逗子日記:二〇二二年七月 蓮始華 (はすはじめてひらく)

ふっと目が覚めたら、3時だったのでそのまま起床。
4時からお散歩。
曇り空で私には涼しいのだけれど、湿気があるためか犬は舌を出して暑そうな様子。

今日は犬の行きたい方向へと歩かせていたら、家の近くを通ったところで、もうう帰るとリードを引っ張られた、40分程度で自宅に戻る羽目に。
夫が朝からトウモロコシごはんを作るというので、早めに起きていて、5時過ぎにもう一度夫が犬仲間に挨拶がてら、散歩に連れていった。
夕方は雨になるという予報なので、そのぐらい散歩しておいてちょうどいいかも。

今日は終日オンラインの打ち合わせなので、着物を着ようと用意しておいたが、なんだか組み合わせがピンとこないので、やめておくことにする。

ようやく仕事も平常化してきたので、仕事に追われていた間に後回しにしていたものを少しずつ片付けられるようになってきた。

昨日は植木屋さんが入り、雑草を抜き、さらに植木も刈り込んでくれたのは良いのだが、今朝明るいところで見てみると、紅葉などはだいぶ刈り込まれてしまい、一輪だけ花をつけていた紫陽花まで刈り込まれてしまっている。
今日も剪定の作業予定だったが、植木屋さんの都合で明日来ることになった。
23区でフルタイムで通勤していたら、こういう予定変更はとても対応できないが、逗子に暮らしてからはオンライン会議以外の時間の決まったスケジュールが少ないので、特に問題ない。
このあたりは時間に余裕がある人が多いせいか、工務店の人なんかものんびりしていて、こちらが急いでいないと話すと、「そっち方面に仕事がある日に行きますね‥」みたいな感じで、スケジュールがきっちりしていない話が多い。

のんびり暮らしていれば、業者さんものんびりとなり、多忙な人たちが多いエリアでは業者さんも仕事がテキパキしていて、スケジュールもきっちりになるのかもしれない。

昨日の植木屋さんは私が近所に出かけるときにまだ作業をしており、1時間ぐらいしたら夫が帰ってくるのでそれまでに車を駐車場から出しておいてくださいね‥とお願いしていった。
「もう片付けるから大丈夫ですよ」という返事だったが、夫が1時間後に帰ってきたらトラックはそのままで庭で休憩していたそうだ。
まぁとにかく、人間らしい働き方をしている人が多いのである。

午前中のミーティングは結構盛りだくさん。
13時過ぎにお昼ごはんということで、朝の残りのトウモロコシご飯をいただく。
白米一合ぐらい食べてしまっているので、すっかり眠くなりウトウトしていたら夫が帰宅。一日外に出ている予定を自宅でオンライン会議に切り替えたようだ。

私は午後のミーティングがなくなったので、延び延びになっていた週次レビューを片付けたり、プロジェクトのタスクリストを更新したりと細々とした作業を進める。

組織に勤める夫はどうも社内の色々で疲れているようなので、夜は娘たちのお店に出向き美味しいものを食べることにする。

夕方近くになって大学の勉強を全くしていないことに気づく。
一日一回何かしらやる‥という目標があるので、慌てて関連図書を読む。欧文フォントについて漫画で説明してくれる「となりのヘルベチカ」。

大学のかなり最初のほうのスクーリングと課題でフォントについては勉強したが、当時はどれがどれやらさっぱり区別がつかず、今考えると見るポイントがずれていたから、区別つかなかったのね‥とよくわかる。

大学の勉強は、入学当初は「よくわからんなぁ‥」と思っていた本が最近になって、「ああ、これそういうことだったのね」と思えることが多くなった。
まぁ、勉強っってこういうのが楽しいのよね。自己満足の世界。オホホホ。

娘たちの店は、相変わらず予約が多いものの、ここへきてコロナ陽性になりましたのでキャンセル‥というのが増えてきているようだ。
私の周囲でも、ポツポツと家族がコロナ陽性にとか、自身がコロナ陽性にとか‥という話が聞こえてきている。
飲食店も大変だけれど、観光業はもっと大変なのだろうな。夏休みが終わった後はどうなるんだろうか。

お店には、新しいスタッフも入り、パワーアップ。
軍鶏の餃子や真鯛のラグーソースパスタ、鴨の鶏皮ポン酢など新しいメニューがまた色々、それに合わせて燗酒をいただく。
美味しい楽しい時間。

帰りの土砂降りの雨にはちょっとまいったけどね。

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