逗子日記:二〇二二年十二月 麋角解(さわしかつのおつる)

気圧による頭痛で4時前に目が覚めてそのまま温かい布団の中でうつらうつら。
眠気はひどいがうまく寝られないというのも気圧のせいだろう。
やれやれ、お天気はずっと晴れになっていたから、変動が少ないのかと思っていたら、それとこれとは別というやつらしい。
6時になり夫と犬が散歩に出るのに合わせて自分も布団から抜け出す。

昨日、朝食の支度をしながら台所のラジオを聞いていたら、ラジオ体操が流れてきてそのまま台所で、手を止めてラジオ体操をしたら、これがすこぶる良い感じだったので、今朝もやってみる。

朝の海岸に行って、ラジオ体操をするのは寒がりの私にはあまりにもハードルが高く、このぐらいがちょうどよい。
しばらくサボっていたので、カラダのあちこちが固い。

台所にラジオを持ち込み久しぶりに聞くようになったのは、吉田篤弘さんの「台所のラジオ」を図書館から借りてきたからというすこぶる単純な理由。
本を読んでいたら、無性にラジオが聞きたくなってきた。
早速、縁側に放置しておいた小型のラジオを台所においたら、一番きれいに音が入るのがAMのNHKだったので、いつも周波数はNHKに合わせてある。

最近、夫に代わって台所に立つことが多くなった私の相棒となっている。

吉田ワールド全開の短編集であるこの本。
途中まで読んで、あれこれ読んだことあるような‥と気がついた。

いつ読んだのだろうとブログ記事を検索してみたら、2018年の12月だったようだ。

2018年12月の読書記録

ブクログのレビューにも感想をあげていて、その時はあまり評価していないようだ。見る眼がないな…と我ながら想う。
今、読むとどの短編も静かで美しく、且つユーモラスで、絶品のプティフールの詰め合わせのような作品だとわかる。

ブクログ:「台所のラジオ」感想

ラジオ体操の他にもう一つ朝の習慣が増えつつある。
朝一番で、台所にあるガス赤外線ストーブ(リンナイのセラミックヒーターというのが正式名称らしい)を点火し、お湯を沸かすことだ。

南部鉄瓶がほしいと思っていたが、重さや地震、犬の存在などを考えると現実的ではないことに気づき、先日近所でホーローの薬缶を購入してきた。

お料理をするときに必ずお湯を沸かしておくというのを小林カツ代さんの料理本で知り、それ以来電気ケトルで沸かしていたが、これがストーブと薬缶に代わった。
これで朝の白湯を飲み、さらに湯たんぽのお湯を作るようになった。ちなみに湯たんぽのお湯は冷めると、加湿器にその水はうつされる。
これまでの電気ケトルの細い口は、コーヒーや紅茶、日本茶を淹れるにはやっぱり欠かせないので、そのまま活躍予定。

前日から朝一番ですかなごっそ(JA横須賀葉山の営む大型農産物直売所)で野菜をまとめ買いすることを計画しており、8時過ぎには家を出た。

正月前の買い物だし混むだろうと、開店前から並んで正解だった。
大根、白菜、キャベツ、セロリ、ちぢみほうれん草、菜の花、トマト、菊芋、長ネギ、ルッコラ、ミックスリーフ、卵を購入。

自宅に戻って、保存しやすい形にして、それぞれ新聞紙に包んだりして整理する。
そういえば・・・と思い出し、我が家にはキッチンの横から出入りできる扉(いわゆるお勝手口)があったなと思い出し、そこに野菜を冷蔵庫代わりに置けるのでは?冬場だし寒くてちょうどよいのでは?と思い、引っ越し以来開けていなかったその扉をあけると二重扉になっていて、横に簡単なな棚もあり、野菜保存に最適な場所だった。(もともとそうやって使っていたのかも)
しかも外側に面した扉は、スライド式の網戸があり、扉の鍵はかけつつ網戸にできる。
早速あれこれ野菜を保管。扉の向こうが見えないので、台所に面している扉に何があるかを書いて貼っておく。こうすれば忘れないだろう。多分…。

少しコタツで昼寝をして、図書館から回ってきた村井理子さんの「更年期障害だと思ってたら重病だった話」を読み始めたら、リズムが良くて1時間半ぐらいで読み終えてしまった。
お正月に読もうと思っていたのだけれどね。

心臓の開胸手術まで受けるという大病をしたけれど、その手術のおかげで今は以前よりもすっかり元気に過ごされているとか。

今年の284冊目の読了(再読含まず、漫画、雑誌含む)となる1冊。今年はこれで読了本は終わりかなぁ。

昨年の同時期にも確か日記を書いたなと検索してみた。

逗子日記 二〇二一年十二月 麋角解(さわしかつのおつる)

去年のこの日は、下孫の世話に行っていたようだ。おそらく、娘夫婦の店は御節料理を作るのに忙しく、上の孫だけは連れて行ったが、産まれてまもない下の孫はおいていったのだろう。
今年も年末ギリギリは孫の世話を頼まれている。

そして、去年と同じく読書会の開催報告も進捗しておらず、今年の本のベスト5も手つかずだ。

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