読書日記 二〇二一年十二月某日

・朝の寝床。Kindleで「独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 」のサンプルを読む。
紙ですでに読了しているけれど、とにかく重たいのでちょくちょく読めない。
時々、外で調べたくなることもあり、Kindle版の購入を検討。
気になっていたのは、注釈の読みやすさとかリンクだけれど、かなり丁寧に作られていることがサンプルでわかった。
定価3,080円が、キャンペーンのようで2,470円になっていたので、購入する

・入浴中、Kindleで立花隆先生の「同時代を撃つ1」を読む。40%読了。
当時(1980年代後半)の世界情勢や日本の政治が、2021年の今にも影響がたくさんあって、なるほどねぇ‥などとブツブツ言いながら楽しんでいる。
多分、私が最初に読んだ立花先生の本は文庫版のこの本だったと思う。
1990年に出版されたものらしい。この本に出会わなかったら、というか立花先生の著作に触れなかったら、多分政治にも世界情勢にも全く興味を持たず、50歳になっていたような気がする。
こちらもキャンペーンで、96円になっていたのでついつい買ってしまった。

ついでに、このキャンペーンで「田中角栄全記録 上巻」「日本共産党の研究1」「中核VS革マル 上巻」も買ってしまってKindleの奥深くに眠っている。
このあたりも、読んでいるのだが、日本共産党の研究、中核VS革マルは文庫も持っていたのだが、文字が小さすぎて読み返せずに困っていたので、電子版がありがたい‥「農協」も出てほしかったな…。

・孫のお世話でバタバタして、随分と間が開いてしまったドストエフスキーの「悪霊」が第三章に入った。
ようやく、以前に亀山郁夫訳で読んだ内容が思い出せてきた。
ここまでくると、間が開いてもわけがわからなくなることはないようだ。
ようやく全員主要人物が出揃ったということだろう。
全体の半分以上が過ぎてから…。

・オンライン会議の合間に、図書館から予約で回ってきた「室町は今日もハードボイルド: 日本中世のアナーキーな世界」を読む。
評判通り、無茶苦茶面白い。
新聞書評に掲載時から、ずっと気になっていた。
確か、Twitterで「これ読みたい」みたいなことつぶやいたら、どなたかが「面白いですよ」みたいな感じで背中を押してくれたように記憶している。SNSというのは、知り合いとあれこれやり取りするよりも、こういった知らない人とのやり取りのほうが面白いと感じるタイプ。

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