逗子日記:二〇二二年一月 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

7時起床。
葬儀の移動中は冷たいお弁当とかコンビニのおにぎりとか、冷たいものばかり食べていたせいか、どうも胃の調子が悪いので昨晩は土鍋でお粥を炊いてそれだけ食べて寝たら、ようやく少し落ち着いた感じ。

↓写真は以前撮ったもの。昨晩のおかずは、塩昆布と梅干しだけでした。

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何度も作っているので、白ごはん.comのレシピも見ないで作れるようになってきた。まぁ、そもそも分量だけだしね、覚えるの。

入浴中はKindleで次の読書会の課題本「人間をお休みしてヤギになった結果」のサンプルを読む。
昨日無事終了した読書会の課題本は、マイケル・サンデル氏の「実力も運のうち 能力主義は正義か」とかなり考えさせられる重たい本だったので、なんだか随分と本のトーンに格差があり、真っ暗なところから、いきなり眩しい通路を歩かされたような落ち着かない感がある。

以前にも一度読んでいる本だが、そうそう最初はゾウになる予定だったんだよな‥というところから忘れていて、ほぼ初読みたいな再読になりそうだ。

とりあえず図書館に予約をかけたが、読書会で使うとなるとKindleで購入も検討しなくては。ここは本を買わない1年の例外としよう。

朝食は、白米、味噌汁(スナップえんどうと油揚げ)、カマスの干物、おでん

おでんは、夫が仕事の関係でこのところあれこれ研究しているのでしょっちゅう出てくる。ちくわぶって随分と味の差が出るなぁ‥とわかってきた。
そういえば、蕎麦の美味しい、美味しくないも子供の頃よくわからなかったけれど、神田の蕎麦屋でしょっちゅう呑んでいるうちに、同じ店の蕎麦でも日毎に味が変わるというのがわかるようになってきた。
何度か食べてみてようやくわかるものってあるな。

週次レビューと家事を交互に片付ける。
途中途中で休憩をきっちり取るようにしているが、やっぱり調子が良くないようで、昼前に少し横になる。

お昼は、焼きそば、おでんの残り、茹でたカリフラワー。
焼きそばに白菜を入れるのは、水っぽくなるだけだから、禁止ね‥と伝える。
こんなにおかずもお昼にいらないんだが…。作ってもらって文句ばかりというのもね。

自宅の中が引っ越しの準備でダンボールだらけだ。

転居先の家の採寸をしにお出かけ。収納は多いのだけれど、どれもサイズが微妙でうーん‥となる。
それでも庭に咲いている山茶花と水仙の花に気づくとやっぱり嬉しくなる。
梅の木も引っ越しまでは咲かずに待っていてくれそう。まだつぼみは固くとじられていた。

犬の散歩もかねて海岸に立ち寄る。
焚き火をしている人がそれなりにいて、それを狙ってなのかトンビが上空を旋回している。

自宅に戻って週次レビューの続き、家計簿をつける。
今月は、引っ越し関連のお金がわーっと出ていっているうえに、お年玉、家族の誕生日、それから葬儀‥と交際費関連がすごい。毎年12月1月は多いのだけれど、今月は一段とすごい。
さらに、2万円近い電気代がきて驚く。これまでの一番高いときでも1万5千円ぐらいだったのだが‥、建売住宅ってなんだかんだと後で高くつくのでは?というのがこの家に暮らしてみてわかったことだ。

夕方からは外で晩ごはん。
珍しく娘夫婦の店が、予約が少なく空いているとSNSに上がっていたので、考えてみると今年まだ一度も顔を出していないので、ちょっとのぞいてみようかと。
行ってみると3人のお客様が目の前で吸い込まれていったが、たしかに空いていそうだから、寄ろうかな‥と思ったが、入り口にベビーカーを発見!

あ、これは娘が孫を二人連れて店の中にいるな…と思い、慌てて通り過ぎる。
孫も娘も可愛いが、本日の私は酒と美味しいものをゆっくり愉しみたいのだ。
お店で孫におやつやジュースを飲ませたりする係になるのは、ご遠慮したい。

美味しくて温かいものということで、「三三五五」と迷ったが、「ざくろ」に落ち着く。「三三五五」さんは。マンボウ期間はお酒を出さない方針なので。

「ざくろ」は、逗子には珍しい美味しい居酒屋さんの雰囲気があってお気に入り。酒の肴も気が利いているし、とても美味しい。(逗子はいわゆる居酒屋さんが少ない)
この日は、「豆腐と生麩の揚出し」とあとは定番のお気に入りメニュー(よだれラム、鳥の唐揚げ、だし巻き卵など)に私は芋焼酎のお湯割りを。
この店のメインであるうどんには残念ながらたどり着けず。

多分、20時頃就寝。

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