育成環境

久しぶりに本当にひたすら休んだ週末だった。
当初の予定では、お天気の良さそうな1日を選んで出掛けて、もう1日は細かいタスクを片付けようと考えていた。

金曜日の晩に、寝床でKindleで漫画を読みふけったら眠れなくなってしまった。
漫画に限らず、その他の本でも結構これはやりがちで、できるだけKindleを寝床で読むのは止めようと思っているのだが、自宅の晩酌で良い気分になってしまい、自制心が緩んでしまったのだと思う。

案の定、そのまま眠れなくなって気がついたら、2時を回っていた。
その頃には読み過ぎで、偏頭痛まで‥。

当然の結果として、翌朝はあまりスッキリ起きられず、何もする気がしない。

前日の話で、朝起きて天気予報を見て雨が降らなそうで日差しが強くなければ、長めの散歩に出かけて公園で敷物をひいてのんびりするか、逗子方面にある民泊やら貸別荘をドライブがてら見に行こうか‥というプランになっていて、ドライブに出かけることになった。

くるみ(ミニチュア・シュナウザー2歳)は、車に乗るのが大好き。
なぜなら、彼女の中では「車に乗る=遠出の散歩」という理解だから。
普段の散歩でも、駐車場の前を通ると、「さぁ、車に乗りましょう‥」というようにグイグイとリードを引っ張る。

以前飼っていたヨーキーのちゃむの場合は、車=病院(つまり予防接種)または美容院というイメージが刷り込まれていたようで、少しも喜ばなかったことを思い出すと、雲泥の差だ。

娘家族の暮らす逗子に住もうか…とポチ(夫:元中学の同級生)が言い出したのは娘家族に孫が産まれることがわかり、さらに逗子に引っ越すのが決まった後すぐだったと思う。

ちなみにポチは私の娘ノンノンとは血の繋がりもなければ、一緒に暮らしたこともない。でも、有り難いことに娘夫妻が大好きなのだ。
娘のキャラクターも気に入っているようだが(まぁ、これはポチから見ると私とまったく同じキャラクターに見えているようだ)、特に娘の旦那さんの猪くんがお気に入りなのだと思う。
好きな人の少ないポチにしてはとてもめずらしいことだ。
この夏から猪くんが自分のお店をスタートするので、そこに通いたくてしょうがないのだろう。

実際に物件も見に行ったこともある。
どこでもそうだけれど、犬OKという物件はそう多くないので、それに駅からの距離やら、間取りやら考えると、見たいと思う物件はとても少ない。

ポチの職場は、まぁ逗子からそれほど遠くないので、今の自宅から10分ぐらい遠くなるかな・・という程度になる。
そもそもこの人は仕事の性質上、かなり拘束時間の少ないサラリーマンなのである。
ビジネス全般についての話はするが、職場の細かい話は双方しないので、よくわからないが忙しい時期とそうでない時期に差があるのと、集中力がものすごく高く、組織もきちんとしていて部下もいるので作業的なことが任せられるのが大きいのだと思う。
男性の仕事のできるビジネスマン、でもトップではない‥という人はわりとこういう人が多い気がする。
集中力の発揮の仕方がスゴイ。
この辺、女性のすごい仕事のできる人は、集中力ももちろんあるけれど、それでも周囲をよく見ていて、マルチタスクというのは、やっぱり女性の方が向いているのだろうなと思う。(科学的には人間はマルチタスク(並行作業)というのはできず、タスクの切り替えが早く、素早くそのモードに入れるということのようだけど)

私自身は、一番訪問が多い顧問先は、逗子から比較的近いのだが、その他の顧問先は大体遠くなってしまうが、月1回程度の訪問先で滞在時間も短いのでまぁそこはなんとかなりそう。
問題は、コーチングの対面セッションで、これが遠いのと、8時スタート、最終19時スタートが結構辛いな‥という感じだった。

ところが、新型コロナウィルス感染症拡大防止でいっきにリモートワークが広がり、コーチングも顧問先の仕事も一気にオンライン化へ流れた。特にコーチングについては、価格引き下げもタイミングが良かったのか、海外と地方のクライアントが増えて、おそらくアフターコロナもオンラインが大半になりそうだ。

いくら子育てが大変とはいえ、なんといってもしばらくは専業主婦で子供一人を育てるのに親が近所に引っ越して、お手伝いするなんて、過保護過ぎると私は思うのだが、一方で娘が引っ越してから訪れるようになった逗子という場所にはかなり心惹かれるものがある。
今暮らす亀戸もそうだが、個人店の商売が成り立つようなエリア、そういった商店街がある町が私はとても好きなようだ。

これが多分、逗子じゃなくて同じように仕事に通えるであろう、東京近郊の他のエリア特に新興住宅地だったら、多分まったく検討しなかっただろう。
娘本人から頼まれたわけでもなんでもないのだから‥。

