逗子日記:二〇二二年十月 蟋蟀在戸 (きりぎりすとにあり)

4時前起床。
天気予報を見ると、今日は雨が降ったりやんだりで、この時間からずっと日中にかけて気温が下がっていくようだ。
外に出る用事もないし、一日仕事で机からあまり離れられないことを考えると着物を着たかったが、昨日準備する時間がなかったし、着物の衣替えも終わりきってないし、今日はパスしておこう。

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様々なことが落ち着いてきて、そんなに忙しくないはずだけれど、どうも家事も仕事も色々と片付いていない印象。
確かにこのところ気圧の変動が激しく体調を崩すことも多いが、気圧変動に良くも悪くも敏感になり、早めに頭痛薬を服用することで全く動けないというのも減っている気がするのだけれどな。

Weekly Reviewの記事を書きながら、たった一週間でも随分といろんなことがあるものだなと思う。
週の振り返りの記事を書くときに、過去の同時期の記事を見返すようにしているけれど、体調の崩しやすい時期とか急に寒くなる時期とかは、1年のサイクルでやっぱり同じようだ。

庭のホトトギスの花が、枝が伸びて垂れてきてしまっているので、少し伐って、同じく伸びすぎたローズマリーと花瓶に挿しておく。
庭の花を伐って花瓶に活けるのは、寿命を縮めているようであまり好きになれないのだけれど、このままにしておくと踏んでしまうだけなので。

予想外に時間のかかったWebサイトリニューアルのプロジェクトもようやく終わりが見えてきた。
このプロジェクトではその他にもとても良いニュースが入ってきて、遅延はあったが、結果的には良い結末にはなったのではないだろうか。
今回のリニューアルでオペレーションコストも随分と下げられたはずだし、オペレーションコストを削減するために、上層部に任せきるのではなく、現場でアイデアを出すという実践の場でもあったと思う。

夫が朝のうちにくるみ(ミニチュア・シュナウザー4歳)を病院に連れて行ってくれた。ダニ・ノミ用の薬をもらい、去勢手術の相談をしたら12月に手術になるようだが、3日間も病院にいるのだそうだ。
他は日帰りが多いと聞いていたので、ちょっとびっくり。
私が寂しいのはもちろんだが、我が家にきてから私も夫のいない場所で一泊もしたことないくるみも心配。

夫が在宅勤務で家にいるとお昼ごはんも作ってもらえるのがありがたい。
お昼ごはん作って食べて洗い物してとなると、かなりテキトーな食事でもトータルで1時間ぐらい掛かるので。

お互いに家事とオンライン会議を交互でこなす1日。

私は途中、溜まっていたアイロンがけを片付けて気分すっきり。

図書館から借りてきていた「東京會舘とわたし」を読了。
上下2冊あるが、全く飽きることなく最後まで楽しく読み通せた。

連作短編という私の好きな形式なのもあるだけでなく、1990年代は銀座で早めの食事をしてから、2軒目はは東京會舘のバーでカクテルというのはお気に入りの夜遊びコースだったので東京會舘という場所には思い出が多い。当時は2軒目といえば、そういえばカクテルかウィスキーだった、アルコール度数が高いお酒をショットグラスで飲むのが好きだったが、今はもうそんな飲み方できないだろう。
そもそも夜遅くに銀座をぶらぶら歩くのも、昔ほど楽しく感じないだろうな。
銀座も変わったけれど、それ以上に自分が変わった。

夕方は家族みんなでお散歩。
夫は仕事の懸念事項が少し進捗したようで、眉間のシワも表情も少し緩んできた。
ひんやりとした空気の暗い感じの空。

晩御飯は大量にあるきのこを食べ尽くすために、今日はきのこ鍋。昨夜は燗酒だったので今日はビールかな。

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