逗子日記:二〇二三年五月 蛙始鳴 (かわずはじめてなく)

4時前起床。 風が強く、風の音が晩からずっと耳ざわりであまりよく眠れず。 ドクダミが小さな白い花をつけ始め、梅の実がどんどん大きくなってきた。あじさいも蕾が大きくなりつつある。 海岸方面にくるみ(ミニチュア・シュナウザー 5歳)と散歩に出るが、強風で砂が顔に当たり痛いので、海岸には入らないことに。 ご近所の家の軒先にはあちこちにウェットスーツがぶら下がっている。 これだけ風が強いと、波がほとんど立 […]

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逗子日記:二〇二三年四月 牡丹華 (ぼたんはなさく)

爆弾低気圧による頭痛で目が覚める4時半。 今日の逗子は最高風速9メートル、午前中は雨もザーザー降るような予報だけれど、5時になったら鳥の鳴き声があちこちから聞こえてきたので、このタイミングでくるみ(ミニチュア・シュナウザー 5歳)の散歩に出る。 この犬は、外でしかトイレをしないので、天気予報のチェックはとても頻度が高い気がする。 雨雲レーダーより、ずっと信頼できるのがこの鳥の鳴き声。聞こえてくると […]

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逗子日記:二〇二三年四月 霜止出苗 (しもやみてなえいずる)

今日のお酒

目が覚めたら、5時過ぎだった。昨晩は退任した顧問先のメンバーと丸の内でワインを飲み、帰宅はほぼ終電に近い時間だったわりには早起きだ。起きたら、洋服のまま寝ていて、化粧はかろうじて落としていたが、お湯で丁寧に落とさないとならないマスカラは微妙に落ちていない。 随分と飲んだのか、なんだか頭が少し重い。ポチ(夫)に甘えて朝ごはんを作ってもらう(玄米、大根ときのこの味噌汁、カマスの干物、きゅうりのぬか漬け […]

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受付開始:サードプレイス #22  課題本「自己啓発の罠: AIに心を支配されないために」

自分のスキルや能力を伸ばしたりするのは、本来楽しく充実感のあるものですが、どうもここ最近何かに追い立てられるようになっているような。 そして、何かの能力を身に着けても、そこには満足感以上に、さて、次は何をしなくちゃならないんだ?と思うことしばし、そんな中で読んだこの本には、今の自己啓発を取り巻く社会の構造について考えさせられるものがたくさんありました。 【開催概要】 日時:2023年7月1日(土) […]

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逗子日記:二〇二三年四月 葭始生(あしはじめてしょうず)

5時起床。 新しい仕事の依頼の連絡がきていて、ざっと見る。 納期が微妙にタイトだけれど、必要なヒアリングはある程度できているようなので、イケそうな感じ。 とりあえず、今日中にできるところまでやってみることにする。 夫は昨日から仕事で不在のため、くるみ(ミニチュア・シュナウザー5歳)と逗子海岸まで散歩。ビーチクリーンを一袋分して、ラジオ体操。 逗子海岸映画祭の工事が始まり、おしゃれなテントの屋根も見 […]

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逗子日記:二〇二三年四月 虹始見(にじはじめてあらわる)

6時起床。 昨晩は久しぶりに冷酒を結構呑んだけれど(普段日本酒は熱燗しか呑まない派)、今のところ二日酔いの兆候はなし。 とはいえ、最近は昼頃になって具合が悪くなることも多く、油断禁物。 筋肉痛ではないが、歳を取ると症状が出るのが遅くなるのだろうか。 朝から雨降り。 ポチ(夫)は7時過ぎから雨の中を運転して出かけていった。昨日のホットサンドの朝ごはん以降、一緒にご飯を食べていないが、次に一緒にご飯を […]

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読書メモ:たりる生活

books

作家の群ようこさんが「前期高齢者(このキーワードは本の中で繰り返し出てくる)」となり、広い家から、荷物を手放し、家賃を下げて手狭な部屋に引っ越しをする。 これにまつわる物件探しから、モノの断捨離、そして引っ越し手続き、その後の片付けまで、著者のいつものリズムとテンポで書かれていて、とても読みやすい1冊になっているがこの「たりる生活」という本だ。 どのエピソードも身近に感じるものばかりだが、とりわけ […]

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逗子日記:二〇二三年四月 鴻雁北 (こうがんかえる)

5時前起床。 庭の皐月(サツキ)がきれいに咲きだした。いくつか皐月の木があるのだけれど、昨年は全部はきれいには咲かななかったが、今年はどうだろう。 昨年までは感じなかったのだが、お隣との境界側にある曇ガラスの窓から入ってくる朝の光で目をさますことが増え、これはカーテンをひいたほうが安眠できるのではと気づき、以前同じように使っていた突っ張り棒とカーテンをかけてみた。 やっぱりこの方が安眠できるようだ […]

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