逗子日記:二〇二三年七月 鷹乃学習 (たかすなわちわざをならう)

今日も30度を超える暑さになるらしい。
4時から夫も一緒に犬の散歩。
今日は海沿いから久しぶりに大崎公園へ。

今朝の日の出の時間は4時40分となっていて、5時半前には帰宅したけれどその時間でもかなりの暑さ。涼しかったのは、玄関を出て10分ぐらいまでだった。

自宅に戻って、くるみ(ミニチュアシュナウザー 5歳)の朝ごはんの時間まで仕事して、朝ごはんをあげてから今度は夫と二人で逗子海岸へ。

今日の朝ごはんは海の家で、朝粥。


ここは海の家?と思うような真っ当な中華のお店で、美味しくてお気に入り。予想通り朝粥も美味しかった。

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今週は二人ともほとんど家で食事ができるので、大量の新鮮野菜を仕入れに横須賀のすかなごっそへ。
まだ早すぎるので、森戸神社でお参りをして、森戸海岸の海の家の様子を眺める。
逗子海岸よりもずっとファミリー向きという感じで、昔ながらの海の家が中心。

すかなごっそまでの移動途中で、頭痛がひどくなってくる。今週は後半お天気が崩れるというから、気圧の影響?それとも熱中症アラートの出る暑さの疲れかな?

すかなごっそは地場産のお野菜ばかりなので、季節によって出てくるものが異なっている。
生きくらげは見つけると必ず買ってしまう。
先日、白瓜を買ってぬか漬けにしようと思っていたら、夫がきゅうりと間違えて使ってしまったので、今回は使われないようにしないと。
地場産のミョウガやかぼちゃも出回り始めた。
最近お気に入りの神奈川限定販売「湘南ゴールド クラフトチューハイ」も忘れずに購入。

10時過ぎに帰宅して、頭痛薬のカロナールをのんで引きっぱなしになっていた布団で40分ぐらい眠る。

お昼はKALDIの山椒焼きそばを夫が作ってくれた。
最近の我が家のお気に入り。
このシリーズは、麺が四角くて太くて美味しい。
いくつか種類があるが、中でも一番美味しいのは、この山椒焼きそばだとということで二人の間では意見一致している。

頭痛がさっぱりよくならないので、さらにカロナールを追加で一錠。

こういう調子の悪い日は粛々とタスクリストを上から片付け、ポモドーロタイマーをかけ定期的に休憩をちゃんと取り、眠くなったらすぐに横になる‥というのが定番のやり過ごし方になりつつある。

今日は夫の休肝日のため、晩御飯はカレーを作ってくれるらしい。(我が家はお酒が出る夕食の日は、炭水化物が出ない)
昨日作っておいた小松菜と人参のサラダ、クラゲ・わかめ・きゅうりの酢の物もあるので、それで十分かな。ちょっと変なメニュー構成だが。
とりあえずお米だけ炊いておくことにする。

先週からフランクリン・プランナー(以下、FP)にスケジュール管理、タスク管理、日々の記録を移行中。
その前から、カレンダーと簡単なタスクリストだけぐらいで毎日回せるぐらいに、もっといろんなことを絞れないものだろうかと少し妄想していた。

FPに移行してあれこれアナログ化していくと、なるほどデジタルというのは保存も簡単だし、コピペも楽だし、これはどんどんいろんな情報を溜め込んでしまうわけだとよくわかる。
一言で言えば、デジタルは保管量に物理的制限がない。

本を読み、メモを取る読書ノートには、デジタルよりもアナログな紙がお勧めだと、元外交官で作家の佐藤優さんの講義で聞いた。
その理由は、デジタルだと、なんでもメモしたくなってきりがない、アナログだと書くのに疲れるので自ずと書き写す引用やメモ書きが厳選されてくるとのことだった。

やってみると確かにそのとおり。
情報の切り捨ての判断が楽になる。
「念のため」とか、「一応」「とりあえず」みたいなのが封印される。
手で書くのは本当に疲れるし面倒くさい。

あと、メモの取り方も工夫するようになる。ダラダラ書かず、書きながら要点を自然にまとめているし、図もどんどん描ける。
キーボードだと疲れずに大量に素早く入力できるので、どうにもダラダラ長くなってしまう。

そういえば、以前ネットの記事を後で読むための「ポケット(Pocket)」や「インスタペーパー(Instapaper)」を使ったがあれも本当にきりがなくて止めた。
今でもFeedlyのRSSは使っているが、読めなければどんどん削除している。

もうこの年齢になると、GTD(Getting Things Done : David Allenが考案した生産性アップのための手法で、若い頃から私はこの手法を取り入れている)でいうところの「いつか/多分」のフォルダはいらないんじゃないかと思う。ひょっとするとその場で日付が決められない「次にやる」もいらないかも。
必要なのは、スケジュールの決まった予定とタスク、それから「今日やる」「すぐ始める」ぐらいなんじゃないか‥という気がしてきたし、それが現実的なような気もするのだ。

デジタルだと溜められるだけ溜められるので欲張りになりすぎて、情報を保管し、やりたいことを記録しておけばいつかできそうな気がしてくるが、そんなわけない。50歳も過ぎればそんなのわかる。

「いつか」時間ができるなんてない…。自分がその場で時間を作るか、スケジュールを決めてブロックしない限り、時間なんてできないのだ。
そもそも、時間が「できる」なんてことはない。
時間は単純に流れていくだけのもので、その流れに入るかどうかだけなんだから。

休肝日という話だったけれど、海の家でいっぱい奢ってくれとうるさいので、くるみの夕方の散歩がてら歩きに出かける。
昨夜の夜に比べると、いくぶん涼しい。

三連休も終わり、ようやく落ち着いて犬の散歩という方たちにも何人かお会いする。
みんな考えていることは同じらしく、地元の人たちがあちこちでアルコールと夕暮れ時の空を楽しんでいる。

今日も1日お疲れ様。
iPhoneを見ると14000歩以上歩いていた。

昨年同時期

逗子日記:二〇二二年七月 鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)

そういえば、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読み返した記憶がある。

今年4月に出版された村上春樹の長編小説「街とその不確かな壁」は、この話とリンクしていると何かで読んだ記憶がある。
昔は、発売日にハードカバーで必ず買っていたこの人の作品も、今はゆっくり待てるようになった。
今も昔も変わらず好きな作家だけれど。

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