ということで、良さそうな物件もあったのだが、実現化の目処が見えてくると、ポチが今度は及び腰になってきた‥。
まずは借金の元凶になっているもともとの自宅の買い手がついていない、ゴルフなどに行ったりするほど仲が良い犬のお散歩仲間の皆さん(平均年齢65歳前後のK会)と離れることになる、そして近くに暮らすポチのお母さんが心配(私からみると義母)と言い出した。

義母はお稽古ごとの教室をおそらく30年以上やっていて、さらにそちらの方面では賞を取ったり、グループ展を開いたりというかなりクリエイティブな方で、私から見ると先日読書会で取り上げたL「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略」のお手本のような方だと思うのだが、ポチにしてみると、言動が怪しくなったとか思い出せない事が増えたとか気になるようだ。

読書会とLIFESHIFT(報告というよりかなり個人的な感想)

先日、持続化給付金の件で私もお邪魔して白色申告の書面を作成したが、多少の物忘れはあるものの、基本的にきちんと記録もあり、何より元の性格がしっかりされているのだと思うのだが、自分なりの記録の方法が確立されていて、問題なくスムーズに終えることができた。

私から見ると単純にポチがせっかちで、やたらにイライラと急かしたりするから、お母さんも慌てて変な受け答えになったり、正確に思い出さないとまたうるさいからと緊張する羽目になるので、言動が不明瞭になっているだけのように見える。

まぁ、こういうのは自分の親がテキパキしていた頃の記憶があるから、思うように動けないのを見て寂しく感じる結果、身内ほど厳しくなってしまうというのは、私も自身の経験からしてよくわかる。
とは言え、ポチの通帳やら契約書類やらを管理している私としては、「君のだらしなさのほうがよっぽどだよ‥」と言いたくなる。
白色申告の経費の領収書が少し足りないぐらいなんとでもなるけどね‥と言いたくなる。

ということで、私は動くなら一気に動いて、パパっと片付けたいタイプなので、「はいはい、あんたが言い出しっぺだけれど、いざとなったらゴニャゴニャ言うなら、転居の件はナシね」と放っておくことにした。

‥が、少し前にノンノンと猪くんの新居に呼ばれて、帰りに逗子の海岸を散歩をしたら、景色の広がりに感動したらしい、私たちが子供の頃から暮らす江東区とは当たり前だがまったく景色が違うし、広がりも自然も多い。

そこにさらにプラスして、先日、二人が新しいお店使う食器やら調理器具やらを見に行くということで、ミニ猪くん(初孫もうすぐ3ヶ月)を我が家で預かったら、また一気にメロメロになり、やっぱり逗子いいよねぇ・・と言い出した。

という猛烈に長い前置きがあって、じゃぁとりあえずAirbnbの物件でも見て、しばらく滞在してみて、様子を見てもいいのでは?という話になったのだ。
とは言え、当然予約があるわけではないし、Airbnbの場合は住所などは公開されていないから、おそらくこの辺りだね‥というところを見る程度である。

逗子からは少し離れるのだが、大楠山の登山道のすぐそばにものすごく評判のい良いAirbnbの物件、しかも古民家があって、無茶苦茶そそる。
早朝に山にくるみと散歩とか、無茶苦茶楽しそうである。
評判が良すぎてまったく取れないのだが、ここはぜひ行ってみたい。

その他にもいくつか貸別荘やらも近くまであれこれ見る。
最後は可愛らしいドーナツ屋さんがあったので、ドーナツを買い、海まで散歩。
くるみは砂浜に無茶苦茶興奮して、ぴょんぴょんしては、自分の走りの速さがどのぐらい出るのかを確かめるように、私とポチの間を何度も往復して走っている。

2個めのドーナツを食べようかなと、取り出しぼーっとしていたら、トンビに奪われた。
あんなに大きな鳥が、横をかすめてドーナツを奪っていたのに、少しもこちらの身体に触れないのだから、凄い…。
腹も立つのだが、まぁびっくりのほうが大きかった。

自宅に戻って、またもやポチが「やっぱり逗子はいいなぁ‥」と言う。
くるみが楽しそうなのが、印象的だったようだ。

私もポチも同じエリア育ちなので、自然の中で育つ子供が幸せ!と言う価値観を持っていない。
そんな話はしたことないけれど、下町団地育ちというのもそれなりに楽しいものだったからだと思う。

当然、子どもたちを環境の良いところで育てようと考えたこともなく、(そもそも自分たちの暮らした場所が、環境が悪いという認識がないから‥)、それぞれに別々の家庭で子育てしてきたわけだ。

ところが、これが犬のくるみになると「くるみはあっちのほうがいいよね‥」と真面目に話し合っているのがおかしいと言えば、おかしい。
傍から聞いたら、「犬より、子どもでしょ!」と叱られそうだ。

まぁ、二人とも過保護に育てられていないということかもしれないし、そういう環境で育ってもあまり社会に出て、不利だったという目にも合っていないんだと思う。
自分たちも何とかなったから、子供たちも自分たちで何とかするだろう…とどこかで思っているのだ。
そう言えば、二人とも教育熱心でもないのは育った場所の影響も大きいんだろうなぁと思う。

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