逗子日記:二〇二二年四月 鴻雁北(こうがんかえる)

5時起床。
ここ数日、朝の散歩は6時前に家を出て逗子海岸に向かい、そこでゴミ袋1つ分ビーチクリーンという名のゴミ拾いをして、ラジオ体操に参加して帰宅‥というのが続いている。

週末前までは、海から流されてきたゴミが上がってくるのだけれど、週末になると遊びに来たであろう人々のゴミに変わっていく。
これから温かくなってもっと人が増えていくにつれて、飲食とタバコの吸殻といったゴミが今年も増えるだろう。

くるみ(ミニチュアシュナウザー 4歳)は、家で私と2人きりなのも退屈なのか以前よりも、海岸でおやつをくれる人に懐いている気がする。

以前暮らしていた下町で、ご近所の人がトレーニングをしてくれたおかげで、「待て」と「おすわり」がある程度できる。
これがラジオ体操に参加している年配者にとてもウケが良くて、おかげで沢山の方に話しかけていただける。

朝のうちに週次レビューに手を付け、午前中早めに買い物へ。
まずはドラッグストアで、逗子の指定ごみ袋を購入。
次はお豆腐屋さんで生揚げと絹豆腐を買う。
いつも行列しているか売り切れでしまっている和菓子屋さんが、珍しく空いている様子だったので、草大福を1つ買ってくる。

直売所では、筍が出ていて気になった。朝どれだったら間違いなく買ったが、昨日の朝のものらしくてちょっと保留に。
小松菜、水菜、トマトを買って帰宅。
近くのスーパーのお野菜は、どうも香りがしなくて味が薄く、料理意欲がわかないので、最近は直売所で売っているものを中心に献立を組んでいる。
自分のためだけの料理だから、「また小松菜〜」などと言われることはないのが有り難い。

とはいえ、直売所だけだど本当に旬の野菜しか入らないし、このへんで作っているものだけしか手に入らないので、スーパーももちろん大事。紫蘇とか常備品だし…。

満開になった桜を縁側で眺めながらぼんやり。
最近、縁側でぼんやりしている時間が増えたのは温かくなったせいもあるけれど、鳥の声が気持ち良いというのも大きい。
当たり前だが、鳥は木のあるところにくるんだな‥と改めて知った。
縁側といっても、我が家の場合、外縁じゃなくて内縁だから、ますます過ごしやすい。

桜を眺めているだけで30分ぐらいあっという間だ。
こうしていると、花見なんかもあちこちの会社で参加していたが、花なんてほとんど見ていなかったんだなとよくわかる。
ただ、背景に桜があって、肌寒いなかで呑んだり食べたりしながらいつもの話をしているだけだ。
口実としての「桜」。
そういうところに口実が必要なのが、人間というものの可愛いところだよな‥。

卒業制作の参考になりそうだと思い、図書館で借りてきた「街角で見つけた、デザイン・シンキング」を読み始める
雑誌の連載をまとめたもののようで、海外の街で見かけたデザインなどがあれこれ紹介されていて、軽く読めるけれど参考になることもあって面白い。

後回しになっていた読書会の開催報告記事に着手する。
当日の録画を見ながら書き起こすのがいつものパターン。
この回は自分でファシリテートしたもので、正直あまりうまくファシリテートできなかった印象が残ったものだ。

受付開始:サードプレイス #15 課題本「実力も運のうち 能力主義は正義か?」

ただ、録画を見てみると参加者の発言がバラエティにとんでいて、そう悪くない回だったのかも…と思えてきた。
みんなてんでバラバラな話でまとまっていないのだが、そもそもまとまる必要もない。何かを決める会議じゃないのだから。
てんでバラバラで好きなことを思いつきで言うという意味では、この会は成功だったみたい。
読書会のような参加者が作りあげるタイプの会って、それ自体が生き物だから予定調和はないんだな。

早めのおやつ。
買ってきた草餅と玄米茶。
この玄米茶はちょっと蒸らしに時間が経つとあっという間に苦味が出る。
草餅の緑の香りが濃厚。美味しさって味だけじゃなくて薫りも重要。
逗子に移ってきて、よくお菓子を買って食べるようになったのは、作り手の顔が見える個人店が多いからだろう。都内にいるときは、いくらでもあちこちで美味しいお菓子は入手できたはずだけれど、ほとんど興味がなかった。

ここ数日晴天が続いているので、きっと地面も乾いているだろうと見込んで久しぶりに披露山散歩。
春の花があれこれ咲き始めていて、気持ちいい。それにしても山の花というのは、本当に地味なのでしょっちゅう行っている人以外は興味が持てないだろうな‥と写真をまとめてみて改めて感じる。

17時になったので、くるみにご飯をあげて本日は終了。

さて、晩ごはんどうしようかなぁ。

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