Weekly Review – Week44

比較的穏やかな天候のつづいた一週間でした。
それにしても10月の終わりで、まだ最高気温が25度近くあるというのも珍しい気がします。
週の半ばから、夫が気管支にくるタイプの風邪にかかり、夜になると咳がひどくて、犬も含め家族全員寝不足というような週でした。幸い今のところ、私にはうつっていないのですが‥。
11月に入り、2019年もあと2ヶ月。
特に何かをし残したという印象もないですが、やっぱりあっという間だなぁというのは年々強くなります。

<お愉しみ>

週の初めは、「大江戸日本酒まつり」のイベントからスタート。
イベントの存在自体は知っていたのですが、人も多そうなので敬遠していましたが、今年は娘と娘婿の勤めるお店も出店するということで、私たちも初めて行ってみました。
出店されているお店はいずれも日本酒へのこだわりが強いお店ばかり。
熱燗を中心にいろいろなお酒が呑めるのはもちろんのこと、各居酒屋さんの自慢の一品、イベントならではの工夫を凝らした酒の肴が楽しめ、とてもいいイベントでした。

各店舗ごとの工夫も面白く、あの店のやり方はスマートだとか、この酒の肴はイベントで食べやすいとか、SNS映えするとか、好き勝手なお店の評価をしたりして楽しんできました。

翌日は友人とご近所でランチをし、そのまま友人の新居でお茶をいただいてきました。
転勤族というのは、転勤に関する実費は会社から出してもらえるようですが、転居先の住宅に合わせて買い換えなくてはならないカーテンや家具などは、当然出してくれるわけもなく、しかも買い替えてもまた次いつ転勤の辞令がくるかわからない‥。
友人はあちこちに移動しては、苦労しつつも愚痴も言わず、そこでまた親しい友人を作り、馴染みの店を開拓し、各地域の美味しいものや名所旧跡を楽しんでいるようですが、私なんかはそういうのがとても苦手なので、転勤族の奥さんは無理だなぁ‥と本当に尊敬してしまいます。

帰りに美味しい凍頂烏龍茶をわけていただき、毎朝ポチが出かけた後にゆっくりいただく‥というのが楽しみとなっています。

<タクシー通勤>

先週後半から外食続きで胃腸が弱っていたであろうところに、ある日の晩御飯が4品全部油もの‥というすごい日がありまして、その日の夜中から猛烈な胃の痛みに襲われました。
翌日は、絶対休めない仕事だったので、タクシー通勤。
この日は朝から雨で、配車アプリが混雑していてつながらず、たまたま路上で拾えましたが、道は大混雑でした。
かなり余裕をもって出たので、アポイントの時間には問題なく間に合いましたが、車中にいた時間はかなり長かったです。

タクシーに乗れてホッとしたというのもあったのか、薬が効いたのか、痛みがやわらいできたのを見計らって、気を取り戻してタクシーの中で資料を読んだり、提案資料の見直しをしたりと仕事。
これがまぁ、ものすごくはかどってびっくりしました。
会社の偉い人が運転手をつけて、車で通勤するってこういう理由なのか‥と。目からウロコ。

当然ですが、電車の中で読める資料は機密の関係もあって、大したものは読めませんし、ましてやものすごく混雑していますからそれだけで疲れるし、そして降りる駅を間違いないようにもある程度気をつけていなくてはならないのですが、運転手付きの車だとこれらが全部クリアできるわけです。

うーん、すごく忙しいときはタクシー通勤ありかも。
ちなみにこの日のタクシー代は6000円ぐらい。
こういうのは社員だと当然経費にしてくれないですから、自分の給料から払わなくてはならず、さらに経費としての控除も受けられないのですよねぇ。
こういうのを考えると、安定したお給料は羨ましく思うのですが、やっぱり社員は無理だなぁ‥と思うのです。

<仕事>

先週半ばから、顧問先で手伝っていた営業案件の受注が相次いでいて、なかにはその企業にとっては珍しいような大型の案件もあり、かなりホッとしています。

自分が営業として動くわけではなく、あくまでフロントは顧問先のメンバーであり、商談のサポートしたり、営業戦略や提案資料のアドバイスをするというのは、自分で営業するよりもかなり大変なのです。

自分が営業だとしたら、その商談の受注確度を見て、低そうであれば他の案件も並行して動いておくとか、何らかのバックアップ策をとったりして最終的に売上目標に到達すればいいのですが、さすがにそこまで指導すると本人たちの自発性がどうなんだろう‥と思い、口を出さないようにしています。
そのあたりの指示は上司が出すべきことだと思うので。

顧問先の営業育成というのは、「受注<育成」。つまりいかに受注するかよりも、私の場合、期待されているのは、どう各営業メンバーを伸ばすか‥なのです。

これが自分が社員で勤めていて、部下の育成というのであれば、「育成<受注」であって、部門として会社に期待されている数値をいかに達成するかなので、当然に育成も重要ですが、「育成のため、数字行きませんでした」‥なんていうのは、まぁ、無理なわけです

まぁそれでもこの営業育成の仕事も気がつけば、6年ぐらいやっていて、やっと各営業メンバーの個性に合わせた育成指導がみえてきた感じがします。
本当に手がかかるので、これはプレイングマネージャーの上司にはまず難しいと思います。
少なくとも私には無理ですなぁ。

いつも顧問先のメンバー育成については、どこに転職しても通用する実力を持ちつつ、でも、この会社で頑張りたい・・と思ってほしいなぁと考えているのですが、やっぱりできるようになっちゃうと出ていっちゃうケースも多いです。

最近はこのあたりのことは「可愛い子には旅をさせよ」と考え、‥でも、さらに実力をつけてまたもとの古巣にかえって貢献したい‥と思われるような会社に顧問先になってもらうのがいいよな‥と思うようになりました。
他社に留学‥みたいなイメージでしょうか。

<本>
ビストロ三軒亭の謎めく晩餐 ★★★★☆

ビストロ三軒亭の美味なる秘密 ★★★★☆

ビストロ三軒亭の奇跡の宴 ★★★★☆

美味しいものが出てくる小説はかなり無条件に好きな方だと思います。
三軒茶屋にあるビストロ三軒亭は、謎めいたシェフと大人のソムリエ、そして若いイケメンギャルソンたち‥、コースは毎日お客様に合わせてシェフがつくるので、毎回異なります。実在してほしい!と切実に思わせる温かいビストロです。

たまたまKindleで出てきてポチッとしてしまい、はまりました。
その後Kindleの推薦本に美味しいものでてくる小説ばかり出てきて、戦々恐々としています。

フレンチということもあって、「ビストロ・パ・マル」のシリーズとちょっと雰囲気似ていますので、こちらが好きな方にはかなりオススメ。

「その島のひとたちは、ひとの話をきかない――精神科医、「自殺希少地域」を行く」★★★★★

2019年ベスト5間違いなしの本に10月後半に巡り会えるなんて。
以前に書評で見かけていて、読みたいな‥と思っていたのですが、リアル書店でめぐり逢えがあればね‥とそのままになっていました。
東京堂書店でちょうど青土社のフェアをやっていて、めぐり逢いました。
青土社の本も実はかなり好きで、ハズレがないと思っています。
自殺希少地域と呼ばれる場所に、精神科医が訪れてその地域が他の地域とどう違うのかというのを見ていくノンフィクションですが、人との距離感、多様性とはと考えさせられることが多く、本当にいい本ですた。
できたら、読書会でも取り上げたいかも。

この本の詳細な感想はブログ記事で書こうと思っています。

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