十二月某日:妹来訪
珍しく妹から連絡があり、今日は姪っ子たちを連れて鎌倉に行くから、逗子にも寄るよーとのこと
いつもながら突然のことだ、今日は娘も来そうな話をしていたので、あれこれ調整。
在宅勤務の夫を2階の仕事部屋に閉じ込め、1階部分でおしゃべりをすれば、まぁそれほどうるさくもないだろう…と計画する
砂肝の茹で汁を使ってお昼用にスープを作ったら、焼肉屋さんの牛タンスープみたいになった。
今まで無頓着に捨てていたのが悔やまれる
お店の注意書きのボードを頼まなくちゃ‥と思っていたら、在庫処分のセールをやります!というメールが届き、慌てて注意書きとロゴの入った画像を作り発注
夕方、妹+姪っ子二人、それに娘と下孫がやってきて、しばしお茶。
今日は鎌倉の鶴岡八幡宮に御札を取りに来たらしい、そういえば昨年もこの時期やってきて松飾りをつけてもらったことを思い出した
一番上の姪っ子は27歳になり新卒から勤めている保育園で保母さんを、今日は来られなかった二番目は大学生で来年度卒業予定、小学校の先生になる予定らしい、三番目は来年3月に美容師の資格を取得して卒業し、アイリストになるそうだ
姪っ子は3人とも子どもは欲しくない〜と今どきの考えのようだが、妹は「バカ言ってんじゃない、子どもだけは絶対産みなさい」と言っているらしい
今どきの親は多分「あなたたちが良ければ、あなた達の人生だしね…」みたいな感じなんだろうな…と思うが、そういうのは妹に通じないし、彼女は自分が大切にしているものがすごくはっきりしているので、そういうときに空気を読むとか、アホだと思っている
姪っ子3人も「ママはそう言うよね」とわかってて言っているから、お互い納得し合っているはずだ
特に何があったわけではないけれど、私も同じ区内から逗子まで引っ越してしまったので、双方特段の用事がないと姉妹で顔を合わせることもなくなった
こうして年末になると顔を見せてくれるという機会が定例化すると嬉しい
本当はどこかの民泊でも借りて、女子会みたいにすると楽しいんだけれど
みんなが帰って、今日はバタバタしていたので夫と2人で外食することに
1軒目は最近なかなか行けていなかったお気に入りの居酒屋さん、相変わらず何を食べても美味しい。今日は北風が強くかなり寒いので、芋焼酎のお湯割りをいただく
ホールに感じの良い気が効く若い人が入っていた
定休日が増えたのと原価高騰のためか、食事類は100円〜200円ぐらい値上げしたようだが、お酒の価格はそのまま維持
どの部分を値上げするか、または食材を下げるかは悩むところ
二軒目は、最近お気に入りのバーへ移動。
小さいカウンター中心のお店だが、酒も酒肴も美味しく、そして安い。

店主のママがとにかく素敵で、私も10年ぐらい店が続けられたらこうなりたいと憧れている
十二月某日:母来訪
あまりの寒さに布団から出られず、犬も含めみんなでいつもよりかなり遅くに起きた朝
空はどんより曇り空。
午前中に娘がやってきて仕事で使うものを印刷してほしいというので、まとめて印刷
終わってコーヒーを淹れて一緒に飲む
その間、夫は花粉症対策の注射を打ちに病院と食材の買い出しへ、
本日より2泊3日の予定で母来訪
みんなで手土産の船橋屋のくず餅とお茶をいただく、母は早速店内にある本棚を物色し、分厚くて重たいハードカバーの「街とその不確かな壁」を手に取り、こたつで熱心に読み始める
それ、2泊3日じゃ読み終わらないだろうし、持って帰るにしてもかなり重たい本だけれど…
晩御飯は夫があれこれ作ってくれて、燗酒をつけてこたつでいただく
娘夫婦のお店は今年も100台のおせちを作って発送するため、年末は大忙し
今年は順調と言っていたが、どうも様子が変わってきたようで、晩御飯中に電話があって、明日孫たちのお世話をしてほしいとのこと
母も喜ぶし良いのだが、年末の掃除他予定したタスクが全部中止になりそうだ、明日は従姉妹家族との食事会もあるし、バタバタしてタスクに未練を残すよりも一日楽しく過ごすことに集中することにしよう
十二月某日:つるや
朝から孫2人がやってくる、彼らは母から見るとひ孫にあたる。

