第2回目の読書会は「居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書」

第一回目のサードプレイスも無事楽しく終了しました。

第一回読書会(サードプレイス)開催報告

第二回目は、2019年8月24日(土)に開催予定です。

今回取り上げる本は、「居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書」となりました。

【本の選び方】

第一回目のサードプレイスを終えて、「今後、取り上げてほしい本やテーマがありましたら、お知らせ下さい。」
というアンケート結果を見てみると、自分が選ぶ本は偏りがちなので、おまかせしたい、自分では手が出ていないジャンルを読みたい‥というご意見が大半でした。

ということは、あまりに「売れている本」は、どうかなぁ?と悩みます。
そもそも私も一緒に運営しているTomokoさんも、結構大量に乱読するタイプなので、私達にとっては売れている本だが、あまり本を読まない人にとってはどうだろう?
でも、全く読まない人がそもそも読書会に来るだろうか?とか、このあたりでまた悩みます。

第一回目の本は、私が選び、自身でファシリテーターをつとめました。今回は、Tomokoさんがファシリテーターをつとめ、私がアシスタントに回るということが既に決まっていたため、何冊か候補の本を出してもらいましたが、いずれも甲乙つけ難く、最終的には数冊の候補の中から、Tomokoさんがファシリテートしやすい本でいきましょう!ということで、決定されたのが、私も読んでみてとっても印象深かった「居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書」です。

【Tomokoさんのプロフィール】

1969年広島県出身東京在住
大学の法学部卒業後、食品メーカーで総務広報部門を中心に様々な部署を経験し、2016年退職
2019年3月まで中小企業支援事業に携わる
夫と二人暮らし

趣味は読書
ミステリーやSFを読むことが比較的多い
その他のも古典や社会学、科学などの分野に興味がありしばしばチャレンジしている。ただ、好奇心があるけれども勤勉でない。面白くなる前に興味の対象が2,3ヶ月毎に変化し、書籍や録画を増やしては熟成という名のもとに、こっそり保管している。

以下の「なぜこの本を選んだの?」と「この本についての個人的感想」は、本の選定者であり、この会のファシリテーターをつとめるTomokoさんからの文章です。

【なぜこの本を選んだの? : Tomoko 】

この本の内容は、臨床心理士である著者が精神科デイケア施設で働いた日々を物語として語りつつ、ポイントポイントで理論的な考察を加えるというもので、ジャンルとしては医学書です。ページ数約350ページとボリュームがあります。
正直なところ、読書会でこの本を取り上げるかどうかとても迷いました。
しかしながら、学術書のはずなのですが、とにかく面白い。
そして、様々な気づきがあります。まずは、物語として一気に読むことをお勧めします。

【この本についての個人的感想 : Tomoko】

物語として面白く描かれているだけでなく、わかりやすい言葉で理論的な考察がなされていることが、この本の面白さを増幅させています。自分の日々の気づきや経験、見聞きしたことを重ね合わせ、「そうなのよー」「なるほど」と言いながらページを次々めくっていました。

たとえば、第2章の「いる」と「する」、「居場所」についての考察のくだりでは、以前自分がいた職場が思い浮かびました。
原因となる人がいるわけでもなければ、仕事が大変なわけでもない。無駄話を禁止されているわけでもない。だけれども、トゲトゲした雰囲気で、無駄話をする人はおらず、皆、疲弊していく。他部署からは雰囲気の悪い部署といわれる。でもどう対処してよいかわからない。
今回この本を読むことで、あのころのあの職場は「居る」ことに何らかの問題を抱えていたのではないかと考えるようになりました。そして今、「居る」ことについてもっと自分で考えてみたいと思っています。

また、著者は、デイケアのメンバーさんや著者自身の行動や心理に対して、「なぜ」をしつこいほど繰り返して考察します。
「なぜ、メンバーさん同士のいさかいが起きたときに自分は間に割って入ることができなかったのか」
「なぜ、デイケアでは別れがセレモニー化されず見えにくくされるのか」などなど。
導き出された結論は私たちにも当てはまるもので、「そうだったのか自分!」「だから自分はそういう選択をするのか。」と、自分自身を見直す機会となりました。

【この本についてのその他紹介】

以下は、この本の出版社である医学書院さんの紹介ページへのリンクです。


http://www.igaku-shoin.co.jp/bookDetail.do?book=106574

このページには、以下のようなものが含まれていて大変有益です。

  1. 立ち読みができます。(もちろん一部ですが…)
  2. この本が紹介された様々な書評記事や著者紹介のリンクがあります。
  3. この本の目次を読むことができます。
  4. 電子書籍で購入ができます。
    (この本はKindle版が出ていません。独自のアプリを使っての電子書籍購入となります。
    残念ながら紙に比較して安いことはありませんが、紙の書籍で場所をふさがれるのはイヤ‥という方にはオススメかもしれません)
  5. この本は医学書院のケアシリーズの1冊ですが、ケアシリーズのその他の書籍への紹介リンクがあります。
  6. 週刊医学界新聞 この書籍の内容の関連記事へのリンクがあり、この関連記事が読み応えが合って、なかなか面白いです。
【私・yoshikooとこの本】

上記のTweetの通り、私(yoshikoo)は、2019年3月13日にファンである武田 砂鉄氏の書評を、これまた愛読しているサイト「ALL REVIEWS」で読んでしまい、わー、この本読みたいわ!となり、読んだのがきっかけです。
その翌日、神保町の東京堂書店で偶然めぐり逢い、運命だわ!と即購入(2019年3月14日)。
買ったその日にあまりの面白さに一日つぶして読了してしまい、「これは2019年のベスト5に絶対入るので、ブログ書かなくちゃ!と2019年3月22日にタスクに入れて、ヤバイ書かなくちゃと考えているところ←イマココ:2018年6月8日。

ということで、次回の読書会・サードプレイスは、第二回目は、2019年8月24日(土)に開催予定です。
ぜひ、むちゃくちゃ面白いこの本を読んで、普段おあいすることのない方々と楽しくお話できたらと楽しみにしています。

お申込みページオープンまでもうしばらくお待ち下さい。

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