逗子日記:二〇二四年二月 黄鶯睍睆(うぐいすなく)

4時半起床。
なんだかここ数日喉の調子が悪い。加湿器をつけて寝たけれど、今朝は随分と喉がいがらっぽい。
うがい薬をいれた水でうがいをして、漢方をのむ。
なんだか風邪っぽい症状もあるので、いつもの漢方にプラスして麻黄附子細辛湯もお湯で溶いてのんでおく。

夫がくるみ(ミニチュア・シュナウザー5歳)の散歩に出ている間に、土鍋で玄米を炊き、冷凍庫にためておいた野菜くずでベジブロスを作っておく。
ぬか漬けは人参と大根を出して用意しておく。

朝食の席で、夜はモツ鍋にしたいがまともなちゃんぽん麺が手に入らない‥と夫がいうので、ネットで検索してみた。
そもそもちゃんぽん麺は小麦にプラスして、許可がなければ使えない特殊な化学薬品が入っているので、長崎でしか作っていないのが普通らしいというのを初めて知った。

私は普通の太麺の中華麺でも良いのだが、夫は若い頃当時モツ鍋ブームの火付け役だった店で仕事をしていた時期があり、モツ鍋についてはうるさいのだ。

長風呂しながら、Kindleであさぎりさんという方の武術の本を読む。(武術というのか、古武道というのかそのあたりがよくわからないのだが…)

このところ、首と肩の凝りがひどくて、多分寒さのせいで身体に力を入れるのがいけないのだろう…と、何かヒントはないかなと思い、「脱力」というキーワードで、調べたら、この方の本がたくさん出てきて、いずれもKindle unlimitedで読めるようなので、1ヶ月Unlimitedに入会して読んでみた。

変に力が入ってしまう‥というのと、ここ最近気づいたのだが、どうも私は集中してしまうと呼吸を止めてしまう癖があって、これも良いことではないような‥と思っていたところ、呼吸の本もあってちょうどよかった。

「凹ます」とか「張りを作る」とか、どうもテキストだとピンと来なく実践が難しい部分もあるけれど、なんとなく言いたいことはわかる。何冊もあるので一通り読んでいたら、1時間半ぐらいお風呂に入ってしまっていた。

お風呂から出て着物に着替えているうちに、夫のZoom会議が居間で始まったようだ。
居間を占拠されてしまっているので、掃除は明日に回して確定申告を進めることにする。

確定申告作業は、数年前から自分用のマニュアルを用意し、注意事項を記載して毎年のようにアップデートをかけているので、作業を始める際のハードルが下がってきた。
始めてみれば頭を使う部分も少なく黙々と手を動かすだけなので、そう面倒でもないのだ。
結局のところ。

妹から入院中の母の様子について連絡があり、術後の経過も順調だとのとことで一安心する。
今週は母の手術もあったし、夫の腫瘍の検査結果の説明日でもあって、なんだか随分と緊張したけれど、どちらも問題なくてホッとした。
その一方で、孫2人が整形外科に通うような怪我をしたりするハプニングも。大して身内が多いわけでもないけれど、自分の年回りのせいもあって色んなことが起こる。

夫の会議は13時に終わり、そこからお昼ごはん。
お昼ごはんは、お気に入りの純連の味噌ラーメン。いつもことだが、キムチ肉野菜炒めが麺の上には乗っていて、かなりのボリューム。
食べ終わったら、すっかり眠くなってしまい2人とも30分ほどこたつでうとうと。

寝起きはスッキリしているけれど、なんだかうっすら目眩がするので、今日の図書館は行くのをやめて自宅で版下作りをすることに。水筒に用意しておいた黒豆茶は夕食時に回す。

作業にかかる前にコーヒーを淹れて、夫の作ったフルーツレモンのレモンピールをおやつに一緒に縁側コーヒー。
玄関脇の白梅はすっかり、散ってしまったが、庭にある薄いピンクの梅は蕾が大きくなってきたところ、一輪だけ小さな花が咲いているのを見つける。どうも夫は未だに桜の木と梅の木の区別がつかないようだ。
来週は温かいらしいから、一斉に開くかもしれない。
ふきのとうはもう少しかかりそう、今年はなぜかリュウノヒゲがまだ青い実をつけない。
今の庭は水仙と次々に開いていく山茶花が主役だ。

縁側の内側には、ご近所さんからおすそ分けしていただいたパセリ。
こちらは外に出すとアブラムシがつくと教わったので、自宅で栽培中。

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昼寝とコーヒー、もしくは糖分のおかげなのか、頭がスッキリして作業がはかどり、いくつかは発注もかけられた。
今回の卒業制作に関連して、印刷業界のDXの浸透ぶりに随分と驚かされた。多分、IT業界でDXコンサルタントを名乗る人たちも案外知らないのではないかと思う。

大学の若い人たちに聞くと、とにかくコミケやら推し活やらでグッズを作る個人がたくさんいるので、そういった人たちへの細かい対応をする印刷屋さんが急増しているらしい。
推し活の仲間同士で、お互いの推しのグッズを制作しあってプレゼントし合ったり、イベントでの活動グッズを作ったりするそうだ。
そのような需要に小ロットで細かいリクエストやギリギリの納期に対応できるのが、実は中小の印刷屋さんだったりするらしい。

全部を無理やりデジタルにするのではなく、デジタルとアナログを適材適所で使い分けているところも素晴らしい。
結局必要だと思えば、人はちゃんとデジタルを取り入れて活用するんだな、国や大手システムベンダーが旗を降らなくてもね。
まぁ、小さい会社のほうが新しいものを取り入れるのに、政治的な社内調整や稟議が必要ないのも大きいとは思う。社長さえ納得すればOKだろう。

図書館から予約が回ってきた「なぜ美を気にかけるのか 感性的生活からの哲学入門」を読む。
他の図書館から取り寄せてもらったもので、貸出延長ができないため他の本をいったん止めて、読み始めた。
一見、とっつきにくい本だけれど語り口は平易。でも、その読みやすさでスルスル読んでしまうと、大事なことを落としてしまうタイプの本。
3人の論者が美的選択について、それぞれの論を展開しあうので、メモをしないと誰が何を主張していたのか、混乱してしまいそう。

今週は雪が降ったり、あちこちへの移動が多かったので着物を着たのは今日だけ。
洋服と着物を比較すると、洋服は一部だけ暑すぎたり寒すぎたりするのだけれど、着物は全身の温かさが均一な感じ。
冷え性な私にはやっぱりこのほうがラクなようだ。

昨年同時期

逗子日記:二〇二三年二月 黄鶯睍睆(うぐいすなく)

今年もウグイスはまだ鳴いていない。
今の時期は、メジロをあちこちで見かけるし、時々我が家の庭にもやってくる。やっぱり今年は昨年よりも、少し暖冬で且つ春が来るのが早そうな気がする。

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