逗子日記:二〇二三年五月「竹笋生 (たけのこしょうず)」

5時起床。
ここ数日、雨が続いていたが、今朝からお天気回復。

今日こそ、くるみ(ミニチュア・シュナウザー5歳)と私達の運動不足を解消しようと、最近お気に入りの朝から葉山散歩。
逗子海岸、森戸海岸、森戸神社を通って、最後はまた逗子海岸から帰宅するというコース。

このコースだと大体1万3000歩ぐらい朝だけで歩けてしまう。
暑くなるとなかなか難しくなるので、今の時期だけのお楽しみ。
今日は富士山もくっきりと美しく見えた。

森戸海岸の方からのほうが、大きく見えるけれど。

逗子海岸だとセットで、江ノ島も見られるのだ。

なんだか妙にバタバタしていて、仕事も大学も全然片付かない。
英語のチャットが朝からやたらに届くせい?
チャットは、省力した英語が多いのとスピード感が必要でどうにも苦手。このあたりは、15年ぐらい前から全く進歩していない。勉強していないんだから、進歩するわけもない。

このところお天気悪かったので、洗濯をまとめてしているのと、布団や座布団を干したりといった家事にも微妙に時間を取られているような…。
こちらは久しぶりのお天気だから、しょうがないか。

あっという間にお昼になって、冷蔵庫の残り物で玄米チャーハンと、くるみ用の鶏むね肉を湯がいたときにできた残りの鳥スープをベースに、きのこと豆腐のスープを作る。

30分ほど昼寝をして、お気に入りの屋久島の紅茶を淹れて、Zoomで進捗確認の短い打ち合わせ。
ChatよりZoomのほうが表情もわかるし、聞き返せるし同じ英語でもまだマシだ。

岩波文庫の「老子」読了。

なんとなくトイレには、一度読んだ東洋哲学の本を置く習慣になり、次は「史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち」に差し替える。

飲茶さんの哲学本はわかりやすくてとても面白いので、あちこちで薦めてしまう。
久しぶりの再読に、文字の小ささが泣ける。以前、読んだときは気にならなかったのに…。

仕事は片づいたが、大学の課題に取り組む気に全くなれず。
提出期限は今週いっぱい、まだ38%ぐらいしかできていない。

今やらなくてもいいよね‥と思いながら、下駄箱の掃除をしたり、あちこちの押し入れの除湿剤を取り替えたりする。

そうこうしているうちに夕方の散歩から、くるみと夫が帰宅。

晩御飯は夫のリクエストで「ステーキ宮」でハンバーグ。
随分と久しぶりに行ったら、ロボットが配膳の手伝いをしていた。とはいえ、熱々の鉄板などは人が運んできている。
ロボットから、お客様が料理を自分で取り、自身のテーブルに載せるのが、本来の仕組みなのだろうが、鉄板に触って火傷などされても困るんだろうなぁ。

今のところ、おそらく大した人件費削減にはなっていないだろうが、コロワイドグループにロボットを導入したとなれば、大きな導入実績になるだろうから、メーカー側も相当値引きして販売しているだろう。
ファミレスというのは、基本段差がなくて通路と客席の間が広いことが多いから、ロボットのために内装変更もそう必要なさそう。

料理は作り終わっているのに、ホールに運ぶ人がいなくて冷めちゃうあたりは、解消できそうな気もするけれど、まだまだトライ&エラーの運用段階なのかな‥などと話しながら、少しずつ日が落ちて逗子海岸が暗くなっていくのを眺める。

微妙に飲み足りないので、もう一軒行こうかという話になるが、「ステーキ宮」から我が家の間には微妙に二軒目にちょうどいい店がなくて、コンビニでアルコールとおつまみを買って帰宅。

甘くて大量に飲んだら、間違いなく二日酔いになりそうな安いリキュールを飲みながら、読書。

図書館で先日借りてきたアン・タイラーの「この道の先に、いつもの赤毛」を読み終える。

若い頃は、この人の描く淡々とした日常生活の話に少しも興味が持てず、退屈に感じたが、この歳になって読んでみると、この人の作品に熱心なファンが多いことがよくわかる。
じんわりと何か温かいものが行間から入ってきて、読み手の心に滲みてくる。

原書で読みたいかも…とチラリと思ったりもしたのは、最近英語を毎日のように使うからの気の迷いのはずだ。(もしくは大学の勉強から逃げたい自己逃避)

まだ何冊か地元の図書館に所蔵があるようなので、のんびり読んでいこう。

昨年同時期

逗子日記:二〇二二年五月竹笋生 (たけのこしょうず)

昨年作った梅のシロップはまだ残っていて、時々お湯で割ったりして飲んでいる。
今年は昨年よりたくさん花も咲いたため、実も多い。紫蘇がいらない梅干しの漬け方をネットで見つけたので、梅干し作りをやってみようかな。

問題は、青梅の段階で結構実が落ちちゃうこと。

追熟の方法もあるようだけれど、うまくいくかな。
https://umeboys.net/aoume-tsuijuku/

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