逗子日記:二〇二三年八月 涼風至 (すずかぜいたる)

昨日から暦の上では秋となる立秋に入ったが、玄関の扉を開けるともわっとした湿気のある暑さ。
4時半でこれだとすると、今日も一日涼しい時間はなさそうだ。
くるみ(ミニチュア・シュナウザー5歳)も夏バテ気味なのか、昨日の夕方の散歩に続いて、今日も足取りが重い。

夜中に雨が降ったようで、通りの草花やベンチが濡れている。

窓を開けて夜の間のエアコンの空気を逃し、今朝の空気と入れ替える。


坪庭の紅葉の先がほんの少し赤くなっていて、少しずつではあるけれど、秋が訪れる気配がやってきている。

昨晩は娘夫妻のお店の3周年記念&娘の誕生日で、お店は常連のお客様ばかりでにぎやかだった。
この日はいつもと異なり食事メニューは中華で構成されていたのも目新しくて楽しい。

昨夜の記憶を反芻しながら、昨夜撮った写真を眺めてみたら、料理の写真が2枚しか無くて燗酒で飲んだ一升瓶の写真ばかり。

 
美味しい食事あるある…。
「わー、美味しそう」と箸をつけてしまってから、写真撮り忘れたことに気づくというやつだ。

それにしても、自分が52歳なのは全く違和感を感じないが、娘が32歳というのはどうもしっくりこない。
いったいいつの間にそんなに時間が経ったのだろう‥。

病院で処方された補中益気湯を飲み始めた。
夏風邪をひいてから、体重が下がったきり戻らないため、疲労回復と食欲増進に効果があるこの漢方、昨日からとりあえず朝食後にお湯で溶いて一包飲むようにしている。
なんとなく気持ちも身体も少し楽になったような気はする。

食欲がないというよりも流れとしては、風邪の後から、体力・気力が落ちて、食事の用意をするのが面倒くさく感じられ、そのまま食べずにいたら、胃が小さくなってしまったのか、あまり空腹感を感じなくなってしまったという感じ。
出されればちゃんと食べられるのだけれど、一人だと面倒で寝てしまう…。

昔の上司から、「老い」というのはリニア(直線的)にくるのではなく、ガクンと突然レベルが一段変わるんだよ‥と言われたことがあるが、これがそうかもしれない。
そう考えると老眼も、このところ急に進んだ。
気がついたら、老眼鏡無しで仕事をすることがなくなっている。
とはいえ、それが嫌なのか?と言われると、そうでもなくて、なるほどこれが皆が言っていたことなのか‥と、体感を伴う理解に面白がっている部分がある。
(まぁ、まだその程度だからという話なのかもしれないが)

仕事の合間に、塩麹と醤油麹を仕込む。


肉や野菜を漬け込むのにしょっちゅう使うのだが、買うとそれなりの値段がするので、乾燥した米麹を買って作ることに。
とりあえずは乾燥麹についてきたレシピで混ぜてみた。
明日から一週間〜10日ぐらいかき混ぜるとできるようだけれど、気温が高いからもっと発酵も早いのかも。

在宅勤務の夫は、今日は少し休めるかなぁ…と週初めに言っていたが、また色々あったようで、今日は一日ガリガリ仕事をするというので、お昼はそれぞれ。
なるべく邪魔にならないようにお互いに部屋を完全に分けて仕事中。

体調不良からすっかり滞っていた卒業制作に再度着手。
なるほど、これPHPのプログラムが組めるようにならないと駄目なやつでは…となり、とりあえずUdemyを申し込んでおく。
ちょうどセールにあたったようでかなり安かった
(Udemyのセールって全員対象なのか、それともアルゴリズムで特定のユーザーにセールに見せているのか、どうもよくわからん)

トリミングサロンから戻ってきたくるみは、お腹のあたりの毛をだいぶ短くカットしてもらって少し涼しそうになってきた。

夕方近くになって、英語の資料がまとめてドサッと送られてくる。
優先度の高いものだけ送ってくるというような気遣いがないから、まとめて送ってきて、挙げ句の果てに肝心なものが入っていないというケースも多い。
(海外との仕事あるある)
これは明日以降に。

過去の同時期

逗子日記:二〇二二年八月 涼風至 (すずかぜいたる)

この直前ぐらいまで夫は自身の新規ビジネスにある程度楽観的で、術後のリハビリもあり、まだ現場(出張)にも出ておらず、このあたりから出張がスタート。
まぁ、私がまずは現場見てこい‥としつこく言ったというのもあります。
今や休みほとんどなくというのが、結構長いこと続いていますなぁ。

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