逗子日記:二〇二二年三月 蟄虫啓戸(ちっちゅう こを ひらく)

5時過ぎ起床。
このところ、2時とか3時に目が覚めることが続いていたので、なんだかたっぷり眠った感じ。
ここ数日、夕方近くなると頭痛がしたり、胃が痛くなったりでなんだか調子が悪く、晩酌を禁じていたが、昨日は娘たちのお店で燗酒を美味しくいただいてきた。
ひょっとしてこれが、よく眠れた要因?
アルコールを少しいれて、緊張をほぐすほうが良いのかしらね。

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今朝は18度まで気温が上がるという天気予報。
この週末は、義母が初めて逗子の我が家に来訪する・・ということで、私は朝からせっせとお掃除。
夫は電車でお迎えに出かけていった。

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途中、お隣に暮らす大家さんの奥様がお見えになった。
大家さんは、昨日、東京のマンションからこちらに戻ってこられたばかり。
ご近所の噂では、虎ノ門に2軒マンションを持っていらして、1軒には娘さん家族が暮らしているとか…。
ご近所の情報網はいつも妙に詳しくて驚かされる。入れ替わりの激しい集合住宅と一軒家ばかりの住宅街の差なのかしら?

奥様は逗子ではあまり見かけないセレブマダムで、今日も完璧な着こなしで小川軒のレーズンウィッチをご挨拶にと持ってきてくださった。
都内ご無沙汰の私としては、久しぶりのレーズンウィッチだ、本日の楽しみができた。

昼食は朝の白米の残りに、刻んだセロリのぬか漬け、雑魚(ジャコ)でチャーハンに、最近チャーハンの味付けはゆかりの振りかけを使うことが多い。

お雛様を片付けたら、今の飾り棚がガランとしてしまったので、お花を買いに商店街まで出かけることにする。
出掛けに、商店街の呉服屋さんで毎月2回ある着物の丸洗いキャンペーンの日であることに気づき、慌てて着物を用意して持っていく。

持っていった着物は、30代から着ている紬の着物で、今の私の年齢には色が派手な気がしてきて染め替えも合わせて相談したら、とても良い着物だし、そもそも紬でこういう色は珍しい。色味も年齢に対して派手だとは思えないのでこのままのほうが良いのではと勧められる。

この着物は、義理の曾祖母にあたる人が自分で一から糸を紡いだものを糸屋さんに染めてもらい、それから着物に仕立てたもの。
持ち込んだ呉服屋さんもこんなに肌触りの柔らかい紬は珍しいと言っていた。

そう言われると、まぁ、そのままでも良いかという気になってきて、丸洗いと汗抜きだけお願いして帰ってきた。

店内には有松絞りの素敵な浴衣地があったけれど、有松絞りの浴衣はすでに持っているしなぁ・・浴衣というのは近年の暑さだと結構着る機会がないんだよなぁ…と後ろ髪引かれながらお店を出て、お向かいの花屋さんへ。

先日買った桃の花は途中まで咲かすことができたけれど、暖かくなってきたせいか駄目になってしまった。
あわせていた菜の花は咲ききって終わり、しょっちゅう花びらが落ちるのが困りものだけれど、未だ元気なのは小手毬。

小手毬にあわせるのに、白いストックと名前の覚えられない緑のものを数本、同じく名前の覚えられない赤い花を追加。
花瓶が高さがあるので、長さで揃えてみた。

家に戻るとすでに夫と義母は到着していた。お茶を淹れて、少し休憩して、犬の散歩を兼ねて海岸を歩く。
風が強いので歩きにくいが、義母は海に来るのは随分と久しぶりらしく、ウィンドサーフィンの眺めが楽しかった様子でホッとした。
よく考えると地元の人やマリンスポーツ好きでなければ、3月に普通は海に行かないんだよな。

夜は夫が鶏団子を作り、鶏鍋。
夫が全部ご飯を作っていることと、テレビがないことに大変驚かれる。

明日には風も弱まるようなので、みんなで披露山トレッキングコースでも歩くかな?と話していたら、義母は若い頃は槍ヶ岳などもトレッキングしていたらしいことが判明。
お友達とときどき山を楽しんでいたとは聞いていたが、そんな難易度高いところまで…とは。

寝しなにまたもや頭が痛みだし、ひょっとして・・・と、頭痛ーるをチェックしたらどうやら数日低気圧が続いてるようだ。不調の原因がわかって何やらホッとする。

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