逗子日記:二〇二二年十二月 橘始黄 (たちばなはじめてきばむ)

3時半起床。
昨日から急に冷え込んできて、今朝もとても寒い。

ここ数日、外食が続いているせいかなんだか胃がスッキリしない。そして本日も外食。
昼食は薬膳コースというのが有り難い。

さて、都内でちょっとお高いランチを食べるのにふさわしいような服がない。
着物で行こうかと用意はしておいたが、夜はご近所の忘年会で犬の参加もあるという。一度家に戻り、着替える時間があるのかが、どうも読めない。
着物は始末が面倒だけれどコーディネートはあっさり決められる。家にいるなら木綿。外に出る用事があれば紬と単純。
最近は、洋服を選ぶほうがずっと面倒だ。

11月のまとめ記事をアップする。書き出してみると随分と地味で静かな1ヶ月だったことがわかる。

2022年11月の振り返り

寝室で何か音がすると思ったら、夫がスマホでサッカーの試合を観ていた。スペインに2対1で勝利したようで、興奮しているが、スポーツ全般にうとい私は、相変わらずその凄さがピンとこない。

久しぶりの東京。今日は日比谷の聘珍樓
その昔仕事の会食で来て以来だと思う。28階の高さからは日比谷公園の紅葉を眺めることができた。

数ヶ月ぶりのおしゃべりだが、相変わらずあれこれと尽きない話題があって、あっという間。
新橋の駅に出る途中、田村町木村屋に珍しく席が空いていたので、ケーキとコーヒーでまたおしゃべり。

今日は、ご近所の犬つながりの方々の忘年会があるので、夕方前に逗子に戻る。犬連れの人もいるという話だが、我が家は落ち着かないし、犬も喜ばないので置いていくことにする。

お店に向かいがてら、日比谷の様子を夫に話す。
新しいビルもできている一方で聘珍樓の入っている富国生命ビルとその隣のビルへとつながっている地下の飲食街はどちらも店の撤退が多く、その後もテナントがうまっていないようだった。
サラリーマン需要を満たすお店は、コロナとそれにまつわるリモートワーク主体の働き方で大打撃だったのだろう。
コロナが収束しても、ここにテナントは戻ってこないのではないだろうかと、2人で話す。
夫の会社も店舗や流通の従業員以外の本社スタッフはコロナ禍でリモートワークになり、今後収束してもまた出社させることは考えていないようだ。
オフィス需要は減っていくだろうし、そうなるとそれをあてにしていた飲食も減るね等と話していたら、忘年会会場に到着。

私たちは新参者だし、お散歩の時間帯が違う方たちも多く、主催者と数名の方しか顔がわかる方はいなかったのだが、皆さん大人なのでそんな関係性でもうまく盛り上がり、色んな話が聞けて楽しかった。

とはいえ、知らない人とうまくやらなくてはという接待にも似た緊張感もあり、焼酎のお湯割りとハイボールを随分と飲んだが(どちらも薄いというのもあったけど)、ほとんど酔わず。
呑みたりないという話になって、そのまま少し歩いて娘たちの店で燗酒を呑みなおして終了。

これで3日連続外呑みも終わり。
外ごはん続くと、やっぱり疲れる。明日以降は家で地味ごはんにして胃腸を休めよう。

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