逗子日記:二〇二三年七月 蓮始華 (はすはじめてひらく)

久しぶりに目覚ましで4時に叩き起こされた。
いつもは目覚ましの鳴る前に起きるのだが、昨晩は大船で飲み会があり、寝過ごして横須賀まで行ってしまったので、寝る時間がいつもよりずっと遅かったので。

夫も一緒に4時過ぎから5時半まで犬の散歩。

くるみ(ミニチュア・シュナウザー5歳)はトリミングサロンの方が、8時半に迎えに来てくれて午前中いっぱい不在。
くるみの足音が聞こえないと寂しいなぁと夫がつぶやく。

寝不足で頭がボーっとするので、お風呂場にKindleを持ち混んで、有吉佐和子の「脚光」を読み、お風呂に出てからもそのまま没頭し、読み切ってしまう。

あれよあれよと女優になる輝子、芸者から妾となり輝子の母親を産んだ祖母。ごくごく平凡は輝子の元婚約者、最初の劇団の男性陣、若い頃演劇を志していた経理課長。
その他にもそう長くない小説の中にたくさんの人が登場するが、その人いらなかったのでは?という登場人物が多い、また祖母から贈られたオパールも深い意味がありそうだったがそうでもなかった。

ストーリーへ引き込む力はさすが有吉佐和子。
少しも退屈しなかったが、全体的に「粗い」印象、小説というのも単純に才能なんて言葉では片付けられず、書いているうちにうまくなるものなのね。

延び延びになっていた月末の振り返り記事をアップ。

2023年6月の振り返り

Weeklyで書いていたまとめ記事の負荷が高かったので、そちらを止めて1ヶ月のまとめ記事にしたけれど、1ヶ月分ともなると、読んだ本についてのTwitter投稿を貼っていくだけでそれなりに手間がかかる。
かといって、止めてしまうと振り返りをする機会もセットでなくなってしまいそうで、それはそれで後々良くない気がする。

お昼は夫が夏野菜のパスタを作ってくれた。
在宅勤務だとご飯は作ってくれるのがありがたい。
まぁ、私があまりにも料理が好きじゃなくて、予定を早めて夫が帰ってくると露骨に嫌がるせいもあるだろう。(そもそも夫は家が大好きで早く家に帰りたい人)

最近は、「早く帰れそう」+「だから、ご飯作るね」…の連絡がセットになっている。勝手なもので、そうなると私も「早く帰ってこないかなぁ…(*˘︶˘*).。.:*♡」みたいになる。

寝不足を補うべく、ちょっと昼寝しようと思ったら2時間寝てしまった。

依頼されていた提案書のチェックだけして、担当者とチャットのやり取りをして、あとは急ぎの仕事もないので、図書館から借りてきた本を読み、合間に家事を片付ける。

形としては連作短編集なのだけれど、主人公のオリーヴが少ししか出てこないものもあれば、彼女がメインのものもあるというのは、前作から引き続き。
相変わらずのオリーヴに嬉しくもあり、一方で歳をとったのねとしんみりさせられたり。
登場人物の誰もが平凡で平凡な暮らしを描いたアメリカの町の話なんだけれど、小説にしか出せない味わいというものがここにはあって、何度も読み返してしまうタイプの物語。

翻訳家で超人気のエッセイストでもある村井理子さんの実践するライフハックについて書かれた本。読みやすくて軽い、そして楽しい。
思春期の双子の息子、大型犬のハリー、そして要介護の義両親もいて、仕事バリバリをどのように実現させているのかが見えてくる本。

ここ数日、熱中症アラートが出ているので、夕方の散歩時間を変更。

くるみは17時に晩ごはんを食べ、私たちは17時半から晩ごはんを食べ、18時半から海岸へお散歩して、海の家で一杯飲んで帰るというのがここ最近のルーチン。
晩ごはんまで海の家で済ませて、がっちりお酒を飲むと、二人とも酒好きなので毎晩続くととんでもない出費になってしまうので、基本食事は自宅になる。

この日は、鎌倉で古民家カフェをやっているという噂の「はなれ」さんで抹茶ハイ。
ここは今年初出店。お酒が濃い目に作ってあるのと、お料理が美味しくてお気に入り。

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昨年の同時期

逗子日記:二〇二二年七月 蓮始華 (はすはじめてひらく)

昨年は娘たちのお店もコロナ関連でコロナ陽性になったお客様からのキャンセルが続いて‥、それなら観光地はもっと大変?と書いてあるが、1年経って今や箱根などはとても混んでいるようだ。

参考記事:
1泊10万円でもすぐ埋まる「箱根バブル」の現状〜インバウンド客が訪れ、タクシー利用は1時間待ち

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