逗子日記:二〇二四年四月 牡丹華 (ぼたんはなさく)

昨年の同時期

逗子日記:二〇二三年四月 牡丹華 (ぼたんはなさく)

昨年同時期のゴールデンウィーク(GW)は、夫が出張でいなかったようだ。
昨年の夫は、週末とか人様の休みの日が一番忙しいという感じで、休みなく現場に出ていた。
今年は管掌業務範囲が替わり、GWも休めるような話だったが、昨日の祭日もZoomで長いこと会議をしていたし、急遽今日は本社の業務終了後に北海道に日帰りに行くそうだ。(まぁ、今日は平日だしね)

何も日帰りじゃなくても良いのだけれど、本人が帰ってきたいそうだから、まぁしょうがない。
とにかく家が好きなのだ。

朝から弱い雨が降っている。
朝食は、玄米、大根と大根の葉と油揚げのお味噌汁、セロリと干ししいたけのぬか漬け、それにご近所さんからおすそ分けしていただいたフキの煮付け。

「この本、いいね」と珍しく夫が言い出したのは、細谷功さんの「やわらかい頭の作り方 ――身の回りの見えない構造を解明する」

次回の読書会で、細谷功さんの本を取り上げるので机の上に出しておいたのを手にしたようだ。
(ヨシタケシンスケさんの表紙の絵が気にったのかもしれない)

ほとんど、本を読まない人だが、引っ越して私が持っている本の一覧性が高まり、さらに取り出しやすくなったので、時々本棚を眺めるようになった。
「やわらかい頭の作り方」が部下の育成に役立ちそうだというので、出張に持っていくことを勧めたら、素直に持って出掛けていった。

乾物を整理していたら、使い切ったと思っていた麹が出てきたので醤油麹を仕込んでおく。

醤油麹

気温も上がってきたので発酵も早く進みそう。
ついでに布巾も煮沸消毒。キッチンを使う仕事は一度に済ませたい。

洗濯物を干し、掃除をしていたら、娘が孫達を連れてやってきたので、昼までおしゃべり。
今月から始まった幼稚園にすっかり慣れた兄と、兄のいない隙に兄の触らせてくれないおもちゃでたっぷり好きに遊ぶ弟という流れもできてきたようだ。

お昼は、残っていた玄米と本日賞味期限の納豆で、納豆ごはん。それにプラスして残っていたゆで卵。
一人の昼飯なんてこんなもんだ、

冷蔵庫の中はほぼ空っぽ。
晩ごはんも一人なので、ホットサンドと缶ビールとかで良いかな。
昨日はご近所さんと中華のコースを食べに行ったので、素食で十分。

4月も最終日。
先月は大学の卒業関連で忙殺され、今月は転居で忙殺され、疲労感でいっぱいだった。
そのせいなのか、活字を読む気力がどうにも湧いてこなくて、軽めの小説や漫画、それから好きな小説の再読など、ここへきて新聞購読がリハビリになったのか、ようやく知的好奇心のようなものが少しずつ戻ってきた気がする。
途中で中断していた「私たちはいつから「孤独」になったのか」を読むことを再開。

コーヒーとエシレのサブレグラッセで贅沢おやつタイム。

20分ほど、畳でお昼寝。
まだ新しい畳なので、畳の香りがして気持ち良い。あっという間に眠りに入り、20分ほどスッキリ目が覚めて、いい感じ。
起きてみると、座布団を2つに折った枕には、くるみ(ミニチュア・シュナウザー6歳)もちゃっかり頭をのせ眠っていていた。

夕方1時間ほどくるみの散歩に出かける。
海は逗子海岸映画祭で人が多そうなので、山側へ。
午後から晴れるという予報ははずれ、曇り空。
歩きやすい。

雨戸を閉めて、本日の残りの家事は自分の晩ごはん作りと洗い物だけ。
もうちょっと事務仕事を片付けておきたいけれど、お風呂入ってビール飲んだらそんな気持ちは霧散するね。

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