逗子日記:二〇二二年九月 草露白 (くさのつゆしろし)

3時過ぎ起床。
寝たのは21時過ぎだったので、さほど長く寝ていないけれど、昨日も昼寝をしているし、今日も間違いなく昼寝をするので、睡眠不足のはずがない。

起きてすぐに白湯を飲むというのが定着してきた。
就寝時は、寝室のエアコンを25〜26℃の除湿設定にしている。
朝、起きるとなんとなくカラダが冷えていて、白湯を飲むとその冷えが取れカラダがホッとする、気持ち良いから自然に定着したんだろう。

起きて最初にするのはその日のスケジューリングとタスクの確認。
ツールは手帳とDoit.imというアプリ。

まずはスマホのアラームを、各オンライン会議の30分前にセット。
打ち合わせは明日にずれたものが多く、今日は珍しく少なめ。
その他の大半の仕事は近々リニューアル予定のWebサイトの全体レビュー作業やプロジェクトの進捗管理がメインになりそうだ。

アプリの中で事前に設定しておいたタスクにプラスして、今日中にやっておかなくてはならないものを2、3追加。
表示されている本日のタスクは全部で26個(家事をのぞく)。
ここから優先度をつけ、現実的に今日は絶対ムリというようなものを延期したりという振り分けをしていく。
toggle trackを確認して、今週の全体のバランスを見ると、大学の勉強時間とブログを書く時間が仕事に圧迫されているのがひと目でわかる。

それから紙の日記をつけて、アプリで昨日片付けた家事(魔法の家事ノート)、習慣づくりのアプリの確認(DotHabit)、記録しておきたいこと(最後はいつ?)をそれぞれつけておく。ここまで終えるのに、大体30分ぐらい。

だらだらとブログの記事を書いていたら、眠くなってきたので、5時過ぎに布団に戻って6時まで二度寝。
起きてみたら、夫と犬は散歩に出掛けていた。
縁側で、30分ほどヨガと瞑想。

このところ仕事が忙しいので、朝のうちにヨガかラジオ体操で身体を動かすようにしている。
朝のうちに身体を動かしたほうが一日長くエネルギーが持続する気がする。
ヨガを継続しているとカラダの可動域が少しずつ広がってくるのがわかる。

先週までの家計簿をつける。
夫の出張のたびに、一泊二日で4,000円食費として渡していると食費が微妙に足りないわね‥ということに今更ながら気づく。
その分、夜の外食を減らすとちょうど良さそう。
まともなところで、外食したくとも夕方以降は夫は仕事の対応で、ずっとスマホにかじりついているので、まともな飲食店には連れていけないし、私も楽しくない。
ランチぐらいでちょうど良さそうだ。

…というような話を、夫が作ってくれたトマトソースの全粒粉パスタを食べながら、朝食の席で話す。今日は現場に行くのをやめて、リモートで仕事は対応するようだ。
明日以降も長距離運転が多いから、疲れるんだろう。

母から突然の電話。
運営しているNPOのセキュリティの話を相談されるが、一口にセキュリティと言ってもものすごく幅が広いので、とりあえずは以前私の紹介しているシステムなら何でもOKという方に相談するよう伝える。予算がないから相談しにくいというのは、わかるが、セキュリティで問題起きると信頼全部なくすから、お金で買え戻せないんだけどなぁ。

中小企業に親身になってITの相談に乗ってくれて、知識が充分にあるインテグレーターって少ないんだろうな‥と思う。
持ち込まれる相談範囲は広いし、相手にIT知識がなさすぎて契約範囲がうまく切れないので、意味わからんクレームも出そうだし、何やっても根拠なく高いって言われそうだし、商売として成り立たせられる気がしない。
日本のDX化だとIT化を本気で推進したいなら、補助金を気が向いたらバラ巻くんじゃなくて、国やら自治体が何でも相談できる一本化した窓口を作るのがいいだろう。公共が窓口なら少なくとも騙されたのでは?と危惧する心配もない。
問題は公共にITが分かる人がこれまたいないことだ。

お風呂で、お客様の社内でリーダークラスに推奨されているというビジネス本をKindleでザーッと読むがなかなかひどい。
セミナー講師の方の書いた本のようで、この方のセミナーに出た方が復習として読むには、用語の整理を含め悪くないと思うのだが、書籍としてはかなり微妙。
現場で講師の熱量や勢いがあれば、受講生はなるほど‥となるのだと思うが、冷静に活字だけで見ると、説明がなんだかおかしかったり、やけに深掘りしている場所と浅い場所が混在しているというのは、如実に表れてしまう。例えば‥と出てくる例示が、なぜそれ?とか、科学的という言葉が何度も出てくるが、科学的根拠らしきものは示されず、心理学の研究でにこういう説があるとかチラッと紹介するだけだったり、単純に従業員からアンケートを定期的に収集して改善されているかをチェックするだけの話だったり。

著者ご自身がお客様企業でファシリテータで入っている間は、多分結果が出るんだと思うが、社内のメンバーのみでこの本を読んでこれをやるとなると、まぁ難しい。
社内で新しい改善活動を始めようとなると大体の会社は「またなんか始めたな‥」となる。
外部の人がわざわざくると、「お、うちの会社も本気かな‥」とか、社外の人の前ではシャンとするというのは本当によくあることだからなぁ。

後付を見てわかったが、これは大手出版社の名前と流通に乗せた自費出版(この手の形式は企業出版と呼ぶみたいだけれど、ようは出版社が出版したい本ではなくて、著者側がお金を払って出版社に出版してもらう本)らしい。だからまともな編集がついていなんだろうな。
コンテンツが悪いというよりも、編集がひどい。

「ビジネス書苦手で普段読まないんですよー。読むのがツラい」と聞いたけれど、そうじゃなくて、この本自体読むのがツラいこともわかり、読みこなせないというメンバーに同情する。

書籍というのは行きつ戻りつするものだから、セミナーや講演からそのまま文章に起こすのに、あまり向いていないと思う。かなり編集を入れないと読み物としてはツラい。
書籍じゃなくて、むしろE-Learningコンテンツにしちゃうほうが、細かい単位で区切られているのでストーリーに多少矛盾があっても、気にならないと思うんだけどな。

打ち合わせの大半が明日にずれこんだのと、レビューする予定のコンテンツがあがってこないので、外でランチにしましょうということになり、行こう行こうと思いつつなかなか入れなかったカウンターのみのイタリアンへ。

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何から何まで美味しかった〜。
帰宅後30分ほど、お昼寝して仕事再開。

夕方17時過ぎに新しいサイトの全体のレビューお願いします‥というのが制作会社からやってきて、えーっとそれで明日中にレビュー全部終わらせるの無理に決まってますよね…という状態。

この時間にこんな細かい仕事はもう無理なので、明日の早朝に回すことにする。(ちょっと見ただけでものすごく修正箇所多くて萎えた…)

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