ピザのトッピングは何がいい?

4時起床。
昨晩は久しぶりにエアコンをつけて寝たので、なんだか脚が冷えている。
牛乳を温めて、はちみつ、カルダモンパウダー、シナモンを投入し甘いホットミルクを作る。

しばらく、仕事と読書会でかなり時間を取られていて、大学のデザインの勉強がまったく進んでいない。
今週末にはスクーリングもあるので、今週は勉強中心に進めていかねば。

朝食は、酒粕に着けておいたブリの切り身、ベジブロスで作ったワカメ・卵・長ネギの中華スープ、玄米ご飯、ぬか漬けは仕込み忘れでナシ。

朝ごはんを作り始める6時から、NHKラジオの基礎英語をかけっぱなしにしている。
ちゃんと聞けるのは、基礎英語と基礎英語2で、基礎英語3になるともう作り終わっていることが多い。
一番実務に使える「ラジオ英会話~ハートでつかめ!英語の極意~」は、ポチとくるみ(ミニチュア・シュナウザー)が散歩から帰ってきてバタバタする時間にかぶるため、ほとんど聞けていない。

今朝の基礎英語2で、バスケ合宿の最終日でピザパーティをするため、部員が監督とそこに一緒にいたメンバーにピザのトッピングは何がいいか?というのを聞きに来るという会話があった。
その質問に対し監督が、「マッシュルームがいい」と応える場面に、オヤ?っと思った。

なんとなくだが、日本だと「僕はなんでもいいから、君たちの好きなもので‥」というのが、大体こういう立場の人の回答のような気がする。
そういえば、欧米も同僚たちと食事をしていた時期に、「なんでもいい」と応える人っていなかったなとふと思い出す。

よくわからないけれど、幼い頃から常に自分の意見を聞かれて、また聞かれないときは主張するという文化なのだろうと想像する。
何かに出会うたびに、自分はそれを好きか嫌いか、受け入れるのか受け入れないのか、無意識に判断する、選び取るというのがあるのかもしれない。
それはある意味、どの場面でも思考停止しないということなんだろうな。

外資の仕事もそろそろ抜けようと思ったときに行ったシンガポール出張。
ちょうどマリーナベイサンズホテルがオープンしてすぐで、そこに泊まることになった。
(本当はラッフルズかリッツあたりがオフィスに近く、そちらに泊まりたかったけれど、値段が高くて無理だった)

ご存じの方もいると思うが、このホテルはシンガポールのホテルとしては、高層なことと、その屋上に船の形のプールがあるのが有名なホテルだ。
羽田の夜中の便を使ったので、到着時間がホテルのチェックインの時間よりかなり早かった。
外資に勤める前なら、そのまま空港かどこかでチェックインの時間まで時間を潰したが、とりあえず交渉してみるか‥というのが、その頃にはすっかり身についていた。交渉してうまくいけばラッキーだし、駄目で元々なのだ。
慣れれば交渉がうまくいかなくて、傷つくなんてことはなくなる。

チェックインはできるけれど、部屋は下の方になるわよ・・と受付で言われて、それなりの大企業に勤めていたので、嫌らしいやり方のような気はするが、「私、XXXXの社員なの。XXXXのイベントとかで出張でいつもお世話になっていて、本当にありがとう」と言ったら、高層階の部屋を案内してくれた。

勤務先がここでイベントやっているかなんて、まるで知らないし、おそらく受付の人も知らなかったと思う。ただ、「ああ、これは空いているいい部屋に通したほうがいいかも‥」と思っただけだろう。

正直なところ、出張で来ているので部屋などどこでも良い。
シンガポールのオフィスで終日ミーティングで、あとはチームメンバーとコラボレーションとやらのディナーがあるぐらいだから。
週末や有給と合わせて長居したくもない、早く家に帰り、夫の作ったご飯を食べて、嫌がる娘を大げさにハグしたり、犬をなでながら寝たいだけだ。私にとっての海外出張は常にそんな感じだった。

それなのに、部屋のグレードを上げたのはマリーナベイサンズに泊まっていると伝えると、上司や同僚に必ず何階に泊まっているのか?と聞かれるからだ。
そのとき、下の階に泊まっていると絶対ごちゃごちゃ言われる。日本人は主張が少ないとか、今晩は交渉して部屋を替えてもらえ・・とかそういうことを言い出すのだ。

「なんでもいい」では許してくれない文化がそこにはあった。
案の定、低層階に泊まった日本人の同僚はギャーギャー言われていた。
彼女がそういうことを「なんでもいい」と思うタイプなのは、私もよく知っていたので、まぁそうだろうな‥どうでもいいよね、実際…と思った。

常に自分の意見を持つって大事なことかもしれないけれど、本当に自分にとっては、どうでもいいし、どっちでもいいしってことは、結構たくさんあって、そういうのを許してくれる日本の環境がやっぱりあっているんだろうな・・とラジオを聞きながら思った。
ピザのトッピングってそもそも何があったっけ?と考えるほうが面倒くさいのだ。

コーチングのセッション2件とスクーリングの下案作っていたら、あっという間に頭が煮えたぎってきて、11時前にお昼スタート。
頭使うとお腹空くんだよね。
お弁当だから10分で食べ終わって、早く終わったからAmazon Prime Videoでお気に入りの「モダン・ラブ ~今日もNYの街角で~ 」を観る。
1話30分のドラマ。やっぱりこのシリーズい良いわ。

週末に先送りにしてしまった週次レビューと顧問先とのZoom会議を終えて、保健所→図書館→美容院の順で外のタスクを一気に片付ける。

こうやって書き起こしてみると、それなりにバタバタした1日だった。

晩御飯は、ここ最近のお気に入り扶桑鶴純米無濾過生原酒をお燗でいただく。
この日のメインは、いただきものの鶏を焼いたもの。
九州旅行のお土産ということでいただいた。食べやすい大きさに切ってあってタレに漬け込んだものをそのまま焼いたのだが、ビックリするほど鶏そのものがお美味しい。

硬いのではなく美味しい噛みごたえのあるしっかりした肉だった。
軍鶏とかそういうのかしら?とか、有名な名のある鶏とか?それとも鳥小屋に閉じこめず、ちゃんと運動させている鶏だとこうなるのかな?などと乏しい知識でポチと2人で考えたが、もちろん結論は出ない。
つけダレも美味しくて、これはもう日本酒が進む。

家事の分担については、いわゆる見えない家事が多くて、私のほうがやっぱり負担が多い気がするのだけれど、ご飯作って洗い物してくれるというのは、特に晩ごはんで酔っ払った後にはしみじみ有り難いと感じるのだ。

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