逗子日記:二〇二三年六月 螳螂生 (かまきりしょうず)

4時前起床。

朝のうちに細かいタスクを片付け、早めの朝食。
今日は、昨日のキムチ鍋の残りに冷凍しておいた玄米を入れて雑炊。粉チーズとの相性が良い感じ。

6時すぎに家を出て葉山へ散歩。
玄関を出て、細い枝が落ちているのかと思ったら、蛇だった。
スルスルっとすごい速さで逃げていった。
成人男性の指ぐらいの太さで、長さは60cmぐらいあったような気がする。その太さでその長さということは、相当大きくなるのではないだろうか。
以前もかなり大きな蛇がご近所のお宅の壁を登っていくのを見て、驚かされたことがある。自然の多い暮らしって良いことばかりでもないんだよね、当たり前だけれど。

森戸大明神でいつものようにお参りしてくる。
天気予報は晴れ予報だったけれど、曇り空。くるみ(ミニチュア・シュナウザー5歳)の散歩にはちょうどよい気候だ。

自宅に戻ると、スマホの歩行記録は12000歩を超えていた。
今日はシーツ交換もあるので、洗濯機を2回回す。

夫も私も急ぎの仕事を片付けて、久しぶりにくるみを置いてのお出掛け。
バスで九品寺まで出て、そこからぶらぶらと歩きながら、昼呑みできそうなお店を探す。

雑穀米推しやオーガニック野菜の店を始めとする身体に良さそうなお店、そしてなぜかやたらにカレー屋さんがあるが、どうもそそらず。
定番のイタリアンなら逗子でも十分だ。

そんな中で「ガッツリ肉!」という感じのお店があったので、そちらへ。
ハートランドビールの生からクラフトビールまであり、ランチプレートのボリューム満点で逗子にはないタイプのお店で楽しかった。(下記のInstagramには載せていないけれど、このプレートの他にキッシュとデザートのアイスクリームもついていた)

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その後は、少しふらふらと小町通りなど見るも、遠足?修学旅行?という学生さんたちが多く、さらにおそらく紫陽花目当ての観光客も多く、人混み苦手な私は即座にアウト。

横道にそれてはあちこちをふらふら。
気がつけば線路を越えて、裏駅側に戻っていたようで、今からもう一軒行って呑むよりも、ワインでも買って自宅で呑もう、犬も喜ぶし‥ということで、帰宅。

マーロウさんでワインを2本買ったら、今日は39周年記念日だということで小さなビーカーをいただいた。
店を出るなり、夫は「それなら、プリン390円にしてくれたら買うのになぁ…」などとつぶやく。
今日、390円でここのプリンを食べて美味しいと思い、次は1000円近い定価のプリンを買おう!という人はおそらくいないので、それはビジネスとして、やらないのでは?という話をする。

美味しかった。でも、1000円は出せないな‥という人が多いと思うのだ。
プリンに1000円前後のお金を払う層というのは、美味しいからとか、美味しくないからとかじゃなくて、もう決まっているのではないかと思うのだが、どうなんだろう。

合計4時間のデート。このぐらいでも十分楽しい。
今日の結論としては、住むなら逗子のほうがラク。ランチとカフェは圧倒的に鎌倉が充実。
夜のお店の営業状況はわからないけれど、あまりに店が多いので逗子ぐらいで良いのでは‥ということになった。

朝の葉山から始まり、この鎌倉散策で20000歩越え。
さすがに疲れて、二人とも帰るなり昼寝。

夜は買ってきたジョージアのオレンジワインを飲みながら、だらだらおしゃべり。

長年ハワイに暮らす叔父夫妻が、来月東京にやってくるというので母に電話したところ、ひどいガラガラ声。
コロナにかかり、熱は出なかったもののひどく喉が痛くだるくて大変だったようだ。こういうとき妹家族と暮らしてくれているととても安心だ。
やっと10日間が過ぎ仕事に復帰できて、「今、事務所にいるのよ」というが、既に20時過ぎていて、まだ事務所とは、70代後半の元気さではないような気がする。
母自身が作り、今も責任者として運営しているNPOこそ、今後のためにDX(Digital Transformation)をしていかないと大変だろうと思うが、手伝い始めると全部丸投げしてくるのは目に見えているので恐ろしくて黙っている。

昨年同時期

逗子日記:二〇二二年六月 螳螂生 (かまきりしょうず)

最近、切り花は自宅の庭から、何かしらの花を切って挿すという形が多い。
木ではなく、華奢な草のもの(呼び方がよくわからない…)は、切るとあっという間に弱っていくので切らないようにしているが、枝物は切ってもそれなりに長持ちすることがわかってきた。

こうすると切り花よりずっと安く済むのだけれど、一方で虫がついていたり、そもそも挿しにくい形に生えていることが多く、なるほど花屋さんに売っている花というのは、そういう意味できちんと処理されていて活けやすくなっているのだな‥とよくわかった。
その手間を考えると花の値段はそう高くないと言えそうだ。

昨年に比べると今年は玄関前の紫陽花はそれなりに花をつけたが、中庭の方は全く花がつく様子がない。

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