかりが聞こえてくる。
お中元特設コーナーは、お客さんの数より圧倒的に従業員の数が多かった。
コレド室町のにんべんに立ち寄り、鰹節を購入し、そこから神保町へ。

餃子のスヰートポーヅの閉店の張り紙がチラリと見える。
キッチン南海もなくなってしまったんだよな、その並びにあったおにぎりの小林がなくなったのはもう随分と前だ。
小学生の頃からよく遊びにきていた神保状が変わっていくのは、仕方がないことだと思うが、寂しいという気持ちはなくならない。

通り過ぎたさぼうるもお寿司屋さんもいつもの行列はなく、ミロンガもドアが開け放してあったので、細い路地にタンゴが流れている。
久しぶりにミロンガで辛口のジャンバラヤを食べ、ビールを飲む。とりあえず検査は全部終わって後は診察だから、

新聞で見かけた鉛筆硯が欲しくて、病院に戻る途中でassistonに立ち寄る。

こんな場所にあったのか‥、なかなか入りにくい立地だけれど、中にはデザイン性の高いいろんなものが置いてあって楽しかった。
鉛筆硯は、注文殺到で一ヶ月待ちらしく、今日は持ち帰れなかった。
試させてもらったけれど、これはデッサンの鉛筆削るの絶対ラクだし、その地味な感じもとてもよかった。
桜材とウォルナットが選べて、私は桜材をお願いした。
右利き用と左利き用があるというのもすごい、さすが燕三条のものづくり!という気がする。

病院は珍しく早めに終わり、薬を待つのに時間がかかるので今回は院外処方箋にしてもらい、地元の薬局でもらおうと思ったが、案の定その薬は置いていない‥と言われて、取り寄せてもらって明日また来ることになった。

ポチが打ち合わせで遅くなるから、夕飯は別々でということだったので、そのまま地元のワインバーに立ち寄り、常連さんたちとあれこれお喋りして、生ビール1杯+ワインをグラス3杯飲んで帰宅。

7月も半ば過ぎだけれど、一日長袖2枚でちょうどいい気温だった。
梅雨明けはまだかなぁ。

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