逗子日記:二〇二三年四月 虹始見(にじはじめてあらわる)

6時起床。
昨晩は久しぶりに冷酒を結構呑んだけれど(普段日本酒は熱燗しか呑まない派)、今のところ二日酔いの兆候はなし。
とはいえ、最近は昼頃になって具合が悪くなることも多く、油断禁物。
筋肉痛ではないが、歳を取ると症状が出るのが遅くなるのだろうか。

朝から雨降り。
ポチ(夫)は7時過ぎから雨の中を運転して出かけていった。昨日のホットサンドの朝ごはん以降、一緒にご飯を食べていないが、次に一緒にご飯を食べるのは、結構先になりそうだ。

冷蔵庫は空っぽ。今日こそ買い物行かなくちゃ。
さて、どんな感じでヒトリゴハンを楽しむかな。

どんどん雨が強まってくる中、食材の買い物へ。
週末は近所の美味しいパン屋さんが全粒粉の食パンを焼いていることがわかり、行ってみたが焼き上がりから1時間で全て売り切りていて残念。
来週は焼き上がり時間に行こう。

ホットサンドにはまるのは良いのだが、これ普通の食パンだと絶対太るな‥と思い、全粒粉に切り替えなくてはと考えていた。
ホームベーカリーも検討したが、近所の美味しいパン屋さんで扱っているなら、ホームベーカリーを買わなくて済みそう。

商店街で買い物をするには、雨が面倒過ぎるので、久しぶりにオーケーストアに立ち寄ると、Pascoの全粒粉の食パンがあった。
これまでほとんど米を主食にしていた私は、スーパーでパンのコーナーを全く見ないのでPascoに全粒粉のものがあるのも知らなかった。
とりあえず、これで十分では?となり、購入。
そもそもホットサンドって具材がメインだから、あまりパンそのものが美味しいものじゃなくても、良いと思っている。

雨はちっとも弱まらない。

気圧がものすごい勢いで下がっているようなので、頭もうまく回らず、図書館から借りてきた「藍色ちくちく-魔女の菱刺し工房」という小説の続きを読む。

読んでいると無性に手を動かしたくなってくる一冊。
やりかけの刺し子でもやろうかと思うが、いやいやその前に来週提出締切の課題でしょ‥と思いながら、そのまま小説を読み続ける。

低気圧のときの私は、いつも以上にダメダメである。

弱まらない雨の中、くるみ(ミニチュア・シュナウザー5歳)の散歩…というか、トイレのためにレインコートを着せて、外出。
同じような犬連れの方と何人もすれ違い、「風が収まったのはいいけれど、雨は嫌ですねぇ」というような話を何度もする。

くるみに晩御飯を食べさせて、私は娘夫婦の営むお店へ。
今日は東京から、仕事関係の知人がやってきて一緒に食事をすることになっている。
悪天候だけれど、店はもともとの予約で事前から満席だった様子。

三重県の牡蠣を始めとした旬の美味しいものと燗酒を堪能しながらひたすらおしゃべり、楽しい時間だった。

昨年同時期

逗子日記:二〇二二年四月 虹始見(にじはじめてあらわる)

今読んでいる「藍色ちくちく-魔女の菱刺し工房」にフキのアンゼリカというのが出てきて、庭にあるフキで作ってみようかと思っていた。昨年この時期も、庭のフキで佃煮やらフキごはんを作っていたようだ。

草抜きの話も同じで、明日は雨が上がるから草抜きしないと‥と同じことを考えている。気圧の変動で調子が悪いのも同じ。

毎年同じようなことを考えて、同じようなことをしているわけね。
平和だなぁ。

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