JCB-TASAKI-ペニンシュラ-劇団四季 という社会見学(2)

遅くなりましたが、前回の続きです。 TASAKIでお買い物の後は、ペニンシュラでランチが用意されていました。 何度か上の階に食事には来たことがあるのですが、このホテルってちょっと位置づけ半端なんですよねぇ。 なんつっても、帝国ホテルのすぐ近くですし、外人さん方は近辺だと三越前のマンダリンオリエンタルとか、汐留のコンラッドとかのほうが好きみたいだし、ロケーションは決して悪くないと思うのですが、全体に […]

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JCB-TASAKI-ペニンシュラ-劇団四季 という社会見学

箱根駅伝の朝。 私と母は銀座に向かった。 ことの次第はこうだ。JCBカードの会員である母親のところに、午前中に宝飾店に行き、お昼はペニンシュラで食べ、午後は劇団四季のオペラ座の怪人を観ませんか、(お一人¥7,500)という招待状…と書いてあるダイレクトメールが届いた。。 うーむ、この不景気で新たな顧客開拓も難しくて、なるほどJCBのリストを買ったのね。 まぁ、少なくともカード審査ぐらい通るぐらいの […]

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はじめの一歩を踏み出そう

久しぶりに本を読む気力と時間が戻ってきたので、あれこれまとめて東京堂書店で購入してきたのだが、うーん、文章読解力が著しく落ちているような気がする。そうか、そういう能力は活用していないと落ちるものなのか? 軽いものだけ(中身も量も)読んでいると、ちょっとした我慢ができなくなる。本を読むのが面倒くさくなる。 その本自体がダメなのか、それとも本を読んでいる自分がダメなのか、いまひとつわからなくなる。 読 […]

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銃・病原菌・鉄(上) 1万3000年にわたる人類史のなぞ

「ピュリッツァー賞」、「国際コスモス賞」(←この賞はなんだかググってみてもよくわからなかった)、そして朝日新聞「ゼロ年代の50冊」にて、村上春樹の「海辺のカフカ」を抑えて、見事1位。 ・・・という何やら、すごい本。 副題を見ても、なんだか難しそうな歴史とか、文明の話って感じー。 ・・・・と敬遠することなかれ! 私たちの1万3000年の謎を著者の持つ生物学、文化人類学、言語学などの知見によって非常に […]

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仕事はどれも同じ 「今やっている仕事」を「やりたい仕事」にする方法

books

以前にも書いたが、ビジネス書はできるだけ、翻訳物を読むようにしている。日本人の書いたものだと視点が同じであまり大きな発見がないから、というのと、翻訳というコストを掛けてまで読む人がいるだろうというスクリーニングが出版元から行われている時点で、その本は結構まともな本じゃないかと思うからだ。 もう一つ気にかけていることが、それはできればアメリカ人が書いた本じゃないものを選ぶということだ。アメリカの情報 […]

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ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか

books

刺激的なタイトルだ。 丸善(お茶の水店)の店頭で手に取り、思わず深く頷いてしまった。 そして、想像した。自分の中から「先延ばし癖」がなくなったら、どんなに素晴らしいだろう…と、それと同時にこれまで自分が先延ばしをしてきたことで、生じたトラブルが次々と回想される。 あまり考えることなく、レジで清算してもらい、早速オフィスで読み始める。きっと先延ばしを改善するためのすぐにできるHowTo満載なのだろう […]

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コーチング心得帳

ここ数週間、これからコーチになりたい!という方の練習のために、クライアントを役を何度かお引き受けしました。 クライアントとして、頭を整理してもらうことも有難いし、何よりも他の方のコーチングの仕方を見ることで私自身が勉強になることがたくさんあります。 そんな得難い経験の中から気づいたことを以下に書いていきたいと思います。 1.聞き上手だけではダメ。 コーチングはクライアントの話を引き出すことによって […]

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混沌に立ち向かうということ

慶応丸の内シティキャンパス主催による内田樹先生の講演に参加してきました。 90分の講演は本当に多岐にわたってあちこちの分野のお話を伺いました、自分の備忘録として以下にメモを残しておきます。 仏文学者でありながら、世相についてあれこれ発表されている先生の情報ソースは日本の新聞4紙のみ。 読んでいて「何か嫌な感じ」を受ける記事について、欠落情報は何かというところから考えて様々な見方をまとめていらっしゃ […]

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敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人

1945年(昭和20年)8月、日本は終戦を迎えた。 終戦後は大きな混乱や貧困を経たのちに、私たちは高度経済成長を迎え、そして昭和の終了、平成と至る。 終戦後の日本と経済成長の間に何があったのか? アメリカのGHQがやってきて、天皇制度が残り、でも主権は国民にあるという形になった。女性参政権も認められた。 ざっくりと高校までの日本史で教わったことはそうだった。 私の個人的な印象では、学校の歴史の教育 […]

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