今日は庭で遊びたいというので、ついでに庭の草取りをする
孫たちもとても熱心に手伝ってくれる、草刈り鎌を使うと早いのだが、絶対に自分たちにも使わせろ‥というはずだから、怖くて出せずせっせと手で草を抜く
彼らには、まぁこれなら大怪我はしないな‥逆にいうと対して戦力にならない道具を渡す、時折兄弟で揉めながら、道具を取り替えっ子したりしている
上孫は年齢もあるのだろうが、黙々と作業をするのが好きなようでかなり集中力もあるし、コツを見つけ出すのが上手
「ばあば(私のこと)、いつもお庭しているの?じいじも?」と言うので、「いつもばあば一人でやっているから、君たち一緒にお庭できて嬉しいよ」と言うと、「じゃぁ、いつも一緒にやってあげるね」と言う。
惚れてまうやろ、そのセリフ…
下孫は作業そのものはすぐに飽きるけれど、みんなが庭でなにかしているのでそこには混ざりたいし、色々と一緒にやりたい感じでなだめすかし遊ぶスタイルで、以前は褒められてもあまり嬉しそうな様子がなかったけれど、兄を見て学んだのか褒められそうなことをやるようになったし、何がしたいとか何を食べたいとかはっきり言うようになり、トイレも一人でできるようになり、これまた成長著しい
すぐに部屋で遊びたいと言うだろうと思っていたが、随分と長いことに庭にいることになり、予想外に草取りが進んでスッキリしたのでこれはこれで良かった。
一方夫の方は、朝起きなり窓ガラスを磨き上げたのに、孫たちがベタベタに窓ガラスを触るので、ひゃーっとなっていた
小さい子供というのは、終わったと思ったタスクをちゃぶ台返ししてくる。
これに対して「まぁ、子どもだしね」と思えないとメンタルに響くし、心が疲弊するものだ、これは慣れる以外方法はないのだろう
母が行きつけの鎌倉のブティックで買い物をしたいというので午後からお出かけ
今日の鎌倉は、中国からの日本への渡航制限のせいか、年末のためか、団体の観光客はおらず、まぁこのぐらいなら許容範囲だね、という程度の人混み
母はお気に入りのブティックで、発色のきれいな黄色のとても軽いダウン、薄いブルーのインナー、それに黒、白、グレーで幾何学模様っぽい辛口のセーターを購入、ついでに私にもオレンジのラインが効いたロングスカートを買ってくれた
そこからすぐ近くの老舗のうなぎやさんで、今日は鎌倉に暮らす叔父と従姉妹、それから夫が合流して一緒にごはん
十二月某日:納会
朝一で逗子の廉売所で野菜をまとめ買い、もう少し買いたかったが、これ以上買ったら持って帰れない。残念
いつもお世話になっているご近所さんもお買い物でいらしていて年末のご挨拶
娘夫婦のおせち料理の進みが大変そうなので、本日も孫預かり、やってくるなり庭で草取りしよう…と言い出す。随分と草取りが気に入った様子
途中、海が見てから帰りたいという母と一緒に孫たちも海岸まで連れ出す。
人も少なくて、車も来ないから孫たちは存分に走り回る、今日は随分と暖かくコートがいらないぐらいだ
昨日の買い物で荷物を増やし、さらに読み始めたら止まらなくなった村上春樹の「街とその不確かな壁」を借りていくというのでますます荷物が重くなった母を昼過ぎに駅まで送る、その間に娘が孫たちを迎えにきて、孫たちも帰り、家の中はすっかり静かになる
くるみと一緒にいつも伺う飲み屋さんが、本日は納会を開くとお声がけをいただいたので、日本酒と冷凍しておいた角煮、豆菓子、ぬか漬けなどを持って訪問

19時終了とのことだったが、盛り上がりすぎて19時に中締めとなり、そのまま呑み続けることになり、私たちは疲れ気味なのでこの中締めで引き上げる
ご招待のお礼に、うちの業者ゴミは元旦の夜中も来てくれるので、持って帰ることのできるゴミをできるだけ我が家に持っていく
風は強いがそう冷たくはなく、風のおかげで雲がなく月がきれいな夜。
我が家も含めご近所のあちこちに正月飾りが飾られ年末感漂う通りを眺めながら帰宅、クリスマス感はゼロなのに、正月ムードがすごいのが逗子なのだ
十二月某日:小晦日(こつごもり)
元旦営業に向けてあれこれ具体的に動き出す
まずはグリストラップの掃除、お正月から開催の個展に向けて和室の展示物を片付け、良いお天気なので二回、洗濯機を回してどんどん干す
時間の経つスピードが早いのは暮れならでは…。
とてもではないが、KEIRINグランプリを観に地元平塚競輪場に行くのは無理(号泣)
郡司浩平の勇姿観たかったなぁ…車券は獲れなかったと思うけれど、
知らなかったが地元選手が地元開催のGPで優勝するってないことだったらしい
人気は近畿ラインかと思っていたが、三連単で2万超えぐらいで終わったというから、案外人気はバラけていたのかな。
脚力はあるけれど、競輪頭脳がないというのは困ったものだよなぁ
地元の神社に新しい御札を取りに行き、そのまま犬の散歩で海岸へ

昨日以上に温かいお天気。
ご近所のわんちゃんたちに挨拶をして帰宅
晩御飯は夫が鍋の用意をしてくれて、その間に私はPCを使うお仕事を
晩御飯を終えて、お店用のおでんと豚の角煮の下ごしらえをしながら、並行であれこれお店の細かい部分の掃除などをする
もう少しやっておきたいが電池切れ。
疲労が溜まったまま元旦営業開始で、6日連続営業となる年始。
目標は売上よりも倒れないことだな・・これは。











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