逗子日記:二〇二四年四月 霜止出苗 (しもやみてなえいずる)

数日前から庭の一角に紫蘭が咲き始めた。

 

ある程度群生しているところをみると、大家さんが好きで育てていたものなのかもしれない。
二階のベランダで洗濯物を干していると、杏の木に実がなり始めているのが見える。
どのぐらいの量が取れるのかな。
ジャムかシロップ漬けなどが作れる量ができると嬉しい。

お天気が良いので座布団とエノキダケを縁側に干す。

夫のお給料日なので、支払い関係の処理をする
我が家のお財布はお互いが同じ金額を毎月家庭に入れることになっているので一見完全平等な財布のようだが、夫の稼ぎや(負債を含む)資産をすべて私は把握しているが、夫は私の資産も稼ぎも全く知らない‥というのが、他の家に比較するとちょっと変わった点かもしれない。
家計簿はつけてあるので、どこにいくらかかったかはいつでも見られるようにしてあるが、夫はその辺りも興味がない様子。
とにかく自分が破産しないようにお金を管理して見張っててくれ‥というのが夫のリクエスト。
結構珍しいタイプの人なんじゃないかな。
そんなに信頼されても困るなぁ・・と思わないこともない。

長いこと、コーヒーを自分で淹れて飲むという習慣がなかったせいか、コーヒーを飲んで頭がスッキリするという感覚がよくわからなかった。
ここ数年自分でコーヒーを入れるようになり、ここ二週間ぐらいからコーヒーを飲んでスッキリするというのがわかるようになってきた。
この家に越してきてから、眠りのサイクルが今ひとつ。
よく眠れないわけではないのだが、ノンレム睡眠とレム睡眠のタイミングに合わせて、うまく起きられない。雨戸を締めているので寝室が真っ暗で日照時間がよくわからないせいかもしれない。
睡眠時間は十分だと思うけれど、スッキリとしたタイミングに起きられず、昼寝もどうもうまくいかない。
こういうときに、コーヒーを飲むとなるほど確かに頭がスッキリする。
みんなが言うのはこれだったのね・・とようやく理解できた気がする。
一方で、じゃぁ何杯も飲めるかというと、相変わらず一杯で十分で二杯目はどうにも美味しく感じない…。
まだまだコーヒー道は奥が深いらしい。

数日前から、新聞購読を再開した。紙の新聞については何度かこのブログにも書いているので、読んでいる人には「またですか?」という話である。
今回の引っ越しでネットの開設が遅かった間に、ネットを見るクセが良くも悪くもなくなった。
SNSについてはフォローしている友人・知人がいるので、それなりに見ているけれどニュース系のサイトは見ることが減った。
特にRSSで読んでいた東洋経済オンラインや現代ビジネスなどオンライン系ニュースサイトは時間がかかるのもあるし、今の家では1階で家事をしていることが多く、2階の仕事部屋に行く回数が最低限に減っているので、そもそもPCに向かう時間がかなり減っているのだ。

で、そうなると世の中のことが全くわからず、ご近所のニュースしか入ってこない。
それでも日々の暮らしには問題ないような気もするのだが、世間のニュースをあまりに知らないと、実は本を読んでいてもよくわからないことが多いことがわかってきた。
例えば、ロシアのウクライナ侵攻を知らなければ、ロシアという国に関する考察も読んでもよくわからないし、世界の経済動向がわからなければ、ピケティもピンとこないし、資本主義社会の労働状況がわからなければ「ブルシット・ジョブ」なんかも共感できる部分がない。
政治や経済にまったく自分の意見がない…ということになんとも思わない人もたくさんいると思うけれど、私は自分を取り巻く広い世界にも自分なりのものの見方のようなものを持っておきたいし、考えてみたいタイプなので、日々の活動は引きこもりでも思考まで引きこもりはちょっと違う気がして、新聞購読を再開。

紙の新聞があることで、夫との会話が広がった。
これまでは私も仕事であちこち出掛け人に会っていたから色んな会話のネタがあったが4、月に入ってから家の中で家のことばかりしているので、気がつけば日々の暮らしの話ばかりになっていたことに新聞を読み始めて気がついた。

前回、新聞購読を止めたのは読む時間が取れなかったからだけれど、今は新聞を読みながら午前中にコーヒーを飲むというのがちょうど良い休憩にもなっていて、今の暮らしに紙の新聞はわりと合っているようだ。

食材とコンタクトレンズを買いに外に出る。
木綿の着物とポリエステルの長襦袢だとやや汗ばむほどのお天気。
明日はさらに暑いそうなので、もう麻の長襦袢にしてしまおうかしら。まだ4月なんだけれどなぁ。

午後からはオンラインセミナーを受講。
期待していた内容とタイトルにずいぶんと乖離があったけれど、それなりに勉強になる部分もあり、リアルだったら不満だけれど、オンラインだったらまぁいいかという結論に。
長年のキャリアは原価管理とは無縁の場所にいたので、これから熱心に勉強しなくては…。

夕方の散歩は久しぶりに家族みんなで。
散歩途中でご近所さんから、スイトピーとカラーを分けていただく。
そういえば最初結婚では結婚式を人並みにあげたが、そのときのブーケの花はカラーだけにしてもらった。
「普通はブーケと頭を飾る花は一緒にするのですが、カラーだと無理なので」‥と式場の方に胡蝶蘭にされたことを思い出した。
引越し関係で出てきた書類のあれこれをまとめているときに、自分が一人だけで写っているウェディングドレス姿の写真が出てきたが、20歳のときだから本当に若い花嫁姿なんだけれど、あまりにしっかりとメイクされていたせいか、自分でも自分の顔がよくわからない感じの写真だった。
その披露宴には今の夫も友人の一人として出ていたので、写真を見せたけれど、「こんなだったっけ?」と私と同じ感想だった。
なんの感慨もわいてこないので、古い契約書の書類や確定申告の書類なんかと一緒に焼却サービスに出した。

夜はご近所の美味しいお魚屋さんで、カツオとモンゴウイカお刺身を買ってきたので燗酒と合わせていただく。

昨年同時期

逗子日記:二〇二三年四月 霜止出苗 (しもやみてなえいずる)

二槽式洗濯機が届いたのは一年前のこの時期だったのか。
現在、暮らす家の洗濯機置場は、縦置きの全自動洗濯乾燥機が想定された横幅の寸法と、洗濯機の防水パンや水道などが設置されており、幅の広い二槽式洗濯機は無理やり置かれていて、かなり不細工な状態となっている。

賃貸住まいに洗濯機は問題になることはわりとしょっちゅうあるのではないのだろうか(カーテンよりはマシだけれど)
最近の縦型の全自動洗濯乾燥機は奥行きもあるが高さがあって、古い賃貸物件だと水道の蛇口にぶつかることも多いし、我が家のように階段下に洗濯機置き場があると、洗濯機の上に乾燥機を設置というのも難しい。
気楽な賃貸住まいも、それなりに悩みもあるのだ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. 飼い犬の画像

コメント

コメントをお待ちしております

HTMLタグはご利用いただけません。