Weekly Review – Week 32

週の初めに2泊3日の東北での仕事から帰宅し、この一週間は普段のペースを取り戻すことがでいっぱいいっぱいでした。

【家事】

今回の東北でしみじみと感じたのは、どうもここ最近ますます自宅での食事が好きで、外食が苦手になっているということです。
美味しいものでも量が多かったり、油が多かったり、塩分や化学調味料が強かったり、単純に美味しくなかったり‥とまぁあれこれありますね…。

普段と違うことをするのに、多分弱いタイプなのだと思います。
毎日同じパターンの繰り返しというのが私にはもっとも疲れない暮らしのようです。

お天気の日が続くようになってきたので、毎日野菜を干しています。
もっとも多いのはエノキと生姜
エノキは安いときに買ってきて(大体いつも安いのですが…)干して、味噌汁やら炒めものやらにじゃんじゃん投入しています。
とにかく干すと旨味が凝縮されてすごいことになります。お味噌汁なら、出汁なしでもいけちゃうぐらいです。

生姜は干してみると大半が、水分なんだというのがよくわかります。

薄くスライスして、干すとチリチリになって、普通に生姜を入れるメニューにハサミで切って、じゃんじゃん投入。
やってみると、生姜を使うって結構面倒くさかったんだな‥というのがよくわかります。
おろすにしても、みじんぎりにしても、千切りにしても…。
面倒くさいから、今日は入れなくていいや‥というのが結構あったような気がします。
乾燥生姜は、そのひと手間がないので、ものすごく便利です。

近所の美味しい魚屋が閉店してしまい、毎朝焼魚は我が家はちょっと困っていたのですが、最近はスーパーに入っている魚屋さんがお魚を開いてくれるので、干物用に開いてもらったりして、家で干しています。
開いたり、おろしたりしてもらえると、ハードルが下がって、今週は珍しくイワシの梅煮なんかも作ってみました。

料理というものでもありませんが、稲垣えみ子さんの本から、ぬか漬けにオリーブオイル+黒胡椒という組み合わせが無茶苦茶、酒の肴にいいということを知り、こちらもハマっています。
ぬか漬けは、最近チャーハンに入れることも多くて、活躍の場が多いです。
気温が高いので発酵が早く助かります。

【お愉しみ】

フランス単身赴任中の知人が一時帰国で、丸の内トラストタワーの過門香でランチをしてきました。
ビジネスランチでよく銀座店は使うのですが、こちらのお店は初めて。
小さい個室区切りが使いやすい感じでしたので、こちらもこれから使ってみようと思います。
外資系と一口に言っても、ヨーロッパとアメリカは相当に違いがあるので、ビジネスの進め方の違いなどをいつも教えて頂いています。

【仕事】

顧問先で定例会議の生産性が低過ぎるのでは?という問題提起があったようで、生産性を高めるためのブレインストーミングにオブザーバーとして参加してきました。
これが、ブレストのゴールも決まっていない、ファシリテータが何の準備もしてこない、さらにはファシリテータがピリッとした空気感を作れないため、参加者ものノレない感じで、なかなか空気の淀んだ2時間半でした。

少し前なら途中で口を挟んで手助けし、何とか形にしたのですが、今回はファシリテータに意見を求められるまでひたすら黙って見ていたら、かえって怖かったようで、何人もの方から「すいませんでした…」と言われましたが、私よりも10名近くの社員の時間が無駄になったことのほうが大きなコストだと思うのです

最近、感じるのですが、多くの企業が自社の社員を居酒屋の「飲み放題プラン」のように思っているのではないかな?と。
決まった額を払うのだから、色々と考えなくて、思いつきで指示命令していい、だから楽でストレスがない‥。

きちんと議事録があれば、さほど重要でない関係は会議への参加を要請せず、議事録だけで済むと思うのですが、面倒なので関係しそうな人は、一応みんな呼んでおく‥となりがちで、こうなると会議は長引くし、人数多すぎて、ディスカッションにはならないですね、
意思決定者不明、もしくは最初から意思決定者の決定権が強すぎて、やってもやらなくても結論が変わらない‥なんていうのもあります。

使い放題プランだから、無駄な会議に呼ぼうが、あまり意味のない資料を念の為‥と作らせることが多いのかな?と感じるのです。

【大学】

週末の土曜日から2日間はタイポグラフィのスクーリングがありました。
この件は、久しぶりに「京都造形芸術大学通信教育日記」に記事を書きました。

同じく実技科目のタイポグラフィもギリギリ合格で返却されました。
なんか今年度がようやく進み始めた感じです。春期は単位修得という意味では全然進んでなかったなぁ…。

【本】
「脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める」★★★☆☆

著者である築山 節さんの本が、わかりやすくて面白いと知人から聞いて、一冊Kindleで読んで見ました。
文章も読みやすく、ポイントもまとまっていて楽しく読むことができました。
個人的には、制限時間を設けて作業をにあたるというのと、脳の基礎体力をつけるのに、日常的な雑用を面倒臭がらず片付けるというのを意識するようになりました。
通常なら、★4つとなると思いますが、私があまりにこの手の本を読んでいて、その中ではきれいにまとまりすぎていて、印象に残らなかったので、★1つ減らしてあります。

「困難な成熟」★★★★★

内田樹先生の本は好きでよく読んでいる方だと思いますが、あまりに書籍がたくさん出ているため、追いかけきるのはもはや諦めています。
やはりたくさん出ていると玉石混交になるというのもあって、特に共著のものは、うーん‥ガッカリというものが続いていたのですが、久しぶりにこの本は良かったです。
忘れがちが大切なこと、立ち止まって考えるべきことが、たくさん詰まっている本でした。

再読「みかづき」★★★★★

図書館で借りて、イッキ読みして、とっても良かったので文庫本を購入。
小説はできるだけ、Kindleにしておきたいのだけれど、娘もきっと好きだろうなぁと思ったので、あえて紙の書籍に。